転移したらダンジョンの下層だった
十七話パーティーか・・・・・・
乾杯をしてから、とりあえず腹が減っていたソウスケ達は飯を十分程食べ続けた。
このとき人生で初めて酒を飲んだソウスケの感想は、旨いの一言だった。ソウスケは酒に溺れるつもりはないが、アルコール中毒になる人間がでるのも少し分かるなと思った。
ソウスケ達が飯を食べ始めてから約十分後、スラルがお代わりしたエールを一気に飲み、木のジョッキをダンっ、と音を立てながら置いた。
「ふーーー、やっぱり仕事終わりのエールは旨いな。これで明日からも頑張れな」
「そうね、スラルの言う通りだわ。また明日から頑張らないとね」
エルミがスラルの考えに同意しながらエールを飲み始めた。
ソウスケはその様子を見ながら、これまた新鮮だなと感じた。
(前の世界では未成年ということもあって酒を飲む女の人ってのは、母親か親戚しか見たことがなかったけどこう、年の近い女の人が酒を煽っている姿はなんか・・・・・・エロく感じるな。うん、そんなこと考えるなんて俺もかなり酔ってるのか?)
ソウスケは前の世界で行った検査結果通り、アルコールに強かった。エールは既に四杯ほど飲んでいるが未だに潰れる気配はない。だが、少しだけ頭がフワッとしている感覚はある。
ソウスケはそろそろ飲むのはやめた方が良いかなと思ったが、こんな感覚を味わうのもまた一興かと思いまたの店員に頼んでエールを持ってきてもらった。
「そういえばソウスケの明日の予定はどんな感じなんだい」
アガレスが好青年な見た目からはあまり想像できない感じで、ファットボアという、いい感じに脂身の乗った肉を持つイノシシのモンスターの肉に齧り付いていた。
だが、ソウスケは冒険者ならこんな風に食べるのもおかしくはないかと納得した。
「そうですね・・・・・・とりあえず冒険者ギルドに様があるので人がいなさそうな時間帯の・・・・・・昼辺りに行こうと思います。それから少し武器屋や道具等、今日見て回れなかったところを回ってみようかなと思います」
ソウスケはとりあえずスキルの収納に入れた、ダンジョンで倒したモンスターの死体を、ギルドで解体してもらおうと思っていた。本当は自分でやっとほうがためになるのだろうと思ったが、量が量なので流石にやる気が起きなかった。幸いお金はダンジョンで手に入れた物があるので、必要経費が掛かるとしても大丈夫だと思った。
(モンスターの死体、体内のグロテスクな物は見慣れたし匂いも慣れて来たけどまだ解体するときの感触がなれないな。オークや他の魔物の肉を食べるために何体か解体したけどな~~~~、やっぱ思うところがあるな)
モンスターを殺しても特に罪悪感は感じなかったが、解体するときに触る内臓とかの部位の感触は未だにソウスケはなれなかった。
「ふ~~~~ん。まっ、それが初めて冒険者になった人の行動だよね。そういえばソウスケ君はパーティーはどうするの?」
ケイの質問にソウスケはどう答えるかよりパーティーそのものについて考え込んだ。
(パーティーか・・・・・・正直言えば仲間はやっぱり欲しいな。でも、こういった世界だと裏切りとか普通にあるだろうし、そう簡単に信用は出来ないんだよな。ん~~~~、奴隷とかいるのかな。いたら奴隷を買って仲間にしようかな。奴隷だと裏切られる心配もなさそうだし。でも、普通にそういった関係じゃない仲間も欲しいんだよな~~~~。でもそれは流石に我儘かもな)
深く考え込んでしまったソウスケに、エルミが耳の近くで話しかけた。
「ソウスケ!!! ケイの質問聞いていたの?」
「あ、ああ。勿論聞いていたよ。パーティーの事だろ。そうだな・・・・・・今のところはゆっくり一人で依頼をこなして期待から。とりあえず一か月くらいはソロかな」
「そうなんだ・・・・・・ソウスケ君が良かったら私達のパーティーに誘いたいなーって思ってたけど、それなら仕方がないね。でも、気が向いたらいつでも来てね」
ケイの言葉に他の三人も笑顔で頷いていた。
その光景にソウスケは前にいた世界の友人より、この世界てま出来る友人の方が、良い関係を築けそうだなと思った。
このとき人生で初めて酒を飲んだソウスケの感想は、旨いの一言だった。ソウスケは酒に溺れるつもりはないが、アルコール中毒になる人間がでるのも少し分かるなと思った。
ソウスケ達が飯を食べ始めてから約十分後、スラルがお代わりしたエールを一気に飲み、木のジョッキをダンっ、と音を立てながら置いた。
「ふーーー、やっぱり仕事終わりのエールは旨いな。これで明日からも頑張れな」
「そうね、スラルの言う通りだわ。また明日から頑張らないとね」
エルミがスラルの考えに同意しながらエールを飲み始めた。
ソウスケはその様子を見ながら、これまた新鮮だなと感じた。
(前の世界では未成年ということもあって酒を飲む女の人ってのは、母親か親戚しか見たことがなかったけどこう、年の近い女の人が酒を煽っている姿はなんか・・・・・・エロく感じるな。うん、そんなこと考えるなんて俺もかなり酔ってるのか?)
