神王のスローライフまで
第4章第13話 戦闘4
「ただいまですね。マスター。いえ、小鳥優-リザグラム-エンペラー-龍一。ですかね?まぁ、まだ長くなりそうですけど。」
えぇっ?!
ださっ!
俺の名前ダサくない?
というか、まだ伸びるのかよ。
よし、将来は名前を変更させよう。
「それはそうと、今までどこにいたんだ?」
「神界ですよ?」
なに、さも当然みたいなかおしてんだよ!
「ああそれと、マスター。武器、壊れましたよね?」
そりゃな、俺が調子のって神力をケラウノスに込めたからな。
「新しい武器が、登場して直ぐに出すとは...... これが、新しい武器ですよ。」
そう言って、俺に何も渡さなかった。
「はっ?いや、新しい武器はどこにあるんだよ?」
それでも、キアラは笑っている
まさか!
「まさか、お前が新しい武器だっ!とか言わないよな?!」
すると、華楓が
「まさか、そんなことはないとおもうよ!それは、考えすぎるんじゃないかな?...... ないかな?」
言ってるうちに、自信がなくなったのか段々と小さくなっていって最後は同じ事を2回言った。
「そんなことは、あるわけないじゃないですか。まさか、私が、剣や槍等に変身してマスターが持つなんて考えてるんですか?どこのロボットアニメですかね。」
「じゃあ、新しい武器は?」
「これですよ。」
そう言って、キアラは
『「これより、マスターに専用武器を継承します。継承、専用武器運搬の任務終了。これより、マスターに専用武器の所有権、権限を継承します。」』
この言葉と同時に、キアラと自分の体が光出した。
華楓は、この光が眩しすぎるのか眼鏡をサングラスに変更していた。
...... あれ?
いつの間に、サングラス持ってたの?
「終わりましたよ。」
そう考えている内に、継承が終わったらしい。
すると、急に自分の回りにサッカーボールよりも小さめの球体が20個くらい現れた。
「なんだこれ?!」
「マスターの新しい武器ですよ?この武器は、所有者の任意で形が変わります。やってみてください。」
形を、球体から、立方体に変えてみる。
「おおっ!確かに、替わった。」
今度は、自分の回りをぐるぐると回してみる
「おお、おお!おお!!!」
慣れてきたから、二つに、三つにと段々と数を増やしていく。
「よっしゃ、出来たな。じゃあ次は全部レーザー打てるようにして、放て!」
『チュドーン』
「おおっ!使いやすい!」
「えぇっ?!習得が速くないですか、マスター。」
新しい武器の性能等の事を確認していているので、嫉妬の魔王が何度も何度も龍一に攻撃するが、全く効かない。それどころか、攻撃に気づいていない。
「りゅうくん、凄いね。新しい武器!」
言えば、いつの間にか華楓も龍一の近くにいる。
「ёйЮаЮТοιθβ!!!!」
と、咆哮をあげても意味がないという。
次回、戦闘に戻ります。
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