動物ブリーダーの僕が異世界でモンスターブリーダーとして活躍してるんだけど。
三十四話 改めてよろしく。
リーエさんが泣き止んだので僕…いや、俺は思い出したことを全部話すことにした。
「さっき話があるって言ったけどこれから話すのはその話だ。」
「うん。なんの話なの〜?」
「俺は記憶が戻ったんだ。全部。昔のことも。名前も。」
「ご主人様、記憶がお戻りになったのですか?」
「ああ。今俺が持っている二つの剣があるな。その剣の中に今回の暴走事件の要因となった、新しい友達…いや、仲間がいる。」
俺は剣を具現化させた。
「我は闇の王。名をサイアンという。これからは主の体の一部として命を捧げる所存だ。よろしく頼む。」
「サイアンは俺に光を与えてくれたんだ。闇の王なのにな。まあ、いいやつだからみんな仲良くなってくれよ。」
「うん。サイアンさん。よろしくね〜。」
「まあ、状況は理解し切れていないがまあ大体はわかった。よろしく頼むぞ。」
「ご主人様の為に命を捧げる仲間ができて私も嬉しいです。よろしくお願いします。」
「うむ。よろしく頼むぞ。」
みんな分かり合えたみたいだ。
「サイアンのこともあるけど、もう一つあるんだ。名前のことなんだけど…思い出したよ。」
「本当なのか、それは?」
「主〜本当〜?」
「それは本当でございますか?」
3人ともびっくりした様子である。
「ああ。俺の名前はサイアンが教えてくれたんだ。ずっと心の中に閉じ込めてた名前。思い出したら昔のことも全部思い出したよ。」
「でも、その表情から見るにスッキリしてるみたいだな。」
デュポーンさんは気づいていたらしい。
「まあね。俺の名前はハルトって言うんだ。まあ、呼び方は変えなくてもいいよ。いつものままでいい。」
「ハルト…いい名前だ。」
「いい名前だね〜。」
「凛々しい名前でございます。ご主人様。」
みんな褒めてくれた。和むなぁ、やっぱり。
「まあ、名前知っても呼び方は変わらないんだけどね〜。」
「主は主だもんな。」
「ご主人様はどうなろうとご主人さまです。」
「はは、そうだな。あ、そういえばこんな話をしている暇なんてないんだった。グルートさんに会いに行かないと。」
「そうだったな。忘れていた。」
「さっきね〜、匂いで探索してみたら、結構遠いけど、二人の匂いがあったよ〜。
「でかしたぞコロ!じゃーグルートさんのところに行きながら話すか。みんな、準備をしとけよ。」
「わかった〜。」
「わかりました。」
「わかった。」
準備を軽くすませ歩き出した俺たちは森の中を15分くらい進んだところである違和感に気づいた。
「主。少し厄介なことになったかもしれんぞ。」
「どうしたんだ?」
「多分犬とメイドは気づいているだろうが…魔族がもう一体いたかもしれぬ。」
「え?なんで?」
「グルートの娘が拐われた…いや、分からんがな。」
「え?」
やばい状況になったらしいです。
「さっき話があるって言ったけどこれから話すのはその話だ。」
「うん。なんの話なの〜?」
「俺は記憶が戻ったんだ。全部。昔のことも。名前も。」
「ご主人様、記憶がお戻りになったのですか?」
「ああ。今俺が持っている二つの剣があるな。その剣の中に今回の暴走事件の要因となった、新しい友達…いや、仲間がいる。」
俺は剣を具現化させた。
「我は闇の王。名をサイアンという。これからは主の体の一部として命を捧げる所存だ。よろしく頼む。」
「サイアンは俺に光を与えてくれたんだ。闇の王なのにな。まあ、いいやつだからみんな仲良くなってくれよ。」
「うん。サイアンさん。よろしくね〜。」
「まあ、状況は理解し切れていないがまあ大体はわかった。よろしく頼むぞ。」
「ご主人様の為に命を捧げる仲間ができて私も嬉しいです。よろしくお願いします。」
「うむ。よろしく頼むぞ。」
みんな分かり合えたみたいだ。
「サイアンのこともあるけど、もう一つあるんだ。名前のことなんだけど…思い出したよ。」
「本当なのか、それは?」
「主〜本当〜?」
「それは本当でございますか?」
3人ともびっくりした様子である。
「ああ。俺の名前はサイアンが教えてくれたんだ。ずっと心の中に閉じ込めてた名前。思い出したら昔のことも全部思い出したよ。」
「でも、その表情から見るにスッキリしてるみたいだな。」
デュポーンさんは気づいていたらしい。
「まあね。俺の名前はハルトって言うんだ。まあ、呼び方は変えなくてもいいよ。いつものままでいい。」
「ハルト…いい名前だ。」
「いい名前だね〜。」
「凛々しい名前でございます。ご主人様。」
みんな褒めてくれた。和むなぁ、やっぱり。
「まあ、名前知っても呼び方は変わらないんだけどね〜。」
「主は主だもんな。」
「ご主人様はどうなろうとご主人さまです。」
「はは、そうだな。あ、そういえばこんな話をしている暇なんてないんだった。グルートさんに会いに行かないと。」
「そうだったな。忘れていた。」
「さっきね〜、匂いで探索してみたら、結構遠いけど、二人の匂いがあったよ〜。
「でかしたぞコロ!じゃーグルートさんのところに行きながら話すか。みんな、準備をしとけよ。」
「わかった〜。」
「わかりました。」
「わかった。」
準備を軽くすませ歩き出した俺たちは森の中を15分くらい進んだところである違和感に気づいた。
「主。少し厄介なことになったかもしれんぞ。」
「どうしたんだ?」
「多分犬とメイドは気づいているだろうが…魔族がもう一体いたかもしれぬ。」
「え?なんで?」
「グルートの娘が拐われた…いや、分からんがな。」
「え?」
やばい状況になったらしいです。
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