神王のスローライフまで

グランアース

第二章第16話   国王の笑み

良いねが1000を越えました!
ありがとうございます。

これからも、頑張ります!

では、どうぞ






ラルに"お願い"をして、たったの二時間で戻って来た。


「完了いたしました。」


「ご苦労様、ラル」


さて、そろそろ戻ってくるな。
早い帰りだか、クラスメイト達は元気だろうか?
あのダンジョンでやられてないよな?特に調子に乗ってたヤツ。


というかラルって俺がいなかったら一番強いんじゃね?
あの敵兵になにしたんだろ?


「なぁ、ラル。あの敵兵に何したんだ?」


「フフっそれは、龍一様の世界の言葉では"企業秘密"ですね♪」


いやいや語尾にご機嫌が良いマークがついてるけど、笑顔で言わないで。
目がすごいから。
笑ってないよ、それ。


「まぁ、知ったことでも他の者には使用できませんけどね(ボソッ。」


「?なんか、言ったか?」


「いえなにも。それよりもほら、見えてきましたよ。王都の城門が。」


「えっ?見えないけど。明かりしか見えないけど!?」


というか、夜中なのによく見えるな。


「いつか見えるようになりますよ。」








城門をくぐった俺達はそのまま王城に入って行った
入ったすぐに俺達はもといた部屋に案内された。


何故か俺達だけ、三人部屋だったが。
察してくれ。
空気を読んでくれ。
とか、言いたいけどさすがに言えない。
華楓とリルが超ニコニコしている。


まぁ、ベットはそれぞれ違ったが。




朝になり、俺達は着替えたら国王の仕事部屋に案内された。


入ったら既に蓮斗と陸斗と浅川がいた。
浅川の顔色は大丈夫そうだ。


「さて、全員揃ったところで何があったのか聞かせてもらおうか?」


いやいや、ニコニコ笑顔で聞かないで。
あの敵を倒す口実がほしいのはわかるけど、俺達が襲われてるときに助けに来てくれたし、それよりも第3王女が襲撃されていたのを口実に使えるんじゃ


「わかりました。全て話します。」


いやいや、蓮斗もなんで話そうとするの。
もう、充分口実があるの分からないか?








「............ ということになります。」


あぁー本当に全部話したよ。
国王さんの笑顔がさらによくなったよ。


「報告で上がった通りで、私の娘のラリティアを"オモチャ"にしようとねぇ?」


えっ、こっちになんで見るの?
あっ!俺が婚約者だからか。


「そう、ですね。あいつらには、復讐をしないと。」


「そう思うだろう~♪」


あぁ、何する気だ、この人。



















コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品