能無しの俺は魔王さんの幹部〜魔王さんは優しい〜
7日目“国外追放”
「ゼスの処罰はどうしますか」
「人を1人殺しているんだ罪は重い」
薄い意識の中、微かに聞こえる男の人達の声。
俺はその声に耳をすます。
「国外追放は免れない」
「懸賞金がかかる可能性もあるぞ」
「国王からの言伝だ、ゼスが起きたら事情を説明し国外追放せよとの事だ」
「了解した」
「分かりました」
男達の話が終わった所で俺の意識は覚醒する。
「ゼス起きたか」
そこに居たのは滅多に家に帰ってこないお父さんと担任の先生、それに学園長だった。
「ゼスは人を1人殺している、国外追放とし、この国には二度と立ち寄るな」
「俺が人を殺したんですか?」
「あぁ、そうだ」
「でも俺は覚えてないですしきっと、なにかの間違いじゃ」
「甘えるなゼス!!!」
ずっと黙っていたお父さんが俺に向かって怒鳴り散らす。
いつも家にいないくせに今更親字面かよ!
「黙れよ。いいぜ学園長さんとやら。俺も行きたいところがあったからな。それじゃあ」
俺は学園長室の窓から飛び降りる。
向かうは魔王城。
「今のはゼスなんでしょうか?」
「どういうことだい?」
「口調が変わったし、雰囲気もゼスではなかったような」
「気の所為だろう」
俺は自分の持てる最速の速さで魔王城に向かっていた。
木々をかき分けて走り、砂漠の山々を制覇しながら進む。
休みなく走り続けていると、腐敗した森のような所に辿り着いた。
「この先が魔王城か。ふふふ、楽しみだ」
俺は腐敗した森を通り過ぎその先にある黒い立派な建物、魔王城に入る。
そのまま魔王室に向かう。 
俺は、魔物と出会うことなく、魔王室に辿り着く。
重く閉ざされた門を開け、魔王室に足を踏み入れる。
「あれ?ここどこだろう?」
「何用だ。人間」
「え、あ、いや。気づいたらここにいて」
「ふっ、そんな嘘が通じると思うか。殺れメイビス」
メイビスと呼ばれた男は獣のような容姿だが二足歩行で剣を構えていた。
メイビス以外に魔物はいなく、最後と砦の役割をしているのだろうか。
メイビスは俺をめがけて走ってくる。
俺は、襲ってくる猛獣に恐怖を感じて鎌をふる。
俺が振った鎌がメイビスの首に当たってしまい、首を跳ねてしまった。
「ほぉ〜」
「えとあとえと、すいません!」
俺はとりあえず魔王に謝ることにした。
「人間。我と共にこんか?」 
「えと、それは」
「お主には我を倒そうという気が感じられん。この魔王城を建て直しもらいたいんだが」
「はぁ〜。まぁ、やってみます」
「そうか、それならお主に名を与えよう」
「名前なら有りますけど」
「2つ名のようなものだ」
「2つ名ですか。わかりました」
「そうだな。お主のなは…“死神”だ」
「死神?どうしてですか?」
「お前の服装が死神の服装だからな。安直だが気にするでない」
「死神の服装。」
なんでだろう。
俺確か不可視にしていたきがするのに。
「よし、お主は魔王幹部とし、魔王城に魔物を増やしてくへれ」
「魔物?どうやって増やすんですか?」
「自分より格上の存在だと認めさせたり、要求するものを渡したりまあ、色々だ。」
「じゃあその前にあそこに散らかってる本少し読みながら片していいですか?」
俺が指さしたのは魔王が座っている玉座のすぐ横、棚から落ちた本が散乱している。
「よいぞ、ここにあるものは好きに使うと良い」
「ありがとうございます」
俺は、散乱した本に近づき片し始めた。
