一万の聖剣を持つ精霊
お出かけ (おまけ)
窓から朝日が射し込む。その眩しい光で俺は目を覚ました。時間は8時位だろうか、もう王国中は夜の静けさを忘れて活気ずいた声が聞こえてくる。
「あ、リョーマやっと起きたんですか?」
「あぁ、すまんな。昨日の夜は剣の補充をしてて寝るのが遅くなった」
それよりも、俺の目の前にはお風呂上がりであろうイルミナがいた。いつもの可愛らしい姿ではなく、少し色っぽく見える。
「ねぇリョウマ、今日は買い物に行きたいです!」
「買い物? 買い物ならこの前行ったじゃないか」
「この前は...、迷子の子の親探しであまりゆっくりできなっかたから、もう一回行きたいんです...ダメ..?」
イルミナは何故か少し恥ずかしそうに言ってきた。
「はぁ...、分かったよ。学園への入学が決まったんだ。入学祝いで何か買ってやろう」
「やったぁあ♪」
俺とイルミナは直ぐに支度を始めた。
お金の管理は俺がしている。何故なら収納スキルがあるからだ。だけど、全部を保管している訳では無い。しっかりとイルミナにお小遣い(?)は渡している。
支度を終えた俺達は早速商店街へと向かった。
異世界には、前世の地球とは違う文化があるわけで、必然的に衣食住が変わってくる。
今、俺とイルミナは服を取り扱っている店に来ていた。先程も言ったように、文化が違うので衣食住も変わる。見た目は...ほとんどコスプレと変わらない。
「ちょっと店員、ここは試着ありか?」
「はい、もちろん大丈夫ですよ」
これは行ける...!
「イルミナ! 少しこれを着てみてくれ! 絶対似合う!」
「ふぇ!? そ、そうかな...」
俺が渡したのは青色のチャイナドレス。俺はオタクと言われたらそうでは無いが、男的にくすぐってくるものがある。
「こ、これで良いのかな…? ちょっと足が見えて恥づかしいよ...//」
彼女は顔を真っ赤に染めて少し俯いていた。いつものイルミナよりも可愛く見える。
「イルミナ! これも!」
「まだ着るの!?」
...一時間後...
結局、服を沢山買ってしまった。イルミナの私服も買ったが、またいつかは着て欲しい。
俺は今、イルミナに引っ張られていた。
「どこ行くんだ? イルミナ」
「それは内緒です...♪」
袖を引っ張られながら俺はついて行く。
着いた場所は、少し小さな宝石店だった。
「ここで買いたい物があるんですよ」
「そうなのか?なら俺が買ってやろうか?」
「いいの、自分で買うから。リョーマは他の物を見てて」
俺はそんな事を言われたので商品を見て回ることにした。
「ん? これイルミナに似合いそうだな」
俺が手に取ったのは一つのネックレスだった。中には青色の魔法石がはめ込まれている。自分で作ることも出来るが、魔法石の入手方法が俺には分からない。
ネックレスを神眼で鑑定してみた結果、どうやら魔法石が魔力タンクになっているらしく、割ったら魔力を体内に補充出来るらしい。
俺はイルミナに隠れてこっそりと購入した。
「あ、やっと出てきましたよ〜」
店の前ではイルミナが待っていた。
「すまんな、面白いものが沢山あったからつい遅れた」
するとイルミナはもじもじと恥ずかしそうにこちらを見てきた。
「あのねリョーマ...これあげます! いつもお世話になってますから...//」
渡してきたのは一つのイヤリングだった。
「これを? ...ありがとうな」
俺は早速イヤリングを手に取って耳につける。
「どうだ? 似合うか?」
イルミナは満面の笑顔で頷く。少し俺も恥かしくなってくるな。
「そうか、実は俺からもプレゼントがある。お前に似合うと思うんだ」
ネックレスをイルミナの首につけてやる。
「わぁ、こんな綺麗なもの...いいのですか?」
「あぁ、お前のために買ったんだ。断られた方が困る」
「あ、ありがとうです...//」
嬉しそうにするイルミナを見ると、俺もつい笑みが零れてしまう。
こんな日もたまにはいいかな。
--------------
どうも皆さん、私です! 今回のおまけは少し長くなってしまい申し訳ございません。ここから学園生活に入ります。 いつも読んでくださる読者さんには感謝の一言でしか表せません!(๑° ꒳ °๑)これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!
