一万の聖剣を持つ精霊

夢野つき

一章 転生 Ⅰ

...
...「おい...
...「おい、起きるのじゃ」...

 なんだろう、声がする...
 俺はゆっくりと目を開けた。

「おっ、やっと起きたか。」

 体がふわふわするような感覚がするなか、目の前に一人の老人が立っていた。出来れば起きた時、美少女が居たとかならよかったと思いながら話しかけてみた。

「あのー、ここは?」
「天界じゃ」

何言ってんだこの人、精神科行ってこい。と思っていると少し怒ったような顔をした。

「おい、今ワシを罵倒しただろ」

は?なぜわかった?

「なんでわかったと思ったじゃろ。そりゃそうじゃなんだってワシは神じゃからな」
「...マジで?」
「マジじゃ」

わぉ、目の前に神様がいる。俺死んだのかな?

「そうじゃ、お前は死んだんじゃよ、妹をかばって」

少しずつ頭がクリアになっていく。そうだ、俺はトラックに跳ねられそうになった妹をかばったんだ。

「神様!妹は!妹は無事なんですか!」
「安心せい、お主がかばったおかげで軽傷で済んでおる」
「よ、よかったー」

体から力が一気に抜けてる気がした。妹を助けれて安堵したからだろう。

「1つの命を助けれたお主にはこれからもう1つの世界に転生して貰う。わし的にもお主には幸せになって欲しいからの」

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