痛々しく甘いチョコレェト

山田 みつき

25 「計算」通り /「結局」って感じ

何にそんなに
がむしゃらに勉強
してるの。

そう思ってからい
っきに成績が下が
った。

母は
「どうしてこんな
に点数が低いの?
」と言う。

頭が悪いからに決まってる。

でも先の事を考え
、フォローの為だ
からいっきに又、
勉強を頑張って、
高校を「成績の良
いままで」終わろ
うと考えた。

そしてやはり夜だ
けでは少し不安だ
ったから就職も適
当にしようと考え
た。

卒業してから独り
暮らしがしたいと
言っていたのだが
、親は何か言って
来ると思ったので
寮付きの職場を探
して申し込んだ。

それならスムーズ
に家を出られると
思ったから。

高校を卒業した時
、地元に未練等、
一切無かった。
友達と呼ぶ者は、寂しい
とか色々言って来
たが私は全く、寂
しくなんか無かっ
た。
しかも大袈裟、同
じ札幌市内なんだ
から、って思って


東区に住む事にな
った。
卒業式が終えると
すぐに私は健の車
を使って荷物を運
ばせた。
寮は個人部屋で、
普通に独り暮らし
って感じだったの
で良かった。
実家から持って来
るものはあまり無
かったけど。

健の車で移動した
後、即効健に帰っ
て貰った。
独りの部屋でまず
一番最初にやる事
それはコンビニで
買って置いた、

「夜系の」雑誌。

私は躊躇いも無く
なるべく給料の良
い所を探した。
人と会話をするの
がとても苦手なの
で、飲み屋はパス
して。

特に私は「多人数
」が苦手だし、や
っぱり最初から「
風俗」に行く事に
した。

怖い位
抵抗が無かった。

私は何故
こんなにも
周りの普通の
女の子と違うんだ
ろう?

普通だったら怖い


私は即電話して、
いつから働けるか
聞かれて「明日か
らで」と返答した


昼職と同時進行す
ると言うのはどん
なに大変かと思っ
たけどね

そんなの

どうでも
良かったの。

鏡の前で裸になる

足を開いて自分の
性器を初めて見た

私は泣いて、服を
着た。
18歳。

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