「あ、リョーマやっと起きたんですか?」
「あぁ、すまんな。昨日の夜は剣の補充をしてて寝るのが遅くなった」
それよりも、俺の目の前にはお風呂上がりであろうイルミナがいた。いつもの可愛らしい姿ではなく、少し色っぽく見える。
「ねぇリョウマ、今日は買い物に行きたいです!」
「買い物? 買い物ならこの前行ったじゃないか」
「この前は...、迷子の子の親探しであまりゆっくりできなっかたから、もう一回行きたいんです...ダメ..?」
イルミナは何故か少し恥ずかしそうに言ってきた。
「はぁ...、分かったよ。学園への入学が決まったんだ。入学祝いで何か買ってやろう」
「やったぁあ♪」
俺とイルミナは直ぐに支度を始めた。
お金の管理は俺がしている。何故なら収納スキルがあるからだ。だけど、全部を保管している訳では無い。しっかりとイルミナにお小遣い(?)は渡している。
支度を終えた俺達は早速商店街へと向かった。
異世界には、前世の地球とは違う文化があるわけで、必然的に衣食住が変わってくる。
今、俺とイルミナは服を取り扱っている店に来ていた。先程も言ったように、文化が違うので衣食住も変わる。見た目は...ほとんどコスプレと変わらない。
「ちょっと店員、ここは試着ありか?」
「はい、もちろん大丈夫ですよ」
これは行ける...!
「イルミナ! 少しこれを着てみてくれ! 絶対似合う!」
「ふぇ!? そ、そうかな...」
俺が渡したのは青色のチャイナドレス。俺はオタクと言われたらそうでは無いが、男的にくすぐってくるものがある。
「こ、これで良いのかな…? ちょっと足が見えて恥づかしいよ...//」
彼女は顔を真っ赤に染めて少し俯いていた。いつものイルミナよりも可愛く見える。
「イルミナ! これも!」
「まだ着るの!?」
...一時間後...
結局、服を沢山買ってしまった。イルミナの私服も買ったが、またいつかは着て欲しい。
俺は今、イルミナに引っ張られていた。
「どこ行くんだ? イルミナ」
「それは内緒です...♪」
袖を引っ張られながら俺はついて行く。
着いた場所は、少し小さな宝石店だった。
「ここで買いたい物があるんですよ」
「そうなのか?なら俺が買ってやろうか?」
「いいの、自分で買うから。リョーマは他の物を見てて」
俺はそんな事を言われたので商品を見て回ることにした。
「ん? これイルミナに似合いそうだな」
俺が手に取ったのは一つのネックレスだった。中には青色の魔法石がはめ込まれている。自分で作ることも出来るが、魔法石の入手方法が俺には分からない。
ネックレスを神眼で鑑定してみた結果、どうやら魔法石が魔力タンクになっているらしく、割ったら魔力を体内に補充出来るらしい。
俺はイルミナに隠れてこっそりと購入した。
「あ、やっと出てきましたよ〜」
店の前ではイルミナが待っていた。
「すまんな、面白いものが沢山あったからつい遅れた」
するとイルミナはもじもじと恥ずかしそうにこちらを見てきた。
「あのねリョーマ...これあげます! いつもお世話になってますから...//」
渡してきたのは一つのイヤリングだった。
「これを? ...ありがとうな」
俺は早速イヤリングを手に取って耳につける。
「どうだ? 似合うか?」
イルミナは満面の笑顔で頷く。少し俺も恥かしくなってくるな。
「そうか、実は俺からもプレゼントがある。お前に似合うと思うんだ」
ネックレスをイルミナの首につけてやる。
「わぁ、こんな綺麗なもの...いいのですか?」
「あぁ、お前のために買ったんだ。断られた方が困る」
「あ、ありがとうです...//」
嬉しそうにするイルミナを見ると、俺もつい笑みが零れてしまう。
こんな日もたまにはいいかな。
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どうも皆さん、私です! 今回のおまけは少し長くなってしまい申し訳ございません。ここから学園生活に入ります。 いつも読んでくださる読者さんには感謝の一言でしか表せません!(๑° ꒳ °๑)これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!
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コメント
イルシオ
リア充爆発しろ!!
夢野つき
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頑張れ著者さん
もっと長くてもいいですよw