転移したらダンジョンの下層だった
十二話蛇腹剣について
ソウスケはアガレスの質問に、どう答えていいかいまいち分からなかった。
(俺が転生者ってことは隠した方が良いだろうな・・・・・・なんて言えばいいだろう。冒険者登録もしていないのに、ダンジョンに潜っていたなんて言わない方が良いだろうな。そうだな~~~~~・・・・・・もう一度空想のおじいちゃんを使うか)
ソウスケは三秒ほど考えまた新しい設定を考えた。
「この武器は蛇腹剣って言うんだけど、さっきのコボルトの上位種との戦いを見てたらわかると思うんだけど、自分の意志で刃の部分を動かすことが出来るんだ。ちなみにこれはおじいちゃんが冒険者時代に見つけた剣らしいんだけど、おじいちゃんとは戦い方が合わなかったらしくて保管しておいたらしいんだ、それで俺が使ってみたら、上手いこと扱うことが出来たからおじいちゃんが俺にくれたんだ」
ソウスケの説明を聞きアガレスたちは納得いったという顔になった。
そしてアガレスが剣について質問をしてきた。
「それは僕にも使えそうかな。攻撃の最中に攻撃場所を変えられるなんて、中々に良い剣だよ自分で手に入れたときに是非使いたいものね」
ソウスケは自分がこの蛇腹剣を、自在に操れるようになるまでの様子を思い出しながら答えた。
「う~~~~~ん。結構難しんじゃないかな。右手と左手を同時に、違う動作が出来る様にならないと厳しいかな。戦ってる時に意識を二つに分けている様なものだから、センスがないと自在に操れるようになるには時間がかかると思うぞ」
「右手と左手で同時に違う動作か・・・・・・ん~~~~それは確かに難しそうだね。僕はそんな器用じゃないからね」
残念そうにしているアガレスに、ソウスケ自分なりにに考えてアドバイスをした。
「約に立つかは分からないけど、まずは普通の剣で二刀流を出来る様になればいいお思うぞ。一応左右で違う動きをしながら戦うから、蛇腹剣を自在に操れるようにするには良い練習になるはずだ」
「そうか、なるほど。二刀流か、それは良いかもしれないな。蛇腹剣を操れるようになれるかもしれないし、二刀流を使えるようになるのも十分に解くになる。問題は・・・・・・」
蛇腹剣の話について盛り上がっているアガレスとソウスケに、エルミがもうすぐ街に着くことを告げた。
「ほらほら、その・・・・・・蛇腹剣だっけ? に盛り上がるのもいいけど、そろそろモバールに着くわよ」
エルミの言葉にソウスケが門の前に並んでいる列の最後尾に向かいながら質問した。
「モバールっていうのがこの街の名前なのか?」
ソウスケの質問にエルミが、驚いた顔をしながら答えた。
「え、ええそうだけど・・・・・・もしかして知らなかったの? 王都程じゃないけど結構有名な街だと思うのだけど。あっ、そういえばソウスケは今まで山の中で育ってきたのよね。なら知らないのも無理はないのかもしれないわね」
「・・・・・・ああ。おじいちゃんからは、あまり山の外の世界の話は聞かなかったからな」
(はは、転移する前は漢字ばかりの市とか県の名前しか聞いたことがないから、カタカナの街の名前が新鮮に感じたなんて言えね~~~~~)
ソウスケは顔には出さなかったが、心の中で苦笑いをしていた。
「そう言えばソウスケは身分証明書は持っているか?」
スラルの言葉にソウスケは石のように固まった。
ソウスケはこの世界に来て、街には一度も入ったことがないので身分証明書等一切持っていない。
(やっべーーーーーー。そんな重要そうなの一切持ってないぞ。あれか、そういった物を持っていないと中に入れいないパターンなのか)
・・・・・・ソウスケ、この世界に来て最大のピンチ
(俺が転生者ってことは隠した方が良いだろうな・・・・・・なんて言えばいいだろう。冒険者登録もしていないのに、ダンジョンに潜っていたなんて言わない方が良いだろうな。そうだな~~~~~・・・・・・もう一度空想のおじいちゃんを使うか)
ソウスケは三秒ほど考えまた新しい設定を考えた。
「この武器は蛇腹剣って言うんだけど、さっきのコボルトの上位種との戦いを見てたらわかると思うんだけど、自分の意志で刃の部分を動かすことが出来るんだ。ちなみにこれはおじいちゃんが冒険者時代に見つけた剣らしいんだけど、おじいちゃんとは戦い方が合わなかったらしくて保管しておいたらしいんだ、それで俺が使ってみたら、上手いこと扱うことが出来たからおじいちゃんが俺にくれたんだ」
ソウスケの説明を聞きアガレスたちは納得いったという顔になった。
そしてアガレスが剣について質問をしてきた。
「それは僕にも使えそうかな。攻撃の最中に攻撃場所を変えられるなんて、中々に良い剣だよ自分で手に入れたときに是非使いたいものね」
ソウスケは自分がこの蛇腹剣を、自在に操れるようになるまでの様子を思い出しながら答えた。
「う~~~~~ん。結構難しんじゃないかな。右手と左手を同時に、違う動作が出来る様にならないと厳しいかな。戦ってる時に意識を二つに分けている様なものだから、センスがないと自在に操れるようになるには時間がかかると思うぞ」
「右手と左手で同時に違う動作か・・・・・・ん~~~~それは確かに難しそうだね。僕はそんな器用じゃないからね」
残念そうにしているアガレスに、ソウスケ自分なりにに考えてアドバイスをした。
「約に立つかは分からないけど、まずは普通の剣で二刀流を出来る様になればいいお思うぞ。一応左右で違う動きをしながら戦うから、蛇腹剣を自在に操れるようにするには良い練習になるはずだ」
「そうか、なるほど。二刀流か、それは良いかもしれないな。蛇腹剣を操れるようになれるかもしれないし、二刀流を使えるようになるのも十分に解くになる。問題は・・・・・・」
蛇腹剣の話について盛り上がっているアガレスとソウスケに、エルミがもうすぐ街に着くことを告げた。
「ほらほら、その・・・・・・蛇腹剣だっけ? に盛り上がるのもいいけど、そろそろモバールに着くわよ」
エルミの言葉にソウスケが門の前に並んでいる列の最後尾に向かいながら質問した。
「モバールっていうのがこの街の名前なのか?」
ソウスケの質問にエルミが、驚いた顔をしながら答えた。
「え、ええそうだけど・・・・・・もしかして知らなかったの? 王都程じゃないけど結構有名な街だと思うのだけど。あっ、そういえばソウスケは今まで山の中で育ってきたのよね。なら知らないのも無理はないのかもしれないわね」
「・・・・・・ああ。おじいちゃんからは、あまり山の外の世界の話は聞かなかったからな」
(はは、転移する前は漢字ばかりの市とか県の名前しか聞いたことがないから、カタカナの街の名前が新鮮に感じたなんて言えね~~~~~)
ソウスケは顔には出さなかったが、心の中で苦笑いをしていた。
「そう言えばソウスケは身分証明書は持っているか?」
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