固有スキル【ステータス操作】で最強を目指そう‼︎

ひろピー

4話 出発準備 その2

 道具屋を訪れた俺たちは、旅に必要な道具を店員に聞きながら携帯用の食料や水筒、薬草、毒消し草、マッチ、ナイフなどの道具を2人分買い揃えた。


 他にも俺たちはお互いに服は1着しか持っていなかったので、下着などを含めた衣類を3日分ほど買っておいた。


 たくさん買って値段は銀貨80枚と以外と高くなってしまったが、必需品だからしょうがない。買ったものは全てアイテムボックスにいれた。

 
 そういえばアイテムボックスについてあまり説明していなかったな。


 俺のスキルのアイテムボックスは、まだレベルは1だが、鑑定をしてみると容量は50キロ分までとかなりある。レベルが上がるごとにおそらくだが、容量や機能も増えていくだろう。


 だいたいこんな感じだ。後は冒険者の登録に行くだけだ。急がないと夕方になってしまうな。


 俺たちは店員に冒険者ギルドの場所を聞き、足早に店を後にした_______。





 冒険者ギルドの場所は、城下町の中央近くにあった。


『冒険者ギルドへようこそ!』

 
 ギルドの入口の上にある、大きな看板に迫力のある文字が書いてあり何というか、とにかく目立っていた。


 さっそく中に入ってみると、ギルドの一階は受付になっていて、思ったよりも明るかった。


 荒くれ者が多いイメージだったが、どうやら要らぬ心配だったようだ。カウンターへ向かうと、受付の綺麗なお姉さんがにこやかに微笑んでくれた。

「すみません、冒険者の登録をしたいのですが」


「はい。かしこまりました。そちらの方も含め、2名様でございますか?」


「はい。2人です」


「ギルドに初めて登録される方については簡単に登録の説明をさせていただきます」


「お願いします」


 色々と説明されたが、要点をまとめると

1、ランクはEランクからSランクまであり、討伐、依頼の貢献でランクを上げることができる

2、依頼は1つ上のランクまで受けることができる

3、パーティメンバーは最大で5人までで、登録したメンバーは経験値を分配することができる

4、依頼を成功すると報酬が報酬が貰えるが、失敗すると違約金を支払わないといけない

5、失敗を繰り返すと、貢献度が下がり、降格し、最終的には登録を抹消されてしまうというペナルティがある

6、冒険者同士の個人的な争いは基本禁止とされているが、決闘が受理された時はギルドの地下訓練場で決着をつけることができる


 と、いろいろ説明された。

 結構色々縛りも多いんだな。もっとルールがガバガバなイメージがあったが、しっかり管理されているのなら安心だ。


「以上で説明を終わらせていただきます。わからないことがあればその都度、係の者にお尋ねください」


「わかりました」


「ではこちらの用紙に必要事項をご記入下さい」


 受付のお姉さんが用紙を2枚、俺らに渡してくれた。マリカは字が書けるのかスラスラと用紙に記入している。俺も言語理解を持っているからおそらく大丈夫だろう、ちゃんと字も読めているしな。


 俺は登録用紙に必要事項を記入し、マリカの方の紙も受け取り、受付のお姉さんに登録用紙を渡す。


 すると受付のお姉さんは、真っ黒いカードをその上にかざし、その後小さなナイフを差し出し、それぞれ自分の血液をカードに染み込ませるように言われる。


 なるほど、奴隷商でやったのと似ているな。血を使って本人と認証させるわけだ。


 言われたとおりにナイフで指を少し切り、その指でカードに触れると、じわっと白い文字が浮かんできた。


「このギルドカードはご本人以外が触れてもカードの内容が表示されない仕様となっております。偽造防止のためですね。また、紛失された場合は速やかにギルドへ申し出て下さい。お金はかかりますが、再発行させていただきす」


「以上で登録は終了です。ついでにパーティメンバーの登録の申請も受理しました。何かあれば私に声をお掛けください」


 そう言いながら、受付のお姉さんは俺たちにそれぞれカードを手渡す。


 これで自分の身分証代わりのものが用意できた。このギルドでは依頼は受けないが次の場所に行った時には必要だしな。


 ついでこの王都から比較的近い都市について聞いてみよう。できることならやはりダンジョンとか行ってみたいしな。


「すみません、俺たちは今日中にこの王都を出るのですが、王都から比較的近い場所で、ダンジョンが存在する都市はありますか?」


 ダンジョンとは、この世界に5つある巨大な迷宮のことだ。大昔の初代勇者パーティが作ったもので、最下層にはとても貴重なアイテムなどが、たくさんあるとか言われている。


「はい、ありますよ。ここから1番近いのは迷宮都市ガルムですね。初代勇者のパーティの1人、魔法剣士のガルム様が都市名の由来となっております。あなた方はまだランクが十分ではありませんので当ギルドを出て右に真っ直ぐ行ったところにある馬車乗り場の利用をオススメします」


「ありがとうございます。さっそく利用させていただきます」


 かなり親切に教えてくれたな。おかげで次の目的の場所の道も分かって、探す手間が省けたな。


「お気をつけて行ってらっしゃいませ」


 俺たちは受付のお姉さんに見送られながら店を後にするのだった。


 これで旅の準備は整ったな。










読んでいただきありがとうございます。

私が早くダンジョンの方を書きたいと思っているため、序盤のこのチュートリアル的なところはゴリゴリ削らさせてもらっています。

ダンジョンに入ったあたりから2人は徐々に強くなっていく予定です。

あと、もう一つ、面白いスキルなどを募集しています。何かアイデアがある方はどしどし言ってください協力お願いします。

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