神王のスローライフまで
第4章第23話 話し合い
キーワードに国家運営を加えました。
ストーリー的にそうなりそうだし。
ちなみに、国家運営などの知識は皆無なので必死に調べようと思います。
でも、そんなに詳しくはやりませんよ。
違っていたらすみません。
...... あれ?
冒険するのは、どうかけば...... !
どうしようかな!
「お、お主!帝国の者ぞよか!」
えっと、なんとか公爵が少し下がっている。
「ええぃ!ここに、いるわけあるぞよか!捕まえて、朕の妾にするぞよ!」
ヤバイだろ。
あの公爵、カレンに手を出すと言うことは戦争を意味する。
まぁ、一人でここに従者なしで来るわけないよな。
普通は。
「止めてくださいませ!叔父様。その方は、私達に支援物資等の交渉で来てくれてるのですよ!この好意を無駄にするつもりですか!?」
ここに来てようやく、アリス王女が口を挟んできた。
さすがにこの行動は、国家間での関係に亀裂が入るだろう。
結局、アリス王女の説得?でその場から退場した。
何が起きたのかは言わない。
別に後からわかるし。
「はぁ、そんな簡単に進めるわけないよな。」
「ダメなのですか?」
リルが聞いてくる。
俺の顔を下から覗くようにして。
「うぐ!まぁ、どうにかしてやるしかないよな。」
「りゅうくん、その前に平民達にも説得しないといけないよ。」
平民の説得か。
「連合国化するだけであってその統治場所は、その国のままだから大丈夫だと思うんだけどな。」
「要するに、オーストリ=ハンガリー帝国と同じようにするってことだよね。」
華楓が、補足する。
「確か、多民族国家の故にだったっけ?」
「簡単に言えばそんな感じかな。」
確か財務、軍事を...... なんだったっけ?
まぁ、いいか。
「多民族国家ですか、それが問題になるのですか?」
「逆に問題にならないの?」
そう、返すと二人は頭を傾げた。
そうか、まだ民族自決が考えられてないのか。
「たとえば、言語や文字、文化の違いがあるだろ。」
「確かに、違うわ。けど文化が別れているのは、この大陸じゃないほうよ。そもそも、言語は魔法で全員が覚えるし。出来ない人は、魔道具が売ってるし。」
「そうですね。それに、一時期この大陸は、一つの統一国家が存在していたそうですしね。」
へぇ、そりゃ文化も統一されるかもな。
あれ?
「リル。そういえば、この前さこの国の総合戦力が二百四十万とか言ってたよね。それで人口が一千万人ちょっとならさ、24%も兵士ってことか?」
「ああ、そういえばそんなことも話してましたね。それは目安であって、実際は計算してみないと分かりませんよ。それにその数字は徴兵可能人数の最大値ですよ。」
「そ、そうだよな。」
24%も兵士って、どんな軍事国家だよ。
そんなんじゃ、経済が回らないよな。
「そう言えば、私の国。出生率がずっとプラスで昨年から二桁に突入仕掛けてるよ。」
二桁って、人口増加量がか!
「それと二桁って、人口増加量の%のことよ。」
どんな国なんだよ。
「近くでかなり大きい戦争があったから品物がどんどん売れたんだよね!」
ヘルステイン王国の内戦か。
あれ、アッシュルド帝国から輸入してたのかよ。
「戦争のお陰で、身分問わずガッポリ入ったんだよね。」
なるほど。
そりゃ増える。
「お陰で、国庫も潤ったわよ!今は、その余ったもので、大きな筒から発射する兵器を開発中。」
「そうなんだ。......。はっ? ...... 大砲!?」
ちょっと、思考が停止した。
「理論上は、戦争が大幅に変わるわ!」
そりゃ、変わるでしょうね。
てか、前はファランクス使ってなかったっけ?
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