俺の得能は「平凡」だった。
八話 明日香さんは突然に
風呂から上がった俺は服を寝巻きに着替えて黒姫のもとに向かった。
「泊めてもらうんだから台所らへんで眠らせてもらうか。」
「ふふ、伊織君。そんなに遠慮しなくていいのよ。」
「うわっ!びっくりしたー。明日香さんか。遠慮とか別に...」
突然後ろから明日香さんから声をかけられびっくりしてしまった。
「寝るとこなら可憐ちゃんと寝「却下します。」
何を言い出したこの人!?
「え〜なんで〜?可憐ちゃんのこと嫌い?」
「そんなことないですけど、流石にやばいでしょ。いろいろと」
「え〜、じゃー私と寝「却下します!」
「もう〜」と言いながら、明日香さんはこんな提案をしてきた。
「じゃ〜、寝る前に可憐ちゃんと私の昔の話してあげようか?」
「昔...黒姫が悩んでるって言ってたことも入ってますか?」
「ええ。もちろん。」
俺は少しだけ悩んだ。黒姫のことこんなに軽々しく知っていいのだろうかと。でも俺を助けようとしてくれている黒姫の手助けをしたいというのも本心であった。
「じゃー、少しだけ...」
「ふふ、分かったわ。じゃー可憐ちゃんにどこで寝るか聞いてから私の部屋に来てね。」
「分かりました。」
そういって、明日香さんは自分の部屋に帰って行った。てか、あの人何歳なんだろう。女性に年齢を聞くのは失礼だからやめておこう。
「黒姫遅れてすまん。」
「いいわよ。白鳥くんの寝床はちゃんと用意してあるわ。」
「お、ありがとな。で、どこなんだ?」
「ここよ。」
黒姫が指をさしたのは今いる部屋だった。
「へ?」
「へ?じゃないわよ。今日からあなたはここで寝てもらうわ。」
「い、いや。なんでお前の部屋に!?」
「いや、かしら?」
黒姫は首を傾げながらそういった。
「嫌じゃないけど...」
(いきなりそれをするのは反則だ。)
「よし、なら決まり。」
「はぁ〜。分かった。決まりだ。」
こうして俺は黒姫の部屋で2ヶ月寝ることになるのだった。
「電気消すわよ?」
「ああ。頼む。」
「お休みなさい。」
「おやすみ。」
黒姫から用意してもらった布団の中に入ったはいいが明日香さんのところに行きづらくなってしまった。
(黒姫が寝たらこっそり行くか。)
明日香さんと話していたのが12時半くらいだったので、今の時間は1時くらいである。勉強しすぎて結構眠い。でも、流石に約束は破れないので起きていることにした。
「白鳥くん。起きてる?」
黒姫から声をかけられた。起きてたのか。
「おう、起きてるぞ。なんかようか?」
「明日の朝食何食べたい?」
そんなことか。
「俺はお前が作るものだったらなんでもいいぞ。」
美味しいからな。
バタバダバタ、ドカン。
黒姫の寝ているベットの方で何かがぶつかった音がした。足ぶつけたのか?
「ま、ま、ま、まあ私の作るものですものね。ふーん。分かったわ。明日の朝を楽しみにして起きなさい。」
「はいはい。」
「じゃー、私は朝早いからもう寝るわね。おやすみなさい。」
「おやすみ。」
少し機嫌の良さそうな黒姫はそう言って会話を切った。
(30分後)
ベットの方向から微かに寝息が聞こえてきた。黒姫が寝たのだろう。このタイミングに明日香さんの部屋に行くことにした。
ゆっくりと部屋を出て明日香さんの部屋の前まで来たのはいいが、流石に寝てるかも知れないな。そう思いながらも、俺はドアをノックした。
「明日香さん、起きてますか?」
「伊織くん?入っていいわよ。」
起きていたらしい。
「わかりました。おじゃま...(バタン)
なんで閉めるのかって?聞きたいか?それは、明日香さんが下着だったからです。着替えの途中じゃねーか!白と黒でした。じゃねー!
