アクトリヴァ

シュララP

始まりの城 その3

「君たち諸君の想像力イマジネーションがそのまま力になるのさ」

「まじか!w」「すごいやん」
「すごい!すごくない?w」

ハァ…まだ肝心な事聞いてねえだろ。

「すんません、俺らって元の世界に帰れんの?」

「それは…我々にはどうすることも…」

「嘘や!」

うお、悲劇のヒロイン登場か?

「嘘やて言ってや!もうアホ兄貴に会われへんの?大切な親友とも!」
「マキ落ち着いて、そうと決まった訳ちゃうやろ?」

へえ、マキって名前やったんかこいつ…中学生活もう長くなるけど名前は覚えられんのよな…仕方ない、不本意だが説得するか

「魔王討伐の任務を果たせば、王に頼むと聞いてくれるかもな」


続く

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