MACHINE ACTOR 〜最強の種族だけど弱い自分の成長までの物語〜
転生
「聞こ...ます...」
(うん?)
「聞こえますか?」
(あ、あぁ、)
「聞こえますか?ユキナさん」
(ん?)
「なぁ、今なんて言った?」
「よかった!ようこそお越しくださいました!ユキナさん!」
「えっ、あの、」
「...おかしいですね、確かユキナさんは女性のはず......」
「俺、村雨械斗と言うものなんですが...」
「......おかしいですね」
「うん、気付いてくれたのね」
少し間を置いて━━
「あぁぁぁあ申し訳ございません!この世界に呼び寄せるはずだった者が何かの手違いで...!」
手違いか、ということはあれは俗に言う「運命」とか言うやつだったのか
だがまぁ...
「ユキナを守れた...のか?」
「?あ、はい。貴方様が代役をして頂けるのならば大丈夫でございます」
「そもそも、お前は誰でここはどこだ?」
「説明がまだでございましたね、私はあなたがたの世界で言う所の天使でございます。
そしてここは「天界」、天使の国でございます」
あれ?
「神様じゃないんだね?」
「はい。それこそ、転生させて頂いた理由にございます。
1000年前程までは天界に神様がいました。
しかし、悪魔が侵略してきて悪魔がある魔法を神様にかけて行きました。」
「ある魔法?」
「そう、簡単に申しますと『逆転の魔法 』でございまして、
元々神様の下界に降りる理由は加護の付与、それが逆転すると...」
「加護を奪う、と?」
「あ、いえ、そうではございません。
加護は付与したら5000年は保たれます。不可逆的な原本です。
なので加護を貫通、つまり人を襲い始めたのです」
「でも加護を与える為なら5000年に1度くらいの頻度で行くんだから被害は少ないんじゃ?」
「『 逆転の魔法』ですよ?人に対する付与とは違う方向ですので今までずっと現界しています」
そういえば、天界には元々神様がいたんだっけ
見渡す限りでは神様らしき人は見当たらない
「と言うか転生?」
「はい。貴方様には私達の加護の力を以て身体を付与、そして現界していただきます。
そこで神...もとい悪神の手から人々をまもって欲しいのです」
「加護があっても俺は人間だぞ?」
そう、ゆめゆめ忘れるな、カイトは普通すぎる人間だ!
「そこで、器を用意しました。この世界で最強の種族、機甲種です。
ですが…」
「最強って、今最強って言いました!?」
「え、えぇ。今の世界が保たれている理由の大主体でもあります。」
「なる!行く!転生する!早く!ね!?」
「ですがしかし...」
「もう細かいことはいいから!行こ!」
「り、了解しました...この天界に来た時点で加護の付与は終わっています。
すぐにでも転生させましょう」
「よっしゃこい!」
「ですが最後に1つ」
「ん?、なに!?」
「...決して後悔しないでくださいよ?」
「?」
その意味が分からぬまま、俺は意識を深い暗闇に沈めた
(うん?)
「聞こえますか?」
(あ、あぁ、)
「聞こえますか?ユキナさん」
(ん?)
「なぁ、今なんて言った?」
「よかった!ようこそお越しくださいました!ユキナさん!」
「えっ、あの、」
「...おかしいですね、確かユキナさんは女性のはず......」
「俺、村雨械斗と言うものなんですが...」
「......おかしいですね」
「うん、気付いてくれたのね」
少し間を置いて━━
「あぁぁぁあ申し訳ございません!この世界に呼び寄せるはずだった者が何かの手違いで...!」
手違いか、ということはあれは俗に言う「運命」とか言うやつだったのか
だがまぁ...
「ユキナを守れた...のか?」
「?あ、はい。貴方様が代役をして頂けるのならば大丈夫でございます」
「そもそも、お前は誰でここはどこだ?」
「説明がまだでございましたね、私はあなたがたの世界で言う所の天使でございます。
そしてここは「天界」、天使の国でございます」
あれ?
「神様じゃないんだね?」
「はい。それこそ、転生させて頂いた理由にございます。
1000年前程までは天界に神様がいました。
しかし、悪魔が侵略してきて悪魔がある魔法を神様にかけて行きました。」
「ある魔法?」
「そう、簡単に申しますと『逆転の魔法 』でございまして、
元々神様の下界に降りる理由は加護の付与、それが逆転すると...」
「加護を奪う、と?」
「あ、いえ、そうではございません。
加護は付与したら5000年は保たれます。不可逆的な原本です。
なので加護を貫通、つまり人を襲い始めたのです」
「でも加護を与える為なら5000年に1度くらいの頻度で行くんだから被害は少ないんじゃ?」
「『 逆転の魔法』ですよ?人に対する付与とは違う方向ですので今までずっと現界しています」
そういえば、天界には元々神様がいたんだっけ
見渡す限りでは神様らしき人は見当たらない
「と言うか転生?」
「はい。貴方様には私達の加護の力を以て身体を付与、そして現界していただきます。
そこで神...もとい悪神の手から人々をまもって欲しいのです」
「加護があっても俺は人間だぞ?」
そう、ゆめゆめ忘れるな、カイトは普通すぎる人間だ!
「そこで、器を用意しました。この世界で最強の種族、機甲種です。
ですが…」
「最強って、今最強って言いました!?」
「え、えぇ。今の世界が保たれている理由の大主体でもあります。」
「なる!行く!転生する!早く!ね!?」
「ですがしかし...」
「もう細かいことはいいから!行こ!」
「り、了解しました...この天界に来た時点で加護の付与は終わっています。
すぐにでも転生させましょう」
「よっしゃこい!」
「ですが最後に1つ」
「ん?、なに!?」
「...決して後悔しないでくださいよ?」
「?」
その意味が分からぬまま、俺は意識を深い暗闇に沈めた
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