途中気になった題名のものは床に積んで片し終わったら読もうと思う。
こんなもんかな。
先程まで散らかっていた所とは見間違えるほど綺麗になっていた。
よ〜し、じゃあまずは魔物の本を読もう。
魔物の本には、魔物の強さや種類が書かれていた。
まとめるとこんな感じだ─
魔物は細かく53種類に分別されている。
大きく分けると4種類。
1.二足歩行種
2.四足歩行種
3.空中歩行種
4.跳躍歩行種
だ。
そうだな、皆が知ってる魔物を当てはめるとすると。
1.ゴブリン
2.ウルフ
3.リッチー
4.スライム
って感じだな。
そして、魔物にはランクもあるようだ。
下から順にF E D C B A S SS SSS
だ。
レベルの高さでランクが決まる。
例えばスライムは大抵がFランクだが、時折、Aランクのスライムが見つかる時もある。
Aランクを超えた魔物達には2つ名が付けられ、人間達から懸賞金もかけられるそうだ。
魔物についてはこんな感じだな。
次は、種族についてだ。
まとめると─
種族には、
人間:世界一の知力を持つ。
獣人:奴隷として数多く売られる。
魔人:無意識に魔法を放つ。
エルフ:呪いを掛けられ多種に見つかったら殺される。
ノーム:体は小さいが戦闘力が高い。
と言った感じだ。
その全種族はギルドによってランクが決まっていて、下からF E D C B A S
と言った感じだ。
続いて、通過についてだ。
今頃って感じもするけどね。
まとめると─
通貨は世界共通で下から
銅貨 銀貨 金貨 黒貨 白貨
だ。
それぞれ10枚手にすると1つくらいが上がる。
10銅貨は1銀貨。
10銀貨は1金貨。
白貨の場合は上限がない。
と言った感じだ。
最後に、追放者について。
まとめて─
これまでの追放者は4人。
1.アストルフォ・カネキ“懸賞金(1万白貨)”
2.メリオ・ミルキス“懸賞金(5黒貨)”
3.ナカザワ・ハルキ“懸賞金(7黒貨)”
4.ミルフィ・リザ“懸賞金(9金貨)”
懸賞金は悪事によって上がっていく、人間を殺めればいっきに上がることだってある。
よし、こんな感じで良いかな。
「魔王さん終わりましたよ」
「おぉ、そうか。もう夜更けだ。我は寝るとする」
「玉座で寝るんですか?」
「あぁ、そうだ」
「腰とか痛くなりません?」
「魔王が床で寝るのも変じゃないか?」
「そんなことないと思いますよ」
「そうか、なら今日は床で寝るとしよう」 
魔王は玉座から降りて、床に寝っ転がった。
俺も、魔王の隣に寝っ転がった。
「おやすみです〜」
「あぁ」
明日は魔物の仲間探しかな。
「人を1人殺しているんだ罪は重い」
薄い意識の中、微かに聞こえる男の人達の声。
俺はその声に耳をすます。
「国外追放は免れない」
「懸賞金がかかる可能性もあるぞ」
「国王からの言伝だ、ゼスが起きたら事情を説明し国外追放せよとの事だ」
「了解した」
「分かりました」
男達の話が終わった所で俺の意識は覚醒する。
「ゼス起きたか」
そこに居たのは滅多に家に帰ってこないお父さんと担任の先生、それに学園長だった。
「ゼスは人を1人殺している、国外追放とし、この国には二度と立ち寄るな」
「俺が人を殺したんですか?」
「あぁ、そうだ」
「でも俺は覚えてないですしきっと、なにかの間違いじゃ」
「甘えるなゼス!!!」
ずっと黙っていたお父さんが俺に向かって怒鳴り散らす。
いつも家にいないくせに今更親字面かよ!
