美酒
4 呑まれると言う事 /時が止まるのは僕が寂しいからじゃない
山下「ナンだよ?
」
綾さんとやら娘が
指を指す方向へ
目をやった。
賑やかなんだか、
珍しいモンを見る
様な人だかりか?
綾「ちょっと前か
ら居る子らしんだ
けど…。」
山下「それよりさ
、俺のダチに位挨
拶しろよなぁお前
。」
綾「あっ、御免ね
!あたし綾って言
います~☆」
山下「おい?南?
」
僕はヤジウマな性
格で、気になって
しょうがない。
人混みを掻き分け
て辿り着いた。
白い肌
グレーの瞳
海老のような反り
具合。
その白い肌を見せ
つけ、男は複数の
男達に何度も呑み
込まれる。
艶めかしい腰に、
周囲の女は騒ぐ。
「籠(ロウ)さん
!」
「籠さん素敵!」
すると一人の女が
チップを赤いじゅ
うたんの上に差し
出した。
男はその女を見て
手招きをする。
すると女は男の躰
をまさぐり始めた
。
綺麗な女(ヒト)
だった。
だがしかし、視線
を女に合わせても
僕は何度も何度も
男に視線を向けて
しまう。
その美しさは
凍った瞳の
人魚の様で
何処か遠くなる様
な感じがした。
男は僕を見た。
僕と男は
何度もお互い視線
を投げ合っていた
。
」
綾さんとやら娘が
指を指す方向へ
目をやった。
賑やかなんだか、
珍しいモンを見る
様な人だかりか?
綾「ちょっと前か
ら居る子らしんだ
けど…。」
山下「それよりさ
、俺のダチに位挨
拶しろよなぁお前
。」
綾「あっ、御免ね
!あたし綾って言
います~☆」
山下「おい?南?
」
僕はヤジウマな性
格で、気になって
しょうがない。
人混みを掻き分け
て辿り着いた。
白い肌
グレーの瞳
海老のような反り
具合。
その白い肌を見せ
つけ、男は複数の
男達に何度も呑み
込まれる。
艶めかしい腰に、
周囲の女は騒ぐ。
「籠(ロウ)さん
!」
「籠さん素敵!」
すると一人の女が
チップを赤いじゅ
うたんの上に差し
出した。
男はその女を見て
手招きをする。
すると女は男の躰
をまさぐり始めた
。
綺麗な女(ヒト)
だった。
だがしかし、視線
を女に合わせても
僕は何度も何度も
男に視線を向けて
しまう。
その美しさは
凍った瞳の
人魚の様で
何処か遠くなる様
な感じがした。
男は僕を見た。
僕と男は
何度もお互い視線
を投げ合っていた
。
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