ソウスケは前の世界で行った検査結果通り、アルコールに強かった。エールは既に四杯ほど飲んでいるが未だに潰れる気配はない。だが、少しだけ頭がフワッとしている感覚はある。
ソウスケはそろそろ飲むのはやめた方が良いかなと思ったが、こんな感覚を味わうのもまた一興かと思いまたの店員に頼んでエールを持ってきてもらった。
「そういえばソウスケの明日の予定はどんな感じなんだい」
アガレスが好青年な見た目からはあまり想像できない感じで、ファットボアという、いい感じに脂身の乗った肉を持つイノシシのモンスターの肉に齧り付いていた。
だが、ソウスケは冒険者ならこんな風に食べるのもおかしくはないかと納得した。
「そうですね・・・・・・とりあえず冒険者ギルドに様があるので人がいなさそうな時間帯の・・・・・・昼辺りに行こうと思います。それから少し武器屋や道具等、今日見て回れなかったところを回ってみようかなと思います」
ソウスケはとりあえずスキルの収納に入れた、ダンジョンで倒したモンスターの死体を、ギルドで解体してもらおうと思っていた。本当は自分でやっとほうがためになるのだろうと思ったが、量が量なので流石にやる気が起きなかった。幸いお金はダンジョンで手に入れた物があるので、必要経費が掛かるとしても大丈夫だと思った。
(モンスターの死体、体内のグロテスクな物は見慣れたし匂いも慣れて来たけどまだ解体するときの感触がなれないな。オークや他の魔物の肉を食べるために何体か解体したけどな~~~~、やっぱ思うところがあるな)
モンスターを殺しても特に罪悪感は感じなかったが、解体するときに触る内臓とかの部位の感触は未だにソウスケはなれなかった。
「ふ~~~~ん。まっ、それが初めて冒険者になった人の行動だよね。そういえばソウスケ君はパーティーはどうするの?」
ケイの質問にソウスケはどう答えるかよりパーティーそのものについて考え込んだ。
(パーティーか・・・・・・正直言えば仲間はやっぱり欲しいな。でも、こういった世界だと裏切りとか普通にあるだろうし、そう簡単に信用は出来ないんだよな。ん~~~~、奴隷とかいるのかな。いたら奴隷を買って仲間にしようかな。奴隷だと裏切られる心配もなさそうだし。でも、普通にそういった関係じゃない仲間も欲しいんだよな~~~~。でもそれは流石に我儘かもな)
深く考え込んでしまったソウスケに、エルミが耳の近くで話しかけた。
「ソウスケ!!! ケイの質問聞いていたの?」
「あ、ああ。勿論聞いていたよ。パーティーの事だろ。そうだな・・・・・・今のところはゆっくり一人で依頼をこなして期待から。とりあえず一か月くらいはソロかな」
「そうなんだ・・・・・・ソウスケ君が良かったら私達のパーティーに誘いたいなーって思ってたけど、それなら仕方がないね。でも、気が向いたらいつでも来てね」
ケイの言葉に他の三人も笑顔で頷いていた。
その光景にソウスケは前にいた世界の友人より、この世界てま出来る友人の方が、良い関係を築けそうだなと思った。
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