神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~

BLACKArcher

21話新たな道

あれからどれくらいたっただろうか。俺は今森の中で目を覚ました。隣には血溜まりの中に1人の少女が死んでいた。俺は夢だと信じていたかった。あの出来事は夢なんだときっと現実じゃないと。……だけど目が覚めるとそこには認めがたい現実があった。

「……そうか。俺は負けて全てを奪われたのか。能力も大切な人も!う、うぅぅぅぅ…」

俺はなぜか今までに感じたことの無い苦しさに襲われていた。それに何故か涙が溢れてきた。

「なんで、なんで!なんでこんな強い力を貰ったのに!どうして大切な人も守れないんだ!そ、そうだ。リコ!リコはいるか!た、頼む!システィーナを生き返らせる方法がないか教えてくれ!」

……………………

そこには悠斗の声が響くだけでなんの返答もなかった。

「くそっ!リコまで奪われたのか!チクッショぉぉぉぉ!!」

俺は泣き叫んだ。大切な人を失ったつらさを噛み締めながら。

いつまで泣き叫んだだろうか。もっと泣き叫びたかったが魔物が集まってきた。俺は今ステータスは皆無に等しい。なのでシスティーナを担ぐと言うよりは引きずる感覚で前へと進もうとした。だが、魔物が先回りしてきた。

「くそっ!こうなったらやけくそだ!やってやろうじゃないか!」

そういい、魔物の群れに飛び込もうと1歩踏み出した時、世界神が現れた。そして魔物を1匹残さず瞬殺してしまった。

「いやー、危なかったねぇー。」

そう言いながらこちらに振り向き、笑いかけてきた。

「……………」

「君の状況は分かっているよ?……見ていたからね。大変だっただろう。」

「見ていた……だと?ならなんで助けてくれなかった!今助けるならあの時助けてくれてもよかっただろ!」

「……それには理由があるんだ。僕達神は基本世界に直接干渉してはいけないルールなんだ。特例はあるけどね。今君を助けたのは魔神が本格的にとは言わないが少しずつ動きを見せている。その事と君は魔神によって力を奪われたという理由でまぁ言っちゃうと特例でここに来たんだ。君と話すためにね?それでこいつらが邪魔だったから殺しただけだよ。」

「………俺に何の用だ?はっきり言うが俺は今は何もする気にはとてもなれない。力もないからな。」

「それについて一旦話だけはしよう。回りくどいのはあまり好きじゃないから率直に聞く。彼女を生き返らせたいかい?」

「!……そ、そんなことが神様以外に出来るのか?」

「いや、はっきり言って普通の人間なら無理だ。なぜならステータスは基本神によって構築され管理されている。スキルもね?ただ、君のような特例は違うんだよ。地球では管理されていたがそこから違う世界に行ったことで管理から外れてしまった。だけどステータスは基本元の世界から少し強化された程度でまだ神の手からは完璧には離れていないのさ。だけど君は神によってステータスを全て奪われた。だから、これは賭けだが君の、僕達神が手を加えていない、君本来の力を解放する手伝いをしよう。君の本来の力しだいでは彼女を生き返らせることが出来るかもしれない。どうする?」

「その話が本当なら頼む!システィーナを生き返らせたいんだ!俺本来の力を解放させてくれ!」

「だけど最悪役に立たない力の可能性もある。だから賭けなんだよ。僕からは力をあげることは出来ないからね。最後に聞くよ?どうする?覚悟はあるかい?」

「しつこいぞ。早く解放させろ。」

「ふふっ。ならやるよ?……太古より眠りし力よ今その力を目覚めさせ彼の者に力を与えよ今覚醒することにより今その力は彼の者と一体となる!」

ピカァァァァァァァ

俺の体がどんどん光に包まれていった。……だがそれもすぐにおさまった。俺はすぐに手や足に力を入れてみたが……

「おい、特に変化がないぞ?まさか失敗したのか?それとも本来の力がハズレだったのか?そんな!だとしたらシスティーナは!」

「焦るな。安心しろ。いくら本来の力が解放されたからと言っても言わば生まれたての赤ん坊の力だよ?使ってレベルを上げたりしていかないと。ステータスは心で念じれば出てくるから確認するといい。」

「……そ、そうか。なら良かった。え、えっとステータス。」


黒井悠斗

超人族

Lv1

HP  8723/10000
魔力    ∞  /  ∞
攻撃300
防御500
速さ400
知力 ?
  運   ?

称号
  異世界人  人間を超えた者  孤独者  愛と絶望と憎しみと喜びを知った者  演技マスター  力を求めし者  最悪の運命にのまれし者

スキル
強奪  武道  悪魔召喚  ストレージLvMAX  身体強化  無詠唱  魔法適性(火、水、風、土、闇)  体力回復速度上昇

神究極ウルティメイトスキル
虚無之王ダークネス
想像之王イメルード


強奪·····自分のレベルより下の相手または自                    分より格が下の相手の能力を奪うことが出来る。ただし、相手に触れないとだめ。

武道·····全ての武術のスキルを統合したもの。レベルを上げることで使える技も増える。オリジナルの戦術も技術があれば作れる。

虚無之王ダークネス·····自分よりレベルまたは格が下の相手もしくは物、スキルなどを消すことが出来る。ただし、量や大きさ、魔力消費は自分のレベルで異なり、視認できていないと発動しない。

想像之王イメルード·····イメージすることにより変化や部分変化、物を一定時間具現化したり、簡単な魔法を作れる。ただし、詠唱は自分で考えて唱えないと発動しない。


「どうだった?お目当てのものはあったかな?」

そう世界神は聞いてきた。

「……はっきり言ってなかったが、まだ可能性はある気がするステータスだった。」

「そうか。なら頑張ってくれ。あと、言うまでもないと思うけど一応言うね?世界神からの依頼だよ。魔神の殲滅を頼みたい。報酬は好きな望みを何でもだ。どうだい?受けるかい?」

「んなもんあんたに頼まれなくたって殺ってやるよ。魔神は俺の大切なシスティーナを殺したんだからな。」

「……そうか。頑張ってくれたまえ。じゃあね。」

「あぁ、可能性をくれて助かる。これでもしかしたらシスティーナを生き返らせれるかもしれない。」

「ふふっ。そうだといいね。」

そう言いながら世界神の体は光になって霧散した。

「さてと!これからどうしたものか。………まぁこのままでいたらシスティーナに会えないし、生き返らせることが出来ない。システィーナ以外の仲間も作れたら作ってシスティーナを生き返らせた時に安心させられるように。とりあえず、この街から出て、獣人とかがいる国へ行くか。おっと、その前にシスティーナの遺体をストレージに入れてっと。じゃあ、行くか!」

こうして俺は1人で地味に世界神のやつに元気を分けてもらい、アルトリア国に向かい足を進めた。








バレンタインデー来たーー!!………………と言いたいですが僕はチョコくれる人いないんですよねー。寂しいです。市販のチョコで我慢するかー。と1人で会話しているBLACKArcherでーす!読んでくれている人が増えてくれて嬉しいです!チョコなんかより最高です!これからもよろしくお願いします!!





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