神王のスローライフまで

グランアース

第4章第10話  戦闘1


読者の皆さま、案が全く出てこず更新が遅れてしまいました。
申し訳ございません。

これからも、このストーリーは続きますのでこれからもお楽しみにください。








「は、反対側からも来たぞ!」

「きゃぁー、助けてー。」

「急いで陣形を移動させよ!」

「ゴ、ゴブリンがたくさんいる...... 」

反対側からも魔物が出現したため、国民はパニックに陥っている

「あそこは、任せておこうかな」

「りゅうくん、なんかあそこに居る兵士達、おかしくない?」

確かに、あそこに居るのだけは怪しかった。
いや、それだけじゃない。

明らかに、魔力が変化している

「マズイ、今すぐに捕まえるぞ!」

この言葉と同時に、俺たちよりも早くにラルの部下達が捕まえた。

「な、なんだお前!?」

「ぎゃ!」

「ぐへっ!」

「...... 」

一人だけ、普通に捕まえられてるけどあと他は気を失ってるな。

「終了いたしました。ラル様。龍一様。」

「あ、ああ。」

「よし、そのまま、警戒しておけ。」

「はっ!」

ラルが次の命令を出したため、その部下は行動にうつしていた。


「俺たちの出る場は?」

そんなことを、龍一は呟いたが

「な、なんかデジャブ感がすごいんだけど.......。な、何でかな?」

と、華楓は呟いた。

ラルの部下のおかげがあったからか、さほど戦況は影響していない。
今現在も、此方が少し優勢である。

「まさか、あっけなく終わることはないよな。」

「いやー、そんなことないでしょ?」

そんなことが起これば確かに楽だ。
しかし、現実はそう、甘くない。


「伝令!伝令!」

「どうした?」

「ここより西に15キロより、巨大な魔物が出現!直ちに、救援を求めます!」

この報告が、指令部と龍一達に届いた。
もちろん龍一は
「よし、直ぐに向かう。誰か馬車を出してくれ!そこの伝令兵は本部に俺達が行くと伝えておいてくれ!」
と、伝えた。

ほどなくして、大きな馬車が一台用意され俺とリル、華楓、ラルそしてカレンが乗り込んだ。

もちろん、その馬車についてくる兵士達もいる。
その数、約250人。

即座に、救援部隊が結成され本部から送られてきた。

「よし、直ちに向かうぞ!」

ただ、救援部隊とは言うがここから西に五キロ先に村があるためそこの避難誘導である。

龍一達には、馬車の護衛10人程がついてくるだけである。




途中で救援部隊と別れた龍一達のパーティーは、その巨大な魔物と対峙していた。

それは、巨大な魔物ではなく
「...... 魔王じゃねぇかよ。」

「これが、本物...... 」

「凄まじい魔力ですわ!」

「こいつと同じ奴が、お父様を...... 」

それは、巨大な魔物と勘違いしてもおかしくない?
かどうかは、人それぞれだと思うが姿が巨大な熊であった。

龍一は、神眼を使うとそこには
「!」

名前  不明

ステータス

不明

スキル

不明

称号 

嫉妬の魔王


そう、それは

「『嫉妬の魔王』」

だった。


「りゅうくん、退いて!」

華楓が叫ぶ。

龍一がきずいて、直ぐに退くと巨大なアイスボールが飛んでいった。

その後、直ぐに巨大なファイヤーボールも飛んでいった。

「くらえ!」

その魔王に直撃した。

しかし

「無傷...... !?そんな...... 」

「今度は、私です。」

『ファイヤーグリッター』

その魔法も、魔王に当たるが
「そんな、無傷だなんて。」

魔王はピンピンしていた。

それどころか、魔力が少し増しているような気がする。

ちっ!
華楓やリルの魔法が効かないなら

「華楓、リル、カレン、ラル。防御しとけよ!今からぶっぱなす!」

『エンチャント』

『フェアリーアタッチメント』

「そして!」

『フェアリージャッチメント』

巨大な魔力がこもった、魔法が発動した。









































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