天使の力を授かった僕は、勇者よりも強いんですが…
4話 行く手に現る謎の刺客
僕らは再び歩き出した
数時間後
「ねぇメルちょっといい?」
僕はメルに質問した
「ん?なに?」
キョトンとした顔でこちらを見ている
「この道って何かモンスターとか出ないのかなぁって思って…」
「ラルトは案外怖がりなのね
…」
「うっ…」
メルにから放たれた言葉が体を一瞬貫いたが…我慢した
「大丈夫よ、此処は最低でも
スライムごときしか、いないわ」
落ち着いた様子で彼女は喋る
しかしさっきからなにやら気配を感じるのは…メルも気付いているのだろうか…
「本当?さっきから嫌な予感がするんだけど…」
僕は思ってることをメルに気付いて欲しくてこう言った
しかし彼女は…
「馬鹿ね〜♪此処にはスライムくらいしかいないって言ったじゃないの」
メルは相変わらず陽気だ
そんな僕らに悲劇が襲った
「グルルル」
「…⁈メル隠れよう…」
咄嗟にメルの手を掴む
「ちょ、ラルト急にどうしたの?」
驚いた表情をしている
「いいから隠れて…」
そう言って僕はメルと共に近くの茂みに身を潜めた
「ラルト…どうしたの?」
「しっ…ほら、聞こえない?」
僕は得体の知れない物をメルに伝えようと必死だった
「グルルル」
また不気味な唸り声が聞こえた
「…⁈この鳴き声は!」
彼女は何か知ってそうだった
「メル何か知ってるの?」
メ「えぇ、この鳴き声からするに……多分、怪鳥ギィルバードだと
思うの…」
僕はそんなもの知らないので
ピンとこなかった
「メル、そのモンスターってどんな…」
僕が話してる途中に
「バサッバサッ、……
キェェェェェエエ」
耳をつんざくような甲高い鳴き声が
響きわたると共に降りてきた
「うぅ、あれがそう?」
耳を抑えながらメルに問う
「えぇ、あれが怪鳥ギィルバード、別名暗殺鳥、
危険度(強)のモンスターよ
生息地はこの近くでは無いのに…何故」
僕らのすぐ近くに数十メートルはあるかと思われる、足は長く翼が大きいまるで悪魔のようなものが降り立ったのだ、しかしクチバシは小さく
狩に使うものでは無さそうだ
「あれは流石に僕でも無理だよ」
「えぇ、あれは強者の狩人とでさえ苦戦する高難度の相手だもの」
「隙を見て逃げよう」
僕は1つの案を出した
「それはダメよ、もし迂闊に歩こうとすれば奴の眼で目視され
あの足で掴まれ、御陀仏よ…」
僕のアイデアは却下された
それもそうだ、僕の知識不足だった
「ごめん…じゃあ何か他に案あるの?」
「案…今のところ此処で奴が去るのを待つしか無いわ、今更だけど
よくあれに気付けたわね
あの様子だと数百メートル上空にいたのよ?」
彼女は不思議そうに言う
「本当に?じゃあこの力のおかげかな?…けど、それじゃあ
奴に見つかった如何するの?」
「その時はその時よ」
とても心配である
その時
パキッ
「………!」
しまった近くにあった小枝を踏んづけてしまった…メルの方を伺う
「………!」
何してんだよ、と言う顔でこちらを見ていた
この事が案の定やつを引き付けた
「クェエ?ドサッ、ドサッ、ドサッ」
奴が大きな足を一歩一歩地面につけ
こちらの方に歩いている、
僕らは死を覚悟した
「クェエ?……クェエ!」
思いっきり足を振りかぶっている
これが当たればやられる
「キェェェェェエ!」
奴の足が振り下ろされた
「うわぁぁぁぁあ!」
「うわぁぁぁぁあ!」
数時間後
「ねぇメルちょっといい?」
僕はメルに質問した
「ん?なに?」
キョトンとした顔でこちらを見ている
「この道って何かモンスターとか出ないのかなぁって思って…」
「ラルトは案外怖がりなのね
…」
「うっ…」
メルにから放たれた言葉が体を一瞬貫いたが…我慢した
「大丈夫よ、此処は最低でも
スライムごときしか、いないわ」
落ち着いた様子で彼女は喋る
しかしさっきからなにやら気配を感じるのは…メルも気付いているのだろうか…
「本当?さっきから嫌な予感がするんだけど…」
僕は思ってることをメルに気付いて欲しくてこう言った
しかし彼女は…
「馬鹿ね〜♪此処にはスライムくらいしかいないって言ったじゃないの」
メルは相変わらず陽気だ
そんな僕らに悲劇が襲った
「グルルル」
「…⁈メル隠れよう…」
咄嗟にメルの手を掴む
「ちょ、ラルト急にどうしたの?」
驚いた表情をしている
「いいから隠れて…」
そう言って僕はメルと共に近くの茂みに身を潜めた
「ラルト…どうしたの?」
「しっ…ほら、聞こえない?」
僕は得体の知れない物をメルに伝えようと必死だった
「グルルル」
また不気味な唸り声が聞こえた
「…⁈この鳴き声は!」
彼女は何か知ってそうだった
「メル何か知ってるの?」
メ「えぇ、この鳴き声からするに……多分、怪鳥ギィルバードだと
思うの…」
僕はそんなもの知らないので
ピンとこなかった
「メル、そのモンスターってどんな…」
僕が話してる途中に
「バサッバサッ、……
キェェェェェエエ」
耳をつんざくような甲高い鳴き声が
響きわたると共に降りてきた
「うぅ、あれがそう?」
耳を抑えながらメルに問う
「えぇ、あれが怪鳥ギィルバード、別名暗殺鳥、
危険度(強)のモンスターよ
生息地はこの近くでは無いのに…何故」
僕らのすぐ近くに数十メートルはあるかと思われる、足は長く翼が大きいまるで悪魔のようなものが降り立ったのだ、しかしクチバシは小さく
狩に使うものでは無さそうだ
「あれは流石に僕でも無理だよ」
「えぇ、あれは強者の狩人とでさえ苦戦する高難度の相手だもの」
「隙を見て逃げよう」
僕は1つの案を出した
「それはダメよ、もし迂闊に歩こうとすれば奴の眼で目視され
あの足で掴まれ、御陀仏よ…」
僕のアイデアは却下された
それもそうだ、僕の知識不足だった
「ごめん…じゃあ何か他に案あるの?」
「案…今のところ此処で奴が去るのを待つしか無いわ、今更だけど
よくあれに気付けたわね
あの様子だと数百メートル上空にいたのよ?」
彼女は不思議そうに言う
「本当に?じゃあこの力のおかげかな?…けど、それじゃあ
奴に見つかった如何するの?」
「その時はその時よ」
とても心配である
その時
パキッ
「………!」
しまった近くにあった小枝を踏んづけてしまった…メルの方を伺う
「………!」
何してんだよ、と言う顔でこちらを見ていた
この事が案の定やつを引き付けた
「クェエ?ドサッ、ドサッ、ドサッ」
奴が大きな足を一歩一歩地面につけ
こちらの方に歩いている、
僕らは死を覚悟した
「クェエ?……クェエ!」
思いっきり足を振りかぶっている
これが当たればやられる
「キェェェェェエ!」
奴の足が振り下ろされた
「うわぁぁぁぁあ!」
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