固有スキル【ステータス操作】で最強を目指そう‼︎
5話 旅立ちと強化
俺たちが馬車乗り場に着く頃にはすっかり夕方になっていた。
さっそく迷宮都市ガルム行きの馬車を探す。料金は2人合わせて銀貨30枚だった。俺はお金を支払うついでに御者に到着の予定時間を聞く。
御者によると、明日の昼頃に到着する予定なんだとか。
さっそく馬車に乗ると、馬車の中は広かったが乗っていたのは俺たちを含めて5人しかいなかった。
ついでに聞いていたのだが、道中に魔物などは特に出て来ず比較的平和らしい。定期的に冒険者が駆除しているおかげなんだとか。
俺たちが乗ると馬車はすぐに出発し、俺たちは馬車の中でのんびりとした時間を過ごした。
道中はこれからのことや、俺の旅の目的と目指す先のことについてなど様々なことについて話した。
もちろん、他の人に迷惑がかからないよう小声で会話をしている。
そして、隠していても意味がないので、俺のことも全て正直に話した。能力や今までの経緯もだ。
「マリカ、今言ったことが俺の今までの経緯だ。お前にはこれから辛い思いもさせてしまうだろうが、しっかりついて来てくれ」
「はい、どこまでもついていきます、ハルヤ様。私はハルヤ様の剣となり盾となります。どんな命令でも私にお与えください」
忠誠心もあって、何よりマリカはとても真っ直ぐだ。俺はこの子を選んで良かったと心から思う。
「ありがとう、お前を選んでよかったよ。さっそくだが、さっき説明した【ステータス操作】を使ってお前のスキルをいじらせてもらうぞ」
「お願いします」
俺は迷宮都市ガルムに着いたら、さっそくダンジョンに挑戦するつもりだ。それに見合ったスキルの振り方をするのが妥当だろう。
「俺は最初のステータスの割り振りで器用貧乏なタイプでスキルを振った。マリカには逆に一つないし二つのスキルレベルを集中的に上げて強くしていくつもりだ。それで問題ないな?」
「大丈夫です。何のスキルを習得するかはハルヤ様にお任せします」
「わかった」
俺は鑑定でマリカのステータスを改めて見てみる。どうやら鑑定越しでポイントを振ることができるようだ。
全体的なステータスは俺より優れているから、吸血鬼の持つスキルであろう、吸血、再生スキルを活かしたスキル割り振りにするべきだろうな。
再生の効果はそのままの意味だが、吸血というスキルは、人や魔物の血を吸うことによって一時的にステータスが上昇するという効果だ。こっちは色々検証してみる必要があるな。
となると、近接系の剣術とかを上げるべきだろうな。戦うスタイルを考えるならマリカを前衛にして俺は前衛から後衛までこなすオールラウンダーといったところか。
少しバランスが悪い気がするが、まだパーティが2人だからしょうがないか。残りの3人の仲間も慎重に考えないとな。
悩んだが、マリカのステータスはこうなった。
マリカ フィーメル Lv.2
種族 半吸血鬼
年齢 16歳
状態 正常
ステータス
HP  10/10
MP  10/10
力   12
耐久  5
敏捷  13
魔力  10
スキル
・吸血Lv.1
・再生Lv.2
・剣術Lv.2
・身体能力強化Lv.2
・気配遮断Lv.1
魔法
・闇魔法Lv.1
【現在解放可能のスキル・魔法】
武術
・短剣術Lv.1
魔法
・火魔法Lv.1
・風魔法Lv.1
技能
・料理Lv.1
(残りステータスポイント、0pt)
(残りスキルポイント、0pt)
ポイントの内訳は再生が5ポイント、剣術と身体能力強化が3ポイントずつ、最後に気配遮断で1ポイントになった。
再生は、能力が強力なのかスキルレベルアップに必要なポイントが多かった。やはりスキルによって必要なポイント変わるようだ。
「よし、終わったぞマリカ。お前のステータスを見てみろ」
俺がそう言うと、マリカはすぐに自身のステータスを確認する。
スキルが増えたからか、驚いたり喜んだりとステータスのを見ながら表情がせわしなく変わっている。
「ありがとうこざいます!精一杯頑張ります」
マリカは表情をキラキラさせながら俺に感謝してくる。その様子を見て俺は思わず顔を綻ばせる。喜んでくれて何よりだ。
「もうすぐで休憩に入りまーす。着き次第、宿営の準備のご協力をお願いしまーす」
御者台から大きな声が聞こえてくる。話し込んでいて気付かなかったが、どうやらもうすぐ夜になるらしい。
しばらくして馬車が少し開けた広場で止まる。今日はここで宿営をするようだ。
「よし、俺たちも準備を手伝うか」
マリカの手を引き、俺たちは馬車を降りた。
俺たちは宿営用のテントや鍋などを荷馬車から降ろして、それを広場で組み立て宿営の準備をする。
宿営の準備を終えた御者を含めた6人は、火を囲みワイワイ話しながら夜が更けるまで過ごす。
次第に夜が更けていき俺たちは、交代交代で見張りをしながら各々が就寝する。
さて、今日は明日に備えてゆっくりするとしようかな_______。
