異世界転生 〜奴隷からの成り上がり〜

ぴえろ

死亡、そして転生4

スキルを選び始めてから3日が経った。
今日、俺はいよいよ転生する。正直言って少し不安だ。だが、まぁなんとかなるだろう。ちなみに残りの3つのスキルだが、

「剣術早熟」
全ての剣術スキルをいち早く覚えることができる。このスキル自体に剣術が使える効果はない。

最初から剣は使えないが、色々な剣を使いこなせるようになるので、剣術スキルの方はこれにした。頑張って剣を覚えていくとしよう。

「黒魔法強化」
MPを消費することで使える魔法の1つ。
攻撃に優れている。また、体の欠損を他で補うことも可能。その効果を強化する。

こいつは使い勝手がいい。攻撃特化なのは有難いし、何より怪我をしても他のもので補えるらしい。他のもので補うことに抵抗はあるが、死ぬよりは断然マシだろう。
早めに黒魔法を覚えなければならないな。

「EXスキル    創造と破壊」
対象が思い描いたものを瞬時に創造することが可能。ただし、対価として創造したものと同等のものを壊さなければならない。

こいつは使い方次第では化けるな。最初の方では使えなくても後々になると使えるようになるな。予想だけど、これは作るものの材料を壊せば作れるのではないか?
根拠は同等のものということは作ったものと同じものを壊せばいい。なら、作ったものの材料を集めて壊せばすむのではないだろうか?まぁ、実際に試してみるしかないな。

「やぁ、ちゃんとスキルを選べたみたいだね。それじゃあ種族と名前を決めてもらうよ。種族は選んでもらうけど、名前は自分で決めてね?」

「選ぶも何も種族は人間でいいよ。名前は
・・・そうだな、レヴィンにしとくよ。
ゲームの中とかでよく使ってたし。」

「オッケー、なら決まりだね。転生しようか。」

「あぁ、初めてくれ。」

俺の周りに白い粒子がキラキラと舞っている。やがて俺自身が足の先から粒子となって消えていく。

「さぁ、行っておいで。新たな世界へ!」
・・・そして僕を楽しませてね?レヴィン
君は転生した直後に・・・

最後の方は上手く聞こえなかったが、何やら俺にとって良いことでないことぐらいはわかった。転生した後が不安になってくるな

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