神王のスローライフまで
第二章第26話 奪還作戦7
今回は、クラスメイト(居残り組)のお話です。
「さて、これより第5回クラス会議を始めます。司会は学代の俺、吉之元 幹太と」
「学代の私、渡邊 埜々香です。」
「書記は、西宮 嘉山です」
パチパチパチパチ
「それではまず最初の議題、クラスメイトの戦いでの今回の反省ですが...... 」
「小鳥遊 龍一?によって敵兵士が殲滅され、私達の方には防御壁が張られ全員が無傷です。」
「なので、今回はこの議題については話しません。
次についてですがこれは、あくまで個人的意見として議題に出してほしいと話す人物がおりますので出しますが、」
「議題は、小鳥遊 龍一と桜葉 華楓は幼なじみだが、距離感がこの世界に来てからより一層近づいた件についてです。」
「この件について、意見がある人。
......はい、野口君 」
「この件については、幼なじみは親などが血縁者であるからなどの理由から幼い頃から一緒にいるので、安心できる、ということから近いと推測します。」
「反論です!
あくまで、意見は半分あっていますが半分間違いだと推測します。
私は、幼なじみとは大体ができている関係であるためだと考えます。」
「ふ、2つの意見がいきなり出てきましたが、何か証拠となるものをだれか知りませんか?」
「はい!そういえば、あの日の宴会の夜中に桜葉さんと小鳥遊君が抱き締めているのを私は見つけました。」
「あっ!あれってあの二人だったの?」
「そうだと思うな。でも二人共に超美形だったからなぁー
眼鏡がついてなかったし。」
「はい、完全に確定したと言っても大丈夫ですね。」
「あと、付け足しで二人共黒髪でした。」
「はい、じゃあもう確定ね。」
「ちっ!桜葉さん、俺が欲しかったな。」
「あれ?もしかして、良くライトノベルだと王女も婚約者になるよね?」
「えっ?じゃあ、あの二人についていったのは...... 」
「既に婚約者!?」
「いや、可能性があるとしても。全然そんな素振りを見せないからな。
可能性として、考えておくのが良いかな?」
「それと、小鳥遊君。あれ、チーターだよね。
外国語で話してたけど、クーロン力消滅ってなんなんだろうね?」
「おーい、脱線しているぞ!取り敢えずこの事は、次の時までに調べよう。
今日はここまで。」
「次回でまた、会いましょう。」
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