転生した先はダンジョンのラスボスだったけどとりあえず放棄する

ノベルバユーザー278774

プロローグ

-------------------とある話をしよう。

何てことはない。ただひとりの少年が命を落とした話だ。

少年は高校生だった。勉強もそこそこできて、友達も多かった。その少年は当然、その瞬間までは自分が死ぬなど思ってもいなかった。少年はその日、いつもと変わらず部活が終わり家に向かっていた。しかしその日に、何も変わらなかったその日に限って、トラックが一台、横断歩道を渡っているときに突っ込んできた。少年は勢いよく飛ばされ、地面に叩きつけられた。少年は激痛に襲われたが、すぐにその感覚は無くなってきた、あぁ、ここで死ぬんだなと少年は感じた。できれば来世はできればお金持ちならいいなという願望と共に、少しずつ体は冷たくなり、少年は重く感じたまぶたを閉じた・・・・・・
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・・・・・少年は目を覚ました。
  見渡す限りどこもかしこも真っ暗だった。  そこに五歳ほどの見た目の男の子が一人いることを除いては。
「!!??!」
驚いた少年はその子供を警戒したが、
『大丈夫、僕はなにもしないよ。』
少年は驚いたが、尋ねることにした。
「・・・君は誰?」
『うん、まあ普通そう聞くよねー』
と、子供は頭をかいた。なんだかかるい、
子供なのに胡散臭い。
『胡散臭いって・・・いやまあ認めるけど。』
「うわあ、心も読めるのか、さらに胡散臭いなぁ。」
『ねえ適応早すぎない?』
そんな無駄話をしていると、子供はわざとらしく咳払いして見せた。
『えーっと・・・僕はカイ。まあいわゆる神様だよ。』
そういうと、カイと名乗る子供は胸を張って見せた。
「・・・・嘘だぁ。」
しかし、少年はろくに信じていなかった。
『うっ、最近の若い人間は神様信じないってじい様が言ってたけどホントに信じてないな・・・』
少年はまあ子供の悪ふざけだろう位に思っていた。
  少年もこんな場面のある小説は少し見たことがある。だが大抵神は老人だというイメージがあるせいか、子供に自分が神だと言われてもあまり説得力がない。 
『じ、じゃあさ!どうしたら僕を神様だって思う?』
「いや知らないよ。」
  そもそもその神様が何をするために自分の前に出てきたのかが不明だ。
  少年としてはそこが知りたい。
『あ、そうそう、実はね―――――――』
心を読んだのだろう、カイはまってましたとばかりに声高に
『君には僕らの世界に転生してもおうと思うんだ!』

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