神王のスローライフまで

グランアース

第4章第5話  龍一の新武器?




お待たせしました
久し振りの投稿です。






一方、神界では

「む?」

「どうした?」

「そういえばさ、俺達まだ、名前をもらってなくね?」

「名前?」

「ああ、俺達上級神とあるだけであって名前ないと分かりづらいだろ?」

実は、序列十二位に入っている上級神は自分の部下を持つことはあるが、自分の世界を持つことはない。

ちなみに、ひとつのせかい(ひとつの宇宙空間)で序列に入っている上級神が一人いる。

例外は、最高神の二人だけである。
神王は、まだ自覚して間もないため自分の世界を所持していない。

上級神の部下達も名前はないが、部下達はそれぞれの星を管理しているためその星の名前で呼ばれている。


「そんなのもらう必要性はあるのか?」

「必要だろ!俺達八人は神王様の配下だと言うことを告知するためだ!」

実際に、この上級神が考えていることは当てはまる。
だが、龍一はそこまでセンスが無いため名前を付けて貰える確率は相当低いと思うが...... 


「ふむ、それは一理あるな。」

「あら、そんなのあの子に聞いてみないと分からないわよ。」

「「!!」」

上級神二人は直ぐに膝まずく

「よい、そんなにかしこまらなくても」

「もう、駄目ですよ貴方。そこは、『うむ、表を上げよ』ですよ。」

最高神二人の登場である。

「んん?」
「あら?」

「どうしましたか?」

二人は、ある神力を読み取る。

「龍一め、あいつもうここまでできるようになったか!しかも、上級神の二人にも気づかれないとは。」

「どういうことでしょうか?」

「貴方、もう龍一と呼べなくなりますよ。ここまで使えるようになるなんて。一応教えておきますが、龍一が世界改変の力を使ったんですよ。しかも、かなり少ない神力で」

「「はい?」」

世界改変は莫大な神力を使うため、上級神でも滅多に使わない

「これじゃ、一時的な凌ぎで送ったケラウノスも耐えられなくなるだろうな。」

「作りましょ。龍一の新しい武器を。」

「ええ、でも魔神はどうするのです?」

「そんなのは、とっくの前からこの神界には攻めれないようにしてるわ。全部の神の神力を使ってガードしてるのよ。」

その後、上級神全員が呼び出されたがそれだけでは足りなくなりほぼ全員の神力を使って武器を作り上げた。

この時、龍一の神力を全て使いきる前まで使った。
しかし、龍一の神力が一分ちょっとで全快しまた使われるの繰り返しで神界にして約10年、世界の時間軸にして、一晩で終わらせた。

「よし、このぶきをおくるぞ。」

「ええ、はやくおくってあげて、そのぶきもよろこぶから」

神力の使いすぎで、言葉が幼くなってしまっている。

まあ、これも一日で全快するのだから神はなめたらいけないと考えさせられる。

ただ、その武器が龍一のもとにいくのは、キラリが届ける時である。

























「りゅうくん、起きてー!」

「んん、後もう少し。」

朝日が完全に頭の上に来ているのに、龍一は起きれていない。
元々、龍一は朝に強いのだが
龍一にも、神力の使いすぎで体が思いのだ。それを知っているのは神のみ

「珍しいですね。龍一が昼前になっても起きないなんて。」

「ほんと、体育祭でも暴れ疲れて寝て朝だけは何故か遅く起きずに早く起きてるんだけど...... 」

「「タイイクサイ?」」

「あっ、そっか。二人とも体育祭知らないんだ。」

結局、龍一を起こしに来た3人も龍一の寝ているそばで体育祭の思い出話をして、寝てしまった。

龍一達が起きたのは、完全に夜になっていて。
侍女が、夜ご飯が出来たと伝えに来たときに起きたのだった。


































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