「黙れよ。いいぜ学園長さんとやら。俺も行きたいところがあったからな。それじゃあ」
俺は学園長室の窓から飛び降りる。
向かうは魔王城。
「今のはゼスなんでしょうか?」
「どういうことだい?」
「口調が変わったし、雰囲気もゼスではなかったような」
「気の所為だろう」
俺は自分の持てる最速の速さで魔王城に向かっていた。
木々をかき分けて走り、砂漠の山々を制覇しながら進む。
休みなく走り続けていると、腐敗した森のような所に辿り着いた。
「この先が魔王城か。ふふふ、楽しみだ」
俺は腐敗した森を通り過ぎその先にある黒い立派な建物、魔王城に入る。
そのまま魔王室に向かう。 
俺は、魔物と出会うことなく、魔王室に辿り着く。
重く閉ざされた門を開け、魔王室に足を踏み入れる。
「あれ?ここどこだろう?」
「何用だ。人間」
「え、あ、いや。気づいたらここにいて」
「ふっ、そんな嘘が通じると思うか。殺れメイビス」
メイビスと呼ばれた男は獣のような容姿だが二足歩行で剣を構えていた。
メイビス以外に魔物はいなく、最後と砦の役割をしているのだろうか。
メイビスは俺をめがけて走ってくる。
俺は、襲ってくる猛獣に恐怖を感じて鎌をふる。
俺が振った鎌がメイビスの首に当たってしまい、首を跳ねてしまった。
「ほぉ〜」
「えとあとえと、すいません!」
俺はとりあえず魔王に謝ることにした。
「人間。我と共にこんか?」 
「えと、それは」
「お主には我を倒そうという気が感じられん。この魔王城を建て直しもらいたいんだが」
「はぁ〜。まぁ、やってみます」
「そうか、それならお主に名を与えよう」
「名前なら有りますけど」
「2つ名のようなものだ」
「2つ名ですか。わかりました」
「そうだな。お主のなは…“死神”だ」
「死神?どうしてですか?」
「お前の服装が死神の服装だからな。安直だが気にするでない」
「死神の服装。」
なんでだろう。
俺確か不可視にしていたきがするのに。
「よし、お主は魔王幹部とし、魔王城に魔物を増やしてくへれ」
「魔物?どうやって増やすんですか?」
「自分より格上の存在だと認めさせたり、要求するものを渡したりまあ、色々だ。」
「じゃあその前にあそこに散らかってる本少し読みながら片していいですか?」
俺が指さしたのは魔王が座っている玉座のすぐ横、棚から落ちた本が散乱している。
「よいぞ、ここにあるものは好きに使うと良い」
「ありがとうございます」
俺は、散乱した本に近づき片し始めた。
途中気になった題名のものは床に積んで片し終わったら読もうと思う。
こんなもんかな。
先程まで散らかっていた所とは見間違えるほど綺麗になっていた。
よ〜し、じゃあまずは魔物の本を読もう。
魔物の本には、魔物の強さや種類が書かれていた。
まとめるとこんな感じだ─
魔物は細かく53種類に分別されている。
大きく分けると4種類。
1.二足歩行種
2.四足歩行種
3.空中歩行種
4.跳躍歩行種
だ。
そうだな、皆が知ってる魔物を当てはめるとすると。
1.ゴブリン
2.ウルフ
3.リッチー
4.スライム
って感じだな。
そして、魔物にはランクもあるようだ。
下から順にF E D C B A S SS SSS
だ。
レベルの高さでランクが決まる。
例えばスライムは大抵がFランクだが、時折、Aランクのスライムが見つかる時もある。
Aランクを超えた魔物達には2つ名が付けられ、人間達から懸賞金もかけられるそうだ。
魔物についてはこんな感じだな。
次は、種族についてだ。
まとめると─
種族には、
人間:世界一の知力を持つ。
獣人:奴隷として数多く売られる。
魔人:無意識に魔法を放つ。
エルフ:呪いを掛けられ多種に見つかったら殺される。
ノーム:体は小さいが戦闘力が高い。
と言った感じだ。
その全種族はギルドによってランクが決まっていて、下からF E D C B A S
と言った感じだ。
続いて、通過についてだ。
今頃って感じもするけどね。
まとめると─
通貨は世界共通で下から
銅貨 銀貨 金貨 黒貨 白貨
だ。
それぞれ10枚手にすると1つくらいが上がる。
10銅貨は1銀貨。
10銀貨は1金貨。
白貨の場合は上限がない。
と言った感じだ。
最後に、追放者について。
まとめて─
これまでの追放者は4人。
1.アストルフォ・カネキ“懸賞金(1万白貨)”
2.メリオ・ミルキス“懸賞金(5黒貨)”
3.ナカザワ・ハルキ“懸賞金(7黒貨)”
4.ミルフィ・リザ“懸賞金(9金貨)”
懸賞金は悪事によって上がっていく、人間を殺めればいっきに上がることだってある。
よし、こんな感じで良いかな。
「魔王さん終わりましたよ」
「おぉ、そうか。もう夜更けだ。我は寝るとする」
「玉座で寝るんですか?」
「あぁ、そうだ」
「腰とか痛くなりません?」
「魔王が床で寝るのも変じゃないか?」
「そんなことないと思いますよ」
「そうか、なら今日は床で寝るとしよう」 
魔王は玉座から降りて、床に寝っ転がった。
俺も、魔王の隣に寝っ転がった。
「おやすみです〜」
「あぁ」
明日は魔物の仲間探しかな。
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