転生したら世界龍だった!?

血まみれ捨てワンコ

魔王城内部への侵入

「グローリアエンペラー!!」
「GROOOOOOOOOO!!!!!!!!」
「名前に対して見た目と詠唱不吉すぎんだろ!」
「GROOOOOOOOOO!!!!!!!!」
「ガァ!!!」
グローリーナントカって奴アイツに攻撃してるぞ!!
「スカイっ今のうちだ!!」
「おお!」
「召喚獣風情が!ナメてんじゃねぇぞ!!!!」
「GROOOOOOOOOO!!!!」
「グローリアエンペラーアレは魔界に住む理性のないバケモノだ。
種族的には我等と同じ龍種なのだがな。」
「まぁ見た目龍だもんな。」
「奴らが戦っているうちに魔王城に侵入しよう」
「ああ」


魔王城内部
「中は思ったより綺麗だな」
「そうだな」
「おいもう帰ろうぜ」
「?」
「あ、いやなんでもない」
分かってくれないもんだな
まぁ普通か
「貴様ら!何者だ!」
うわぁ何か面倒くさそうな中ボス的なやついるー
「ここは我等の王の御前魔王城であるぞ!そこに侵入など不届き千万!!」
「我が即刻死刑にしてやろう!!」
「焼却式八の陣 重戦士化!!」
「やべぇめっちゃカッチカチのゴリゴリになってるヤダーヤメテーユルシテー!!!!」
「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」
パァァァァァァァァァァァン
という音と共に俺らの目の前の奴が跡形も無く消え去った。
「あれさっきの強そうな奴は?」
何が起こったんだと困惑していると、
「武士王鎧武者疾風 等と呼ばれている東方のアンデットの骸骨を配置してみたのですが、
ただ喚くだけのゴミだったようですね。」
先程のモンスターの居た場所で微笑むスーツを着た男が言う
「なんだお前…」
と言うレオンの質問に対して男は
「私、この城で執事を勤めさせて貰っているセバスと言いいます。以後お見知り置きを」
と答えた
「執事?」
「はい。私、私魔王様のお傍に付かさせて頂いているのです。」
「私がッ!この魔王城で王の御身を拝められる唯一の存在ッ!!
私こそがッ!王のお傍に付くのに最も相応しい筈なのにッ!!貴様はそれを!!」
「待て待て何の話だ!」
「王は貴様を側近にしたいと仰られているのだ!」
「まじか!?」
「四天王も本当は貴様を捕える為に行かせた筈なのにまんまと負けてしまった。」
「だから貴様を捕えられるものは私しかいない。」
「だから俺を捕らえに…」
「だがしかし!四天王の全滅は王はまだ知らないだから今なら何をしても奴らに責任を負わせられる」
「王にはこう伝える世界龍個体名スカイは予想以上に強くなっており、
四天王も必死の抵抗をしましたが、相打ちに終わり双方全滅してしまいましたと!」
「王の隣は私が適任なのだ!」
「貴様らには渡さんぞ絶対に!!」
「恨むならそんな体に生まれてきた自分を恨むんだな!アハハハハハハ!!!!」
「うわぁなるとも言ってないのに勝手に決めて勝手に話進めちゃたようわー」
「あぁ?なんだとクソガキィ!!」
「貴様は王の右席に付きたくないのか!」
「うん」
「いや魔王の側近まずまともなやつならなりたくないと思うぞ」
「貴様ら王の魅力が分かる歳では無いか、だが王を侮辱した罪は重い!!」
「死んで償え!ゴミ虫がァ!!」

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