転移したらダンジョンの下層だった
百七十八話投げ技はな・・・・・・
部屋から退出した二人は街を出て森の中へと入り、コボルトジェネラルの短剣を使って摸擬戦をする事にしていた。
ソウスケは基本的にロングソードで戦う事が多いが、器用さはこの世界に来てから飛躍的に増し、既に短剣を二刀流で戦う事が出来ている。
しかしミレアナの方が一朝一夕の差があるため、技術的な面ではまだまだ劣っている。
「ソウスケさんは短剣も上手く扱う事が出来るみたいですね。前の世界で少し扱っていたりしたんですか?」
「いや、一切扱った事は無いな。戦っている時に兎に角、動きに無駄が無いように動こうと考えていたからそう見えるのかもしれないな」
摸擬戦を終えた二人は切り株に腰を掛け、先程の摸擬戦に付いて語っていた。
「まぁ・・・・・・俺が短剣を使うってなると、格闘技も必然的に混ざって来るから純粋に短剣だけで戦うってのは無理だな」
「確かにそうかもしれませんね。ただ、その格闘技こそソウスケさん自身が持つ武器の中で一番強いと私は思いますよ」
この世界には剣術や槍術などの流派はあれど、格闘技に関しての流派は殆ど無いに等しい。
なのでミレアナがソウスケから学んだ格闘技の技術はとても魅力的に感じた。
「最後に頼れるのは自身の体だって思ってるからな。ただ、一対一の対人戦に関して使える手段はそこそこあるかもしれないけど、モンスターを相手にするってなるとな・・・・・・打撃に関しては相当腕力、力が無かったら意味がないし、投げ技に関してはかなり応用技が使えないと大型の人型モンスターには通用しないし」
投げ技が多く存在する柔道は、基本的に相手の道着を掴んで投げる。ただ、もし異種格闘技戦で柔道家を相手にする選手は必ず上着を着用せず、ノーギで戦う。
そうする事によって柔道家は掴むところが無く、本来の力を発揮できない。
しかし、稀にノーギ対策として相手の骨を肉の上から掴んで投げる柔道家もいる。
それを習得できればモンスター相手にも投げ技が使えるのではとソウスケは思ったが、それはモンスターが人型であり、体格が自分と同じ相手だけ。
その他のモンスターには正直使えないと言っても過言ではない。
(魔力を手から放出して硬化させる事でモンスターの骨を掴んで投げる事は出来る筈。ただ、人型のモンスターが超至近距離攻撃を持っていないとも限らない)
口から何かを噴き出す、毛を針に変えて発射する。そんな攻撃方法が無いとは言えない為、ソウスケは基本的に柔道技は実戦では使えないだろうと思っている。
「確かにソウスケさんが考えた応用技が無いと大型のモンスター相手に投げ技を決めるのは難しいですね」
「だろ。取りあえず短剣と格闘技を混ぜればそこそこ使えるのは分かったし、今度はこいつをある程度扱えるようにしておかないと」
腰から抜いたコボルトキングの素材から作られたグラディウスを手で遊びながらミレアナに目を向ける。
「私は全然大丈夫ですけど、午後は予定があるって言ってましたよね。それに間に合いそうですか?」
「あ~~~~・・・・・・まっ、直ぐに見つけて直ぐに倒せば何とかなる筈だ。てことで、ささっと手頃なモンスターを探すぞ」
「分かりました。サイズはどれぐらいが良いですか?」
これから殺し合いをしに行くとは思えない程軽い様子で二人は手頃なモンスターを探しに森の奥へと進む。
丁度良いモンスターを見つけ、特に苦戦する事無く倒したソウスケは街へ戻り一つ目の用事を済ませる。
その後に夕食を取り、二つ目の用事を片す為にある場所へ向かう。
新作の万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか? も是非読んでください
ソウスケは基本的にロングソードで戦う事が多いが、器用さはこの世界に来てから飛躍的に増し、既に短剣を二刀流で戦う事が出来ている。
しかしミレアナの方が一朝一夕の差があるため、技術的な面ではまだまだ劣っている。
「ソウスケさんは短剣も上手く扱う事が出来るみたいですね。前の世界で少し扱っていたりしたんですか?」
「いや、一切扱った事は無いな。戦っている時に兎に角、動きに無駄が無いように動こうと考えていたからそう見えるのかもしれないな」
摸擬戦を終えた二人は切り株に腰を掛け、先程の摸擬戦に付いて語っていた。
「まぁ・・・・・・俺が短剣を使うってなると、格闘技も必然的に混ざって来るから純粋に短剣だけで戦うってのは無理だな」
「確かにそうかもしれませんね。ただ、その格闘技こそソウスケさん自身が持つ武器の中で一番強いと私は思いますよ」
この世界には剣術や槍術などの流派はあれど、格闘技に関しての流派は殆ど無いに等しい。
なのでミレアナがソウスケから学んだ格闘技の技術はとても魅力的に感じた。
「最後に頼れるのは自身の体だって思ってるからな。ただ、一対一の対人戦に関して使える手段はそこそこあるかもしれないけど、モンスターを相手にするってなるとな・・・・・・打撃に関しては相当腕力、力が無かったら意味がないし、投げ技に関してはかなり応用技が使えないと大型の人型モンスターには通用しないし」
投げ技が多く存在する柔道は、基本的に相手の道着を掴んで投げる。ただ、もし異種格闘技戦で柔道家を相手にする選手は必ず上着を着用せず、ノーギで戦う。
そうする事によって柔道家は掴むところが無く、本来の力を発揮できない。
しかし、稀にノーギ対策として相手の骨を肉の上から掴んで投げる柔道家もいる。
それを習得できればモンスター相手にも投げ技が使えるのではとソウスケは思ったが、それはモンスターが人型であり、体格が自分と同じ相手だけ。
その他のモンスターには正直使えないと言っても過言ではない。
(魔力を手から放出して硬化させる事でモンスターの骨を掴んで投げる事は出来る筈。ただ、人型のモンスターが超至近距離攻撃を持っていないとも限らない)
口から何かを噴き出す、毛を針に変えて発射する。そんな攻撃方法が無いとは言えない為、ソウスケは基本的に柔道技は実戦では使えないだろうと思っている。
「確かにソウスケさんが考えた応用技が無いと大型のモンスター相手に投げ技を決めるのは難しいですね」
「だろ。取りあえず短剣と格闘技を混ぜればそこそこ使えるのは分かったし、今度はこいつをある程度扱えるようにしておかないと」
腰から抜いたコボルトキングの素材から作られたグラディウスを手で遊びながらミレアナに目を向ける。
「私は全然大丈夫ですけど、午後は予定があるって言ってましたよね。それに間に合いそうですか?」
「あ~~~~・・・・・・まっ、直ぐに見つけて直ぐに倒せば何とかなる筈だ。てことで、ささっと手頃なモンスターを探すぞ」
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これから殺し合いをしに行くとは思えない程軽い様子で二人は手頃なモンスターを探しに森の奥へと進む。
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