さっそく迷宮都市ガルム行きの馬車を探す。料金は2人合わせて銀貨30枚だった。俺はお金を支払うついでに御者に到着の予定時間を聞く。
御者によると、明日の昼頃に到着する予定なんだとか。
さっそく馬車に乗ると、馬車の中は広かったが乗っていたのは俺たちを含めて5人しかいなかった。
ついでに聞いていたのだが、道中に魔物などは特に出て来ず比較的平和らしい。定期的に冒険者が駆除しているおかげなんだとか。
俺たちが乗ると馬車はすぐに出発し、俺たちは馬車の中でのんびりとした時間を過ごした。
道中はこれからのことや、俺の旅の目的と目指す先のことについてなど様々なことについて話した。
もちろん、他の人に迷惑がかからないよう小声で会話をしている。
そして、隠していても意味がないので、俺のことも全て正直に話した。能力や今までの経緯もだ。
「マリカ、今言ったことが俺の今までの経緯だ。お前にはこれから辛い思いもさせてしまうだろうが、しっかりついて来てくれ」
「はい、どこまでもついていきます、ハルヤ様。私はハルヤ様の剣となり盾となります。どんな命令でも私にお与えください」
忠誠心もあって、何よりマリカはとても真っ直ぐだ。俺はこの子を選んで良かったと心から思う。
「ありがとう、お前を選んでよかったよ。さっそくだが、さっき説明した【ステータス操作】を使ってお前のスキルをいじらせてもらうぞ」
「お願いします」
俺は迷宮都市ガルムに着いたら、さっそくダンジョンに挑戦するつもりだ。それに見合ったスキルの振り方をするのが妥当だろう。
「俺は最初のステータスの割り振りで器用貧乏なタイプでスキルを振った。マリカには逆に一つないし二つのスキルレベルを集中的に上げて強くしていくつもりだ。それで問題ないな?」
「大丈夫です。何のスキルを習得するかはハルヤ様にお任せします」
「わかった」
俺は鑑定でマリカのステータスを改めて見てみる。どうやら鑑定越しでポイントを振ることができるようだ。
全体的なステータスは俺より優れているから、吸血鬼の持つスキルであろう、吸血、再生スキルを活かしたスキル割り振りにするべきだろうな。
再生の効果はそのままの意味だが、吸血というスキルは、人や魔物の血を吸うことによって一時的にステータスが上昇するという効果だ。こっちは色々検証してみる必要があるな。
となると、近接系の剣術とかを上げるべきだろうな。戦うスタイルを考えるならマリカを前衛にして俺は前衛から後衛までこなすオールラウンダーといったところか。
少しバランスが悪い気がするが、まだパーティが2人だからしょうがないか。残りの3人の仲間も慎重に考えないとな。
悩んだが、マリカのステータスはこうなった。
マリカ フィーメル Lv.2
種族 半吸血鬼
年齢 16歳
状態 正常
ステータス
HP  10/10
MP  10/10
力   12
耐久  5
敏捷  13
魔力  10
スキル
・吸血Lv.1
・再生Lv.2
・剣術Lv.2
・身体能力強化Lv.2
・気配遮断Lv.1
魔法
・闇魔法Lv.1
【現在解放可能のスキル・魔法】
武術
・短剣術Lv.1
魔法
・火魔法Lv.1
・風魔法Lv.1
技能
・料理Lv.1
(残りステータスポイント、0pt)
(残りスキルポイント、0pt)
ポイントの内訳は再生が5ポイント、剣術と身体能力強化が3ポイントずつ、最後に気配遮断で1ポイントになった。
再生は、能力が強力なのかスキルレベルアップに必要なポイントが多かった。やはりスキルによって必要なポイント変わるようだ。
「よし、終わったぞマリカ。お前のステータスを見てみろ」
俺がそう言うと、マリカはすぐに自身のステータスを確認する。
スキルが増えたからか、驚いたり喜んだりとステータスのを見ながら表情がせわしなく変わっている。
「ありがとうこざいます!精一杯頑張ります」
マリカは表情をキラキラさせながら俺に感謝してくる。その様子を見て俺は思わず顔を綻ばせる。喜んでくれて何よりだ。
「もうすぐで休憩に入りまーす。着き次第、宿営の準備のご協力をお願いしまーす」
御者台から大きな声が聞こえてくる。話し込んでいて気付かなかったが、どうやらもうすぐ夜になるらしい。
しばらくして馬車が少し開けた広場で止まる。今日はここで宿営をするようだ。
「よし、俺たちも準備を手伝うか」
マリカの手を引き、俺たちは馬車を降りた。
俺たちは宿営用のテントや鍋などを荷馬車から降ろして、それを広場で組み立て宿営の準備をする。
宿営の準備を終えた御者を含めた6人は、火を囲みワイワイ話しながら夜が更けるまで過ごす。
次第に夜が更けていき俺たちは、交代交代で見張りをしながら各々が就寝する。
さて、今日は明日に備えてゆっくりするとしようかな_______。
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