漆黒王の英雄譚
第23話 VS第1王女
「しかし良かったのかい?アルト君はまだ5歳だろ?いくらお前の子供だからといってアシュレイは強いぞ?」
「そうだよ!ヴァイスもまだ勝ってないって言うのにアルト君が勝てるわけ!それ以前に戦えるの?アルトくんは!」
「安心しろ。今日の午前中にヴァイスに勝っているし、簡単な武術なら俺にも勝ってる。まだ本気のアイツを見たことは無いが、恐らくアルのやつよりも強い」
「・・・そんななのか?まだステータスをもらって少しの子供だぞ?少し言い過ぎなんじゃ?」
「まあ見てろ。俺にはあいつが負けるビジョンは全く見えない。」
先に訓練場の見学場に来ていたベルマーレ家とクロスフィード家の人達がそう話している間、俺は・・・・・・
「だから!なんで脱がせようとするんですか!」
「いいからお姉さんが着替えを手伝ってあげるから!ジュる!」
「何その音!あ、やめ!やめてえ〜〜」
俺は更衣室でアシュレイ王女に服を脱がされていた。
5分後・・・・・・
「ぐすっ!もうお婿に行けない・・・」
「何言ってるの!早く行くわよ!」
俺は完全に隅から隅まで見られて決闘前に満身創痍だった。逆にアシュレイ王女はツヤツヤとしている。
着替えを手伝ってくれるほど面倒見はいいのだが、途中変な音が聞こえたり、して動機が不純なのが気になる。それと途中で頭の上に当たる2つの丘は優しく当たってくれたとだけ言っておこう。
その後、俺は更衣室から出て訓練場に立った。
正面にはアシュレイ王女が立っている。アシュレイ王女の武器は二刀流のようで2つの剣を腰にたずさえている。
ついでに俺は今回は槍を使うつもりだ。
理由は新技を試すため。
王女で試すのは忍びないがちょうど良かったからな。
「あれ?アルトは槍使いなんですか?私と模擬戦した時は剣を使ってましたが」
「あいつは様々な武器を使えるんだ。けど、槍を使っているのは初めて見るかもな。」
「ねえ、大丈夫なの?今からでも止めた方が・・・」
「大丈夫だよ、エルザ。アルトは強い」
「シルちゃんまで」
「シルクの言う通りよ。アルトが負けるなんてことは無い。」
何やら言っているようだが、随分と期待値が高いな。
「それでは審判は私セバスチェンが努めさせていただきます。降参、または気絶するまで。魔法のしようも可能です両者いいですね?。」
俺とアシュレイ王女は首を縦に降る。
「それでは両者構えて!」
俺は槍を相手に構えるが、アシュレイ王女は剣を一本だけ抜いて構えた。
「2本構えなくていいんですか?」
「本番前に疲れては行けないので。」
・・・おし!ぶっ飛ばす!
「後悔しても知りませんよ?」
「少しは楽しませてください」
ちょっとイラッときたからな。少し力を出すか。
「では、はじめ!」
俺は全身に雷の魔力と炎の魔力を流す。
それはだんだんと鎧となり魔装へと変換する。
「混合武纏装術 雷炎帝の魔装!」
「な!何よその技!」
「おいアルト!なんだその技は!」
今の俺の体には雷でできた鎧と炎でできた鎧が合わさって雷を纏った炎の鎧を着ている。これは雷帝の聖鎧とヴァイスに教えろと言われた炎帝の聖鎧を混合させた武纏装術だ。
「まだ親父にも見せたことがない魔法だ。その腰の剣は抜かなくていいんですか?!」
「く!」
アシュレイ様は直ぐにもうひとつの剣を抜くが既におそい。
アシュレイ様がいる場所は俺の魔法の効果範囲内にいる。
「落ちろ・・・」
空に魔法陣が現れる。その大きさは訓練場の半分近くを閉めている。
「雷炎の裁き!!」
そこから火柱が上がった。雷が当たりをまき散らし炎で焼き消されていく。
さすがにアシュレイ王女も耐えきれなかったのか、直ぐに意識を手放してしまったようで、倒れてしまっていた。
あのままだとアシュレイ王女は死んでしまうので魔法陣を術式破壊で強制的に壊し魔法の発動を止めて、アシュレイ王女を救出した。
観客席にはバリアが貼ってあるようで親父たちには被害がなかったようだ。
アシュレイ王女に怪我がないことを確認するとセバスさんがやってきた。
「エルヴィン様からお強いとは聞いておりましたが、ここまでとは・・・・・・勝者!アルベルト・クロスフィード!!」
ちゃんと決闘には勝てたようだ。
決闘が終わった後、俺達は先程まで居た部屋に戻ってきた。アシュレイ王女はあの後直ぐに目をしまして、今は着替えに言っている。何故か、連れていかれそうになったが、なんとか誤魔化して俺は1人で着替えた。
「しかし、アルト君がここまで強いとは。5歳でその強さ・・・なんと言っていいのか・・・」
とハドルフ様が言う。
「本当だよ。しかもあの魔法は初めて見た。」
と親父も言う。
そんなふうに話しているところにアシュレイ王女は戻ってきた。
「ただ今戻りました!お父様!」
「アシュレイ、大丈夫だったか?怪我はないか?」
そんなふうに心配するハドルフ様の言葉を聞くと少しやりすぎちゃったかな?と思うアルトがここにいる。
「ええ!ちゃんとアルベルト君が助けてくれたから!」
「気がついてたんですか?」
「少しだけね」
そう言って微笑む王女様に俺はつい見惚れてしまう。
「それよりもお父様!エルヴィン様!アルベルト君をお借りしてもよろしいですか?」
「いいけど、エルは?」
「ん?もちろんですよ」
そう言ってニヤリと笑うエルヴィンにアルトは後でぶん殴ると決めた。
そのまま俺は抱えられ部屋を出ていった。その時の部屋のみんなの暖かい目が気になったがどうすることも出来なかった。
出てくる後にどんなことを話すのかも知らずに・・・・・・
「さあ、アルベルト君。これから学院に行くわよ!」
「え?学院ですか?さっき着替えて今ドレスではないですか!」
「こんなものパパっと着替えちゃえばいいのよ」
「ええぇ」
すごい迫ってくる王女に俺は苦笑いすることしか出来なかった。
「アシュレイ王女。子供とはいえ未婚の女性が男性といるのはあまりオススメできませんよ?」
と学生服のようなものを着た綺麗な灰色の髪の女性が正面からやってきた。
「あら、クラウ。帰ってきてたのね。これから学院に行こうと思ってたのに」
「用事はもう終わりましたので、戻ってきました。」
「おつかれ様」
「それでその子は誰なんです?始めてみる子ですが?」
「この子はアルベルト・クロスフィード君。エルヴィン副団長の4男よ!」
「そうなんですか。私はクラウディア・フェルマーと申します。フェルマー侯爵家の長女でアシュレイ王女の補佐をしております」
「アルベルト・クロスフィードです。クロスフィード伯爵家4男です。私になんて畏まらなくていいですよ?クラウディア様の方が位は高いのですから」
「まあ、一応アシュレイ様の補佐として礼儀は欠けることは出来ないので。それではアルト君でいいですか?」
「はい。家族からもそう言われております。」
「・・・本当に5歳なんですか?随分と礼儀正しい子ですね」
「そうね。」
「それで目的の方とはお会いできたのですか?」
「ええ!会えたわ!アルト君のお父様のエルヴィン副団長だからね!決闘も挑んできたわ!」
「そうなのですか?それでは何故このようなところに?」
「エルヴィン副団長ではなくてこのアルト君と決闘したの!」
「ああ、それでやりすぎちゃったからお詫びに連れ回していると?全くアシュレイ様も大人気ないですね。5歳の子供に本気を出すだなんて」
「あははは、負けちゃった!」
「は?」
「だから、負けちゃったの!アルト君凄かったの!えへへ、これからは私のパートナーなんだ!」
「「は?」」
俺とクラウさんの声がハモった。
え?パートナーって何?ポケットのモンスターとトレーナーさんの関係?へ?
「アシュレイ様がこんな5歳の子供に負けたのですか!」
「そうよ!」
「あ、あのぉ。それよりもパートナーってなんのことですか?」
「あ、知らなかったんですか。アシュレイ王女は無類の年下好きで、自分より年下か2歳上までの自分に勝った人と結婚するって貴族にも通達しちゃってるのよ。」
「それは私の父は?」
「もちろん知ってるはずよ」
決定・・・あのクソ親父ぶっ飛ばす!
「ということは・・・」
俺がアシュレイ様の方を見るとニッコリと笑って
「これからよろしくね?愛しの旦那様」
そういったのだった。
そして抱きしめてくる。
こ、この感触は嬉しいんだが!息が!息が!
「アシュレイ様、アルト君が困ってますよ。それをして孤児院の子供たちに嫌われてしまったのを覚えてないんですか?」
「うぐ」
俺はクラウディアさんの助けによって救われた。
死ぬかと思った・・・
「そのせいで乳王女とか、オッパイ星人だとかあだ名がついているとかいないとか・・・」
そんなあだ名がつくのか・・・
「・・・ごめんね?クラウ。気にしてたんだ。謝るから泣かないで?」
「泣いてません!ぐすっ!」
・・・確かにクラウディア様の胸は・・・あるとは言えない・・・
「なにか失礼なことを考えましたか?アルトくん?」
「いえ!なんにも考えていないです!」
「そうですか?それならばいいです。」
やっば!あの笑顔は可愛いけど怖い!
そこに・・・
「これはこれはアシュレイ王女。今日も学院にいると思いましたがいなかったので探しに来てしまいましたぞ」
いかにも強欲貴族のような金髪の男と超ムキムキなクラウディア様の学生服と同じような服を着た学生がやってきた。
「はぁ、なんの用?私あなた達には興味ないの。」
「まあまあ、そんなことは仰らずに。今日こそ我らの相手をしていただきますぞ」
「いや。」
さりげなく俺の事を抱いてとても嫌そうな顔をするアシュレイ王女。
おメロン様に押し付けられるのはいいんだけどちょっと息が・・・
やっぱり今日は嫌な予感しかしない!
「そうだよ!ヴァイスもまだ勝ってないって言うのにアルト君が勝てるわけ!それ以前に戦えるの?アルトくんは!」
「安心しろ。今日の午前中にヴァイスに勝っているし、簡単な武術なら俺にも勝ってる。まだ本気のアイツを見たことは無いが、恐らくアルのやつよりも強い」
「・・・そんななのか?まだステータスをもらって少しの子供だぞ?少し言い過ぎなんじゃ?」
「まあ見てろ。俺にはあいつが負けるビジョンは全く見えない。」
先に訓練場の見学場に来ていたベルマーレ家とクロスフィード家の人達がそう話している間、俺は・・・・・・
「だから!なんで脱がせようとするんですか!」
「いいからお姉さんが着替えを手伝ってあげるから!ジュる!」
「何その音!あ、やめ!やめてえ〜〜」
俺は更衣室でアシュレイ王女に服を脱がされていた。
5分後・・・・・・
「ぐすっ!もうお婿に行けない・・・」
「何言ってるの!早く行くわよ!」
俺は完全に隅から隅まで見られて決闘前に満身創痍だった。逆にアシュレイ王女はツヤツヤとしている。
着替えを手伝ってくれるほど面倒見はいいのだが、途中変な音が聞こえたり、して動機が不純なのが気になる。それと途中で頭の上に当たる2つの丘は優しく当たってくれたとだけ言っておこう。
その後、俺は更衣室から出て訓練場に立った。
正面にはアシュレイ王女が立っている。アシュレイ王女の武器は二刀流のようで2つの剣を腰にたずさえている。
ついでに俺は今回は槍を使うつもりだ。
理由は新技を試すため。
王女で試すのは忍びないがちょうど良かったからな。
「あれ?アルトは槍使いなんですか?私と模擬戦した時は剣を使ってましたが」
「あいつは様々な武器を使えるんだ。けど、槍を使っているのは初めて見るかもな。」
「ねえ、大丈夫なの?今からでも止めた方が・・・」
「大丈夫だよ、エルザ。アルトは強い」
「シルちゃんまで」
「シルクの言う通りよ。アルトが負けるなんてことは無い。」
何やら言っているようだが、随分と期待値が高いな。
「それでは審判は私セバスチェンが努めさせていただきます。降参、または気絶するまで。魔法のしようも可能です両者いいですね?。」
俺とアシュレイ王女は首を縦に降る。
「それでは両者構えて!」
俺は槍を相手に構えるが、アシュレイ王女は剣を一本だけ抜いて構えた。
「2本構えなくていいんですか?」
「本番前に疲れては行けないので。」
・・・おし!ぶっ飛ばす!
「後悔しても知りませんよ?」
「少しは楽しませてください」
ちょっとイラッときたからな。少し力を出すか。
「では、はじめ!」
俺は全身に雷の魔力と炎の魔力を流す。
それはだんだんと鎧となり魔装へと変換する。
「混合武纏装術 雷炎帝の魔装!」
「な!何よその技!」
「おいアルト!なんだその技は!」
今の俺の体には雷でできた鎧と炎でできた鎧が合わさって雷を纏った炎の鎧を着ている。これは雷帝の聖鎧とヴァイスに教えろと言われた炎帝の聖鎧を混合させた武纏装術だ。
「まだ親父にも見せたことがない魔法だ。その腰の剣は抜かなくていいんですか?!」
「く!」
アシュレイ様は直ぐにもうひとつの剣を抜くが既におそい。
アシュレイ様がいる場所は俺の魔法の効果範囲内にいる。
「落ちろ・・・」
空に魔法陣が現れる。その大きさは訓練場の半分近くを閉めている。
「雷炎の裁き!!」
そこから火柱が上がった。雷が当たりをまき散らし炎で焼き消されていく。
さすがにアシュレイ王女も耐えきれなかったのか、直ぐに意識を手放してしまったようで、倒れてしまっていた。
あのままだとアシュレイ王女は死んでしまうので魔法陣を術式破壊で強制的に壊し魔法の発動を止めて、アシュレイ王女を救出した。
観客席にはバリアが貼ってあるようで親父たちには被害がなかったようだ。
アシュレイ王女に怪我がないことを確認するとセバスさんがやってきた。
「エルヴィン様からお強いとは聞いておりましたが、ここまでとは・・・・・・勝者!アルベルト・クロスフィード!!」
ちゃんと決闘には勝てたようだ。
決闘が終わった後、俺達は先程まで居た部屋に戻ってきた。アシュレイ王女はあの後直ぐに目をしまして、今は着替えに言っている。何故か、連れていかれそうになったが、なんとか誤魔化して俺は1人で着替えた。
「しかし、アルト君がここまで強いとは。5歳でその強さ・・・なんと言っていいのか・・・」
とハドルフ様が言う。
「本当だよ。しかもあの魔法は初めて見た。」
と親父も言う。
そんなふうに話しているところにアシュレイ王女は戻ってきた。
「ただ今戻りました!お父様!」
「アシュレイ、大丈夫だったか?怪我はないか?」
そんなふうに心配するハドルフ様の言葉を聞くと少しやりすぎちゃったかな?と思うアルトがここにいる。
「ええ!ちゃんとアルベルト君が助けてくれたから!」
「気がついてたんですか?」
「少しだけね」
そう言って微笑む王女様に俺はつい見惚れてしまう。
「それよりもお父様!エルヴィン様!アルベルト君をお借りしてもよろしいですか?」
「いいけど、エルは?」
「ん?もちろんですよ」
そう言ってニヤリと笑うエルヴィンにアルトは後でぶん殴ると決めた。
そのまま俺は抱えられ部屋を出ていった。その時の部屋のみんなの暖かい目が気になったがどうすることも出来なかった。
出てくる後にどんなことを話すのかも知らずに・・・・・・
「さあ、アルベルト君。これから学院に行くわよ!」
「え?学院ですか?さっき着替えて今ドレスではないですか!」
「こんなものパパっと着替えちゃえばいいのよ」
「ええぇ」
すごい迫ってくる王女に俺は苦笑いすることしか出来なかった。
「アシュレイ王女。子供とはいえ未婚の女性が男性といるのはあまりオススメできませんよ?」
と学生服のようなものを着た綺麗な灰色の髪の女性が正面からやってきた。
「あら、クラウ。帰ってきてたのね。これから学院に行こうと思ってたのに」
「用事はもう終わりましたので、戻ってきました。」
「おつかれ様」
「それでその子は誰なんです?始めてみる子ですが?」
「この子はアルベルト・クロスフィード君。エルヴィン副団長の4男よ!」
「そうなんですか。私はクラウディア・フェルマーと申します。フェルマー侯爵家の長女でアシュレイ王女の補佐をしております」
「アルベルト・クロスフィードです。クロスフィード伯爵家4男です。私になんて畏まらなくていいですよ?クラウディア様の方が位は高いのですから」
「まあ、一応アシュレイ様の補佐として礼儀は欠けることは出来ないので。それではアルト君でいいですか?」
「はい。家族からもそう言われております。」
「・・・本当に5歳なんですか?随分と礼儀正しい子ですね」
「そうね。」
「それで目的の方とはお会いできたのですか?」
「ええ!会えたわ!アルト君のお父様のエルヴィン副団長だからね!決闘も挑んできたわ!」
「そうなのですか?それでは何故このようなところに?」
「エルヴィン副団長ではなくてこのアルト君と決闘したの!」
「ああ、それでやりすぎちゃったからお詫びに連れ回していると?全くアシュレイ様も大人気ないですね。5歳の子供に本気を出すだなんて」
「あははは、負けちゃった!」
「は?」
「だから、負けちゃったの!アルト君凄かったの!えへへ、これからは私のパートナーなんだ!」
「「は?」」
俺とクラウさんの声がハモった。
え?パートナーって何?ポケットのモンスターとトレーナーさんの関係?へ?
「アシュレイ様がこんな5歳の子供に負けたのですか!」
「そうよ!」
「あ、あのぉ。それよりもパートナーってなんのことですか?」
「あ、知らなかったんですか。アシュレイ王女は無類の年下好きで、自分より年下か2歳上までの自分に勝った人と結婚するって貴族にも通達しちゃってるのよ。」
「それは私の父は?」
「もちろん知ってるはずよ」
決定・・・あのクソ親父ぶっ飛ばす!
「ということは・・・」
俺がアシュレイ様の方を見るとニッコリと笑って
「これからよろしくね?愛しの旦那様」
そういったのだった。
そして抱きしめてくる。
こ、この感触は嬉しいんだが!息が!息が!
「アシュレイ様、アルト君が困ってますよ。それをして孤児院の子供たちに嫌われてしまったのを覚えてないんですか?」
「うぐ」
俺はクラウディアさんの助けによって救われた。
死ぬかと思った・・・
「そのせいで乳王女とか、オッパイ星人だとかあだ名がついているとかいないとか・・・」
そんなあだ名がつくのか・・・
「・・・ごめんね?クラウ。気にしてたんだ。謝るから泣かないで?」
「泣いてません!ぐすっ!」
・・・確かにクラウディア様の胸は・・・あるとは言えない・・・
「なにか失礼なことを考えましたか?アルトくん?」
「いえ!なんにも考えていないです!」
「そうですか?それならばいいです。」
やっば!あの笑顔は可愛いけど怖い!
そこに・・・
「これはこれはアシュレイ王女。今日も学院にいると思いましたがいなかったので探しに来てしまいましたぞ」
いかにも強欲貴族のような金髪の男と超ムキムキなクラウディア様の学生服と同じような服を着た学生がやってきた。
「はぁ、なんの用?私あなた達には興味ないの。」
「まあまあ、そんなことは仰らずに。今日こそ我らの相手をしていただきますぞ」
「いや。」
さりげなく俺の事を抱いてとても嫌そうな顔をするアシュレイ王女。
おメロン様に押し付けられるのはいいんだけどちょっと息が・・・
やっぱり今日は嫌な予感しかしない!
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