漆黒王の英雄譚
第20話 王都屋敷
いろいろとごたごたを片付けて一休みしたところである人が帰ってきた。
俺達は今その人物と向き合っている。
「大きくなったわね!」
「こ、こんにちは。エルザ母さん?」
「はい!こんにちは!」
俺が何故?をつけているのかと言うとエルザ母さん?の姿形が母親とは思えなかったからだ。
俺はとりあえずシルク母さんにコソコソと話しかけた。
「シルク母さん。本当にエルザ母さんなの?」
「言いたいことは分かるわ。私も始めてみた時は信じられなかった。けど、本当なのよ。あの元気ハツラツでちびっこいのがエルザなの」
そう、エルザはまるで幼女だった。
いや、まじで小さい。俺の今の身長に比べたら大きいけど母さん達と比べると本当に小さい!よく子供産めたな!
てか親父・・・ロリコン?
俺は親父に疑いの目を向ける。
「な、なんだ?アルト。そんな目を俺に向けるんじゃない!」
「いや?なんでもない。」
俺はとりあえず目を背けた。
「けど本当に大きくなったね。」
「ありがとう。」
「まあ色々とあったけど、ここまで育てられたよ。」
「そう、よかった。」
「それじゃあ家族全員の顔合わせも出来たから夕食までは自由時間にしよう。」
「アルト君は私の部屋に来てくれる?」
「え?エルザ母さんの部屋に?分かった」
その場は解散になり、俺はエルザ母さんと2人でエルザ母さんの部屋に行った。
「それでどうしたの?」
「アルト君はもう知ってるんだよね?」
知っている?・・・ああ、俺が養子だってことか。
「ああ、知ってるよ。ということは親父から手紙でも来たのか?」
「うん。アルト君が別の世界からの転生者だってことも。」
「そうか。」
この様子だとエルザ母さんは受け入れてくれないかな・・・
「すごいね!ねえねぇ!異世界のお話聞かせてよ!」
「へ?」
「あれ?もしかしてだけど拒否されるんじゃないかって思ってたの?そんなわけないのにぃ!あなたは私たちの息子なのよ!嫌なわけないじゃない!」
「あははは。そ、そっか。よかった。」
「それで異世界のお話聞かせてくれる?」
「そうだな・・・・・・」
それから地球の話をした。主に電車だとか、車、飛行機などの話をした。何故かって?だってラノベなんかで出てくる人達ってそういう話が好きな人多いじゃん?
反応は予想通りビックリしてたよ。
鉄の塊が空を飛ぶなんて!!ってな。
エルザ母さんと話をしたあと、この屋敷の俺の部屋に案内してもらって、領から持ってきた自分の荷物を広げて置き直した。
終わった後、屋敷の中を歩き回って夕食を迎えた。
夕食はなんというか豪華だった。
どうしてか聞くと、久しぶりに一家全員揃ったからだそうだ。
みんなで談笑しながら美味しく頂きました。
食事を終えた俺は屋敷の中を歩き回っていた時に見つけた。見つけてしまった、場所に服を持って向かう。
そして服を脱ぎ、扉を開けるとムワッと溢れ出る水蒸気。
その中を歩き、お湯を身体にかける。
「はぁ。やっぱりお風呂はいいな」
そう、見つけたのはお風呂だった。しかも湯船だ。何故そんなものがあるのか聞いたところ、昔に召喚された勇者によって各地に伝わったらしい。
ナイスだぜ。勇者よ。
身体を洗った後湯船に浸かる。
「あぁぁぁ・・・最っ高!」
2週間ぶりの湯船に俺は感動する。
もちろん、領地の屋敷にも風呂はあるのだが、湯船ではなく、蒸気式で身体を服感じの風呂なのだ。
ではなぜ二週間ぶりなのかと言うと、それはもちろんログハウスに作っていたからである。
と言っても源泉が見つけられなかったから、水魔法で湯船に水を入れて火魔法で火の玉をぶっこむ無茶苦茶なやり方だった。
けれど王都の風呂は魔道具で水を出して同じ魔道具で温めるらしい。
これを親父に聞くと「なるほど!」と叫んでしまったほどだ。まだまだ勉強することが沢山あるようだ。
俺は30分ほど湯船に浸かった後、上がって自分の部屋に戻る。
「ふぅ、やっぱり日本人には湯船は必須だな。」
改めて自分が与えられた部屋を見回してみる。
「うーん。やっぱり何か足りない気がする。」
しばらく考えてみるが特に何も思いつかなかったのでその日は寝ることにした。
〜〜???side〜〜〜〜〜
「へぇ、彼が真壁悠斗君・・・・・・いえ、アルベルト・クロスフィード君ね。」
その女性は水晶に映るアルベルトの事を見つめる。
「ふふふ。彼、面白そうですね」
その女性は微笑んだ。彼女はまるで造形物かのような美形の顔を妖艶に笑わせて見つめていた。
俺達は今その人物と向き合っている。
「大きくなったわね!」
「こ、こんにちは。エルザ母さん?」
「はい!こんにちは!」
俺が何故?をつけているのかと言うとエルザ母さん?の姿形が母親とは思えなかったからだ。
俺はとりあえずシルク母さんにコソコソと話しかけた。
「シルク母さん。本当にエルザ母さんなの?」
「言いたいことは分かるわ。私も始めてみた時は信じられなかった。けど、本当なのよ。あの元気ハツラツでちびっこいのがエルザなの」
そう、エルザはまるで幼女だった。
いや、まじで小さい。俺の今の身長に比べたら大きいけど母さん達と比べると本当に小さい!よく子供産めたな!
てか親父・・・ロリコン?
俺は親父に疑いの目を向ける。
「な、なんだ?アルト。そんな目を俺に向けるんじゃない!」
「いや?なんでもない。」
俺はとりあえず目を背けた。
「けど本当に大きくなったね。」
「ありがとう。」
「まあ色々とあったけど、ここまで育てられたよ。」
「そう、よかった。」
「それじゃあ家族全員の顔合わせも出来たから夕食までは自由時間にしよう。」
「アルト君は私の部屋に来てくれる?」
「え?エルザ母さんの部屋に?分かった」
その場は解散になり、俺はエルザ母さんと2人でエルザ母さんