動物ブリーダーの僕が異世界でモンスターブリーダーとして活躍してるんだけど。
十四話 宿屋 空の落し物
僕たちはクエストに行くために必要なポーションなどの道具を探しながら宿屋を探した。必要なものは大半買えたのでよかったのだが、買い物をしすぎてもうそろそろ日が落ちてしまうくらいの時間帯になってしまった。
「装備は時間がかかるって言ってたし、明日見に行ってみるか。てか、ほんとにどこにあるんだろう。どこにあるかきいとけばよかったな。」
「もう疲れた〜。眠たいよ〜。」
コロも歩き疲れたのか不機嫌である。
「我が飛んで探してきてもいいが、街の人に迷惑になるからな。」
デュポーンさんが街中で飛んだらまず風圧で街のものが壊れますね。常識のある人で本当に良かった。
「コロ、たくさん人が集まってる感じがする匂いの場所に連れて行ってくれ。」
当てずっぽうだがこれが一番手っ取り早いだろう。
「分かった〜。クンクン。クンクン。そうだね〜。たくさんあるからわかんないけど適当に行ってみるね。」
コロはそういうと、トボトボと歩き出した。
「コロの勘に任してみるか。いいですよね、デュポーンさん?」
「ああ、問題ない。そこの犬は運がいいらしいしな。」
そうなのか?後でステータスを見てみるか。多分成長しているだろう。僕もコロも。
数分歩きコロが止まった先には大きな看板を掲げた宿屋ではなく、その隣の小さな宿屋だった。
「ここだよ〜。」
「こっちの大きな方じゃなくて小さい方?」
「そうだよ〜。なんかここの感じがするの〜。」
ほんとか?僕はそう思いその小さな宿屋に近づいてよくよく見てみると、空の落し物と書かれている小さな看板が埃をかぶって見えなくなっていた。
「ほんとだった。間違ってればよかったに。」
「ギィルティのやつ、主に対してなんだこの宿屋は!今度会った時は問い詰めてやる!」
「まあまあ、そんな怒らないでください。せっかく準備してもらったんです。ゆっくり休みましょう。どんなにボロくても野宿よりはマシなはずです。」
「ま、まあ主がそう言うならいいだろう。」
ひとまずデュポーンさんは落ち着いたようだ。コロの方はどうだ?
「コロはここでいいよな?」
「どこでもいいよ〜。主についていく〜。」
どこでもいいらしい。さすが能天気なやつだ。
「じゃー全員賛成だな。もうすっかり夜だし、明日のために今日はゆっくり休もう。」
「そうだな。休養は大事だ。本番の時に集中力がかけ命を落としては元も子もないからな。」
「早く入ろ〜?」
「よし、じゃー入るか。」
ドアを開けると僕は衝撃で、え?っと言葉を口にしてしまった。僕が目にしたのはあのボロっちい宿屋からは想像できないほどにとても設備の整った宿屋だったのだ。
「嘘だろ?なんでこんなに小さい宿屋にここまでの設備があるんだ?」
「主。ここは多分空間魔法で作られている。宿屋の中を空間魔法で広げたのだろう。相当な技術がないとできないがな。」
「すごいね〜、主〜。」
僕たちがビックリしているとメイドさんが僕たちの方に向かってきた。
「ようこそいらっしゃいました。ギィルティ様から話は聞いております。どうぞごゆっくりしてくださいませ。今日と明日は貸切なので、好きな部屋をお使いください。何か不便などが会ったら私の名前、リーエと呼んでもらえれば飛んでいきますので。」
とんでいく?どう言う意味だ?
「どこにいても名前を呼べばこれるんですか?」
「私はここの設立者です。空間魔法が得意なのでここの敷地内であれば自由に一瞬行くことができます。」
「主。こいつは大人しそうに見えて相当な実力者だ。レベルは150って言ったところか。一人でここを維持できているのがよくわかる。」
てか、この世界って結構強い人多くない?メイドさんのレベル150とかあったら誰も強盗とかしないよね。ここら辺の治安がいいのはこういうところからなのだろう。
「分かりました。リーエさん。今日と明日までよろしくお願いします。」
「はい、なんなりとお申し付けください。ご主人様。」
ご主人?すると、
リーエを使役しました。
「は?なぜに?」
なぜかめちゃくちゃ強いメイドさんが仲間になってしまったようです。
「装備は時間がかかるって言ってたし、明日見に行ってみるか。てか、ほんとにどこにあるんだろう。どこにあるかきいとけばよかったな。」
「もう疲れた〜。眠たいよ〜。」
コロも歩き疲れたのか不機嫌である。
「我が飛んで探してきてもいいが、街の人に迷惑になるからな。」
デュポーンさんが街中で飛んだらまず風圧で街のものが壊れますね。常識のある人で本当に良かった。
「コロ、たくさん人が集まってる感じがする匂いの場所に連れて行ってくれ。」
当てずっぽうだがこれが一番手っ取り早いだろう。
「分かった〜。クンクン。クンクン。そうだね〜。たくさんあるからわかんないけど適当に行ってみるね。」
コロはそういうと、トボトボと歩き出した。
「コロの勘に任してみるか。いいですよね、デュポーンさん?」
「ああ、問題ない。そこの犬は運がいいらしいしな。」
そうなのか?後でステータスを見てみるか。多分成長しているだろう。僕もコロも。
数分歩きコロが止まった先には大きな看板を掲げた宿屋ではなく、その隣の小さな宿屋だった。
「ここだよ〜。」
「こっちの大きな方じゃなくて小さい方?」
「そうだよ〜。なんかここの感じがするの〜。」
ほんとか?僕はそう思いその小さな宿屋に近づいてよくよく見てみると、空の落し物と書かれている小さな看板が埃をかぶって見えなくなっていた。
「ほんとだった。間違ってればよかったに。」
「ギィルティのやつ、主に対してなんだこの宿屋は!今度会った時は問い詰めてやる!」
「まあまあ、そんな怒らないでください。せっかく準備してもらったんです。ゆっくり休みましょう。どんなにボロくても野宿よりはマシなはずです。」
「ま、まあ主がそう言うならいいだろう。」
ひとまずデュポーンさんは落ち着いたようだ。コロの方はどうだ?
「コロはここでいいよな?」
「どこでもいいよ〜。主についていく〜。」
どこでもいいらしい。さすが能天気なやつだ。
「じゃー全員賛成だな。もうすっかり夜だし、明日のために今日はゆっくり休もう。」
「そうだな。休養は大事だ。本番の時に集中力がかけ命を落としては元も子もないからな。」
「早く入ろ〜?」
「よし、じゃー入るか。」
ドアを開けると僕は衝撃で、え?っと言葉を口にしてしまった。僕が目にしたのはあのボロっちい宿屋からは想像できないほどにとても設備の整った宿屋だったのだ。
「嘘だろ?なんでこんなに小さい宿屋にここまでの設備があるんだ?」
「主。ここは多分空間魔法で作られている。宿屋の中を空間魔法で広げたのだろう。相当な技術がないとできないがな。」
「すごいね〜、主〜。」
僕たちがビックリしているとメイドさんが僕たちの方に向かってきた。
「ようこそいらっしゃいました。ギィルティ様から話は聞いております。どうぞごゆっくりしてくださいませ。今日と明日は貸切なので、好きな部屋をお使いください。何か不便などが会ったら私の名前、リーエと呼んでもらえれば飛んでいきますので。」
とんでいく?どう言う意味だ?
「どこにいても名前を呼べばこれるんですか?」
「私はここの設立者です。空間魔法が得意なのでここの敷地内であれば自由に一瞬行くことができます。」
「主。こいつは大人しそうに見えて相当な実力者だ。レベルは150って言ったところか。一人でここを維持できているのがよくわかる。」
てか、この世界って結構強い人多くない?メイドさんのレベル150とかあったら誰も強盗とかしないよね。ここら辺の治安がいいのはこういうところからなのだろう。
「分かりました。リーエさん。今日と明日までよろしくお願いします。」
「はい、なんなりとお申し付けください。ご主人様。」
ご主人?すると、
リーエを使役しました。
「は?なぜに?」
なぜかめちゃくちゃ強いメイドさんが仲間になってしまったようです。
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