固有スキル【ステータス操作】で最強を目指そう‼︎

ひろピー

7話 ダンジョンに初挑戦!

 朝早くに起きて身支度をする。一階に降りて食堂へ行くと既に食堂のおっさんが朝食の支度をしていた。


 さっそく料理を注文すると、昨日受付にいた女の子がお盆に2人分の料理を乗せて運んできてくれた。朝早くから頑張っているんだな。


 今日の朝食はパンとベーコンエッグ、野菜のスープとサラダだ。朝食もとても美味い。





 朝食を食べ終えると、俺たちは早速都市の中央にあるダンジョンへと向かう。そういえばギルドの受付嬢から聞いたのだが、都市の名前はガルムとなっているが、ダンジョンとはなんら関係のないものらしい。


 しかも、ダンジョンはまだ完全に攻略されておらず、最高到達階層は34層なんだとか。


 俺たちの目標はこのダンジョンの完全攻略だ。いずれ誠也と優菜と魔王を倒しに行くと決めているからな。これくらいはできないといけないだろう。


 宿を出て20分ほどでダンジョンの入り口まで着いた。入り口は重厚な扉と壁に囲われていた。おそらく魔物対策をしているのだろうな。


 俺たちは入り口の前で互いに目を合わせてうなづき合う。準備もしっかり整えてきた、後はダンジョンに挑戦するのみだ。


 今日が俺たちの、最強への道の第1歩目だ________。



 階段を降りた先に広がっていたのは、辺り一面に広がる草原だった。周囲を容易に見渡すことができ、冒険者も何人かいて、魔物も見てとれた。


「それじゃあ、行こうかマリカ」


「はい!ハルヤ様」


 マリカの声が弾んでいる。マリカも今日のダンジョン攻略が楽しみだったのだろう。


 とりあえず近くにいる魔物と戦ってみようと思い、数十メートル先にいる魔物のところへと向かう。


 シルエットで何となくわかってはいたがゼリー状の魔物がプルプルも震えていた。


「これがスライムか…」


 昨日の夕食にも出た、あのゼリーをたまにドロップする魔物で、レベルの低い冒険者の誰もが最初に倒すと思われる魔物である。


「スライムは火が弱点の最弱の魔物ですが、油断は禁物です。追い込まれると体から酸を吐き出します」


「わかった。とりあえずは魔法を使って倒してみるとしよう」


 俺は手から火が出てくるイメージをする。すると手のひらの上に拳ぐらいの大きさの火が出てきた。それを目の前のスライムに向かって撃ち放つ。


 被弾したスライムの体が勢いよく燃えていき、やがてドロドロに溶けて無くなった。もともとスライムがいたところを見てみると小さな紫色の結晶が落ちている。全ての魔物が持っている魔石である。


 俺はフウっと一息つく、呆気なかったがこれが俺の初めての戦闘、そして魔法の使用である。ステータスを見てみると、流石にレベルは上がってはいないがMPがもともと10あったのが8にまで減っている。火の玉があと4発撃てる計算だ。


「初めての戦闘お疲れ様でした、ハルヤ様。大変お見事でした」


「ありがとうマリカ、この調子でどんどん行こうか」


 俺たちは新たな獲物を探して移動をする。事前に聞いていたのだが、この階層にはスライムしかおらず、適正とされるレベルも1と低い。次の階層はレベルが最低3と言われており、ひとまずは俺たちはレベル上げをしなければならない。


 ちなみに今、34階層に到達しているパーティの平均レベルは53とかなり上である。まだまだ先は長いが着実に強くなっていくしかないな。


 その後もスライムを狩り続け、1時間後には俺のレベルは3、マリカのレベルは4まで上がった。俺もマリカもステータスポイントは30、スキルポイントは20入っており、1レベル上がるごとにそれぞれ15、10ポイントもらえるようだ。


 すぐにポイントを振ろうとも思ったが、とりあえずステータスポイントだけ振って、スキルポイントはお互いの戦闘のスタイルを改めて考えてから振ろうということになったのでまだスキルポイントには手をつけていない。


 この階層ではこれ以上はレベルを上げづらそうなので、このまま2層へと向かうことにした。地図を見ながら進むとすぐに2層への階段は見つかった。


 地図についてなんだが、1から5階層までの地図はギルドで無料配布されていたのでありがたく頂戴していたのだ。





 2層は1層と少し違って、森となっていた。少しだけ視界が悪くなるが、2層自体が比較的明るく、木も密集して生えている訳では無いのでそこまで問題じゃない。


 周囲を軽く探索すると、さっそく魔物に遭遇することができた。2層の魔物はスライムに加えて、ゴブリンが出てくる。しかし2層で出てくるゴブリンは武器や防具を持たず、汚い腰巻きのみの丸腰だ。


 そんなゴブリンだが、新人冒険者はこのゴブリンでつまずく人も多いらしい。スライムとは違い、ゴブリンは人型だから殺す時の感触や返り血でトラウマを抱えてしまうのだとか。


 俺は特にそんなことはなく、剣を振りゴブリンの首を飛ばす。レベルが上がればステータスをすぐに上げられるから1層にいた時とは違って身体能力はかなり向上しているのを実感できる。


 マリカもスキルを使って、ゴブリンを一刀両断する。かなりの膂力だ。





 レベルも少しずつ上がっていき、俺たちは1層にいた時とは比べ物にならないくらいに成長していた。


 この調子でどんどん下へと向かって行こう。






1層踏破時点のステータスです


キリシマ ハルヤ Lv.3

種族 人族
年齢 17歳
状態 正常

 ステータス

HP  22/22
MP  15/15
力   12
耐久  13
敏捷  13
魔力  10

 固有スキル
【ステータス操作】

 スキル
・言語理解Lv.-
・剣術Lv1

 魔法
・火魔法Lv.1
・水魔法Lv.1
・風魔法Lv.1
・土魔法Lv.1

【現在解放可能のスキル・魔法】
 武術
・拳闘術Lv.1

 魔法

 技能
・気配察知Lv.1
・気配遮断Lv.1
・直感Lv.1
・隠蔽Lv.1

(残りステータスポイント、0pt)
(残りスキルポイント、20pt)




 マリカ フィーメル Lv.4

種族 半吸血鬼ハーフヴァンパイア
年齢 16歳
状態 正常

 ステータス

HP  20/20
MP  10/10
力   20
耐久  12
敏捷  20
魔力  10

 スキル
・吸血Lv.1
・再生Lv.2
・剣術Lv.2
・身体能力強化Lv.2
・気配遮断Lv.1

 魔法
・闇魔法Lv.1

【現在解放可能のスキル・魔法】
 武術
・短剣術Lv.1

 魔法
・火魔法Lv.1
・風魔法Lv.1

 技能
・料理Lv.1

(残りステータスポイント、0pt)
(残りスキルポイント、20pt)





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