動物ブリーダーの僕が異世界でモンスターブリーダーとして活躍してるんだけど。
十五話 バトルメイドのリーエさん
リーエを使役しました。
「は?なぜに?」
なぜか、めちゃくちゃ強いメイドさんを使役してしまった僕はすごい混乱に見舞われていた。
「デュ、デュポーンさん?なんで使役しちゃったのかな?」
「ふ、主の底知れぬ力に見惚れたのだろう。良い眼をしている。気に入ったぞ。バトルメイド!」
「バトルメイド?」
「そうだ。こいつは人間じゃないぞ?」
「え?人間じゃない?」
どっからどう見ても人間だろ。そう思えるほどのメイドさんだった。
「主〜。この人、人間の匂いじゃな〜い。機械の匂いがする〜。」
「バトルメイドって一体なんなんだ?てか、なんで使役しちゃったし。」
「ここからは私が説明しましょう。ご主人様。」
リーエが僕たちの話に割り込んできた。
「私は誰に作られたかは分かりません。ですが、記憶プログラムに強き者を見つけた時、その者を真の主にするべし。とプログラム内にありました。私はここ空の落し物に置かれてから早30年経ちました。誰もここに泊まる人はおらずずっとひとりぼっちでした。ですが今日、ご主人様は私の宿屋に来てくださったのです!」
30年って相当だよな。てか、まずこんな小さな宿屋に入ろうって人はなかなかいないだろうしな。となりにでかい宿屋あるし。
「リーエよ。我はお前を作った者を知っているかも知れない。」
「本当ですか?」
「ああ。昔我も一緒に旅をしたことがある。そいつは元勇者パーティーの一員だ。お前のようなバトルメイドを作るやつは我はあいつ以外見たことがない。」
「名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「名前か?名前はサイグルだ。」
「サイグル様...わかりました。覚えておきます。」
「デュポーンさん。サイグルさんってどんな人なんですか?」
「私もそれを聞きたいです。」
リーエさんも僕と同じ意見のようだ。
「そうだな。機械とメイドを愛する変態な天才とでも言うかな。」
なにその特殊な人。
「デュポーンさんの知り合いって変な人しかいませんよね。」
「ふん。我もこんな変態共とは付き合いたくないのだ。しかし、何かに特出した人間はやはりどこか抜けている。勇者の周りにいるやつらはそんな奴らだ。圧倒的な力を持ち人とは違った価値観を持っているからな。それのせいで上手く凡人と接することができない。ま、我も主たちと普通に接しているが我もどこかおかしなところがあるのかもな。」
デュポーンさんって、たまーに天然なところあるけどそれ以外普通だしな。
「いや、普通だと思いますよ。デュポーンさんは。」
「そうだよ〜。」
コロもそう思っているらしい。てか、こいつもめちゃくちゃ天然だよな。天才って天然が多いのか?
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいよ。ところで、バトルメイドよ。お前は主についてくるのか?」
「はい。私はそのつもりです。」
「僕は大丈夫だよ。モンスターファームがあるし、そこに入ればいいんじゃないかな?」
「ありがとうございます。ご主人様。」
こうして、リーエを含めた4人で冒険をすることになった。
「は?なぜに?」
なぜか、めちゃくちゃ強いメイドさんを使役してしまった僕はすごい混乱に見舞われていた。
「デュ、デュポーンさん?なんで使役しちゃったのかな?」
「ふ、主の底知れぬ力に見惚れたのだろう。良い眼をしている。気に入ったぞ。バトルメイド!」
「バトルメイド?」
「そうだ。こいつは人間じゃないぞ?」
「え?人間じゃない?」
どっからどう見ても人間だろ。そう思えるほどのメイドさんだった。
「主〜。この人、人間の匂いじゃな〜い。機械の匂いがする〜。」
「バトルメイドって一体なんなんだ?てか、なんで使役しちゃったし。」
「ここからは私が説明しましょう。ご主人様。」
リーエが僕たちの話に割り込んできた。
「私は誰に作られたかは分かりません。ですが、記憶プログラムに強き者を見つけた時、その者を真の主にするべし。とプログラム内にありました。私はここ空の落し物に置かれてから早30年経ちました。誰もここに泊まる人はおらずずっとひとりぼっちでした。ですが今日、ご主人様は私の宿屋に来てくださったのです!」
30年って相当だよな。てか、まずこんな小さな宿屋に入ろうって人はなかなかいないだろうしな。となりにでかい宿屋あるし。
「リーエよ。我はお前を作った者を知っているかも知れない。」
「本当ですか?」
「ああ。昔我も一緒に旅をしたことがある。そいつは元勇者パーティーの一員だ。お前のようなバトルメイドを作るやつは我はあいつ以外見たことがない。」
「名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「名前か?名前はサイグルだ。」
「サイグル様...わかりました。覚えておきます。」
「デュポーンさん。サイグルさんってどんな人なんですか?」
「私もそれを聞きたいです。」
リーエさんも僕と同じ意見のようだ。
「そうだな。機械とメイドを愛する変態な天才とでも言うかな。」
なにその特殊な人。
「デュポーンさんの知り合いって変な人しかいませんよね。」
「ふん。我もこんな変態共とは付き合いたくないのだ。しかし、何かに特出した人間はやはりどこか抜けている。勇者の周りにいるやつらはそんな奴らだ。圧倒的な力を持ち人とは違った価値観を持っているからな。それのせいで上手く凡人と接することができない。ま、我も主たちと普通に接しているが我もどこかおかしなところがあるのかもな。」
デュポーンさんって、たまーに天然なところあるけどそれ以外普通だしな。
「いや、普通だと思いますよ。デュポーンさんは。」
「そうだよ〜。」
コロもそう思っているらしい。てか、こいつもめちゃくちゃ天然だよな。天才って天然が多いのか?
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいよ。ところで、バトルメイドよ。お前は主についてくるのか?」
「はい。私はそのつもりです。」
「僕は大丈夫だよ。モンスターファームがあるし、そこに入ればいいんじゃないかな?」
「ありがとうございます。ご主人様。」
こうして、リーエを含めた4人で冒険をすることになった。
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