アクトリヴァ

シュララP

プロローグ その4

「ほな出席とってみ」
「分かりました、出席簿にはフリガナがないので間違いがあれば指摘をしてください」

俺は出席番号1番だが…さすがに読み間違えは無いよな。無いよ…な?

「芥川駿也くん」

よかった…まちがってねえ
「はい」

「できるだけ大きい声でお願いします」

コイツ腹立つ。

荒木 晋作あらきしんさくくん」
「はい」
植野 亜梨紗うえのありささん」
「はい」

長い…割愛だ。

そう…何気ない日常に変化があらわれたのは先生が最後の一人の名前を読み、返事を返す瞬間だった。

俺のカバンがものすごい光を放つ…

いや、正確には光ったのは今朝拾った宝石の方か…

同時に床にアニメでよく見るような巨大魔法陣が展開された。


続く

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