神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~

BLACKArcher

3話王様からのお願い

僕達クラスメートはハヤテに連れられて王城に入った。中はすごく豪華で華やかだった。少し歩くと王の間に案内された。そこに入ると王座に座っている王様と右隣には女の人、多分王女だろう、左には男の人が3人並んで立っていた。こちらは大臣あたりだろうと僕は予想していた。すると王座に座っていた王様がいきなり立ってこちらに来た。そして5mほど離れたところで止まり、喋り出した。
「よくぞいらしてくれた。ようこそ、我がアグリュテス国へ。私の名前はグルド アグリュテス オーランドという者だ。この国の王をやっている。ところで君たちは異世界人らしいね?ハヤテからある程度のことは聞いた。君たちはこの世界に来たばっかりでこの世界のことも知らなければお金もなく住むところもないという事だね?」
と王様は言ってきた。
王様のといに答えたのは勇気だった。
「その通りでございます。王様。僕達みんなここに別世界から送られてきたばかりで何も知らなければ住むところもお金もありません。おっと、失礼しました。私の名前は桜井勇気と申します。一応このみんなの代表としています。」
と勇気は言った。
俺はいつからこいつは俺たちの代表になったんだ?と思った。だが、こいつはいつも俺たちを引っ張ってくれていたから誰も文句は無さそうだ。と考えていると、
「そうであったか。なるほどのぉー。もし良かったらじゃが住むところは用意しよう。お金もほどほどに用意する。だが頼みがある!」
と言ってきた。
俺はなんだろう?と思ったが定番だと魔王とかその辺の討伐とかだろうなと思っていた。勇気は、
「なんでしょう王様。そこまでしていただけるのでしたらできる限りの事は致します。」
といった。
すると王様は、嬉しそうにこう言った。
「うむ、頼みというのは魔神と魔王、その配下達の討伐じゃ。今この世界はそいつらによって大変なことになっておる。この世界が束になっても勝てるかわからん相手じゃ。だが異世界人なら我らとはステータスが違うのだと昔の書物に書かれていた。頼む!この世界を救ってくれぬか?」
と言ってきた。
僕はありがちな展開だなーと思った。自分達は王様の言う通りなら多分チートなんだろう。神様も言っていたし。てか、神様だいぶ昔にも同じことやってたんじゃないでしょうね?と俺は思った。勇気を見ると何かを決心したようにみんなを見た。
「みんな!聞いてくれ!俺はこの依頼を受けようと思う。困っている人がいるのに見逃す訳にはいかない!」
みんなはどうする?と言って勇気はみんなの顔を見た。すると、勇気とよく絡んでいる天城、村井、沖田が勇気に向かって、
「なら俺もうけるぜ。勇気1人に託すには荷がおもすぎる。こういう時は友の出番だぜ。」
「確かに勇気だけでは、それに天城と一緒だとさらに危険が増すだろうね。危なかっしいし。僕もついて行くよ。」
「おい、俺の存在も忘れないでくれよ?俺も勇気には世話になっているし、何より友達だからな。友達が困っていたら助けるのが普通だ。」
と3人は言った。この3人に釣られてみんな決心したんだろう。みんなが受けると言い出した。まぁ、僕も受けるつもりだったからいいけどね?別に僕の意見は聞かれなかったから拗ねているわけじゃないからね?ホントだよ?そう1人でやっていると王様はありがとうと言い、一人一人にステータスプレートを渡してきた。ついに自分のステータスが分かるんだと思いながらワクワクして王様の説明を聞き、ステータスプレートに自分の魔力を流した。






どうもこんにちは!いやー、悠斗くんのステータスどうなるんでしょうねー?勇気くんもよくある流れだと称号は勇者とかですかねー?悩みますねー。次回もよろしくお願いします。

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コメント

  • ペンギン

    魔力って流し方分かるんですね〜ww

    0
  • ア〇シズ教の元締めの女神

    一人称が僕だったり俺だったりするのはどうして?

    0
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