「全然良くないじゃないですか!あなたどんな神経してんの!?」
「ひどいですね。下着見られたくらいで叫ぶ女の子なんてもういませんよ。」
「それはあなただけですからね!?勘違いしたら全国の女の子に怒られますよ!?」
「ふふふ、冗談です。からかってみただけですよ。」
「からかいにも限度があるでしょーが!」
やはり明日香さんは突然である。
「泊めてもらうんだから台所らへんで眠らせてもらうか。」
「ふふ、伊織君。そんなに遠慮しなくていいのよ。」
「うわっ!びっくりしたー。明日香さんか。遠慮とか別に...」
突然後ろから明日香さんから声をかけられびっくりしてしまった。
「寝るとこなら可憐ちゃんと寝「却下します。」
何を言い出したこの人!?
「え〜なんで〜?可憐ちゃんのこと嫌い?」
「そんなことないですけど、流石にやばいでしょ。いろいろと」
「え〜、じゃー私と寝「却下します!」
「もう〜」と言いながら、明日香さんはこんな提案をしてきた。
「じゃ〜、寝る前に可憐ちゃんと私の昔の話してあげようか?」
「昔...黒姫が悩んでるって言ってたことも入ってますか?」
「ええ。もちろん。」
俺は少しだけ悩んだ。黒姫のことこんなに軽々しく知っていいのだろうかと。でも俺を助けようとしてくれている黒姫の手助けをしたいというのも本心であった。
「じゃー、少しだけ...」
「ふふ、分かったわ。じゃー可憐ちゃんにどこで寝るか聞いてから私の部屋に来てね。」
「分かりました。」
そういって、明日香さんは自分の部屋に帰って行った。てか、あの人何歳なんだろう。女性に年齢を聞くのは失礼だからやめておこう。
「黒姫遅れてすまん。」
「いいわよ。白鳥くんの寝床はちゃんと用意してあるわ。」
「お、ありがとな。で、どこなんだ?」
「ここよ。」
黒姫が指をさしたのは今いる部屋だった。
「へ?」
「へ?じゃないわよ。今日からあなたはここで寝てもらうわ。」
「い、いや。なんでお前の部屋に!?」
「いや、かしら?」
黒姫は首を傾げながらそういった。
「嫌じゃないけど...」
(いきなりそれをするのは反則だ。)
「よし、なら決まり。」
「はぁ〜。分かった。決まりだ。」
こうして俺は黒姫の部屋で2ヶ月寝ることになるのだった。
「電気消すわよ?」
「ああ。頼む。」
「お休みなさい。」
「おやすみ。」
黒姫から用意してもらった布団の中に入ったはいいが明日香さんのところに行きづらくなってしまった。
(黒姫が寝たらこっそり行くか。)
明日香さんと話していたのが12時半くらいだったので、今の時間は1時くらいである。勉強しすぎて結構眠い。でも、流石に約束は破れないので起きていることにした。
「白鳥くん。起きてる?」
黒姫から声をかけられた。起きてたのか。
「おう、起きてるぞ。なんかようか?」
「明日の朝食何食べたい?」
そんなことか。
「俺はお前が作るものだったらなんでもいいぞ。」
美味しいからな。
バタバダバタ、ドカン。
黒姫の寝ているベットの方で何かがぶつかった音がした。足ぶつけたのか?
「ま、ま、ま、まあ私の作るものですものね。ふーん。分かったわ。明日の朝を楽しみにして起きなさい。」
「はいはい。」
「じゃー、私は朝早いからもう寝るわね。おやすみなさい。」
「おやすみ。」
少し機嫌の良さそうな黒姫はそう言って会話を切った。
(30分後)
ベットの方向から微かに寝息が聞こえてきた。黒姫が寝たのだろう。このタイミングに明日香さんの部屋に行くことにした。
ゆっくりと部屋を出て明日香さんの部屋の前まで来たのはいいが、流石に寝てるかも知れないな。そう思いながらも、俺はドアをノックした。
「明日香さん、起きてますか?」
「伊織くん?入っていいわよ。」
起きていたらしい。
「わかりました。おじゃま...(バタン)
なんで閉めるのかって?聞きたいか?それは、明日香さんが下着だったからです。着替えの途中じゃねーか!白と黒でした。じゃねー!
「全然良くないじゃないですか!あなたどんな神経してんの!?」
「ひどいですね。下着見られたくらいで叫ぶ女の子なんてもういませんよ。」
「それはあなただけですからね!?勘違いしたら全国の女の子に怒られますよ!?」
「ふふふ、冗談です。からかってみただけですよ。」
「からかいにも限度があるでしょーが!」
やはり明日香さんは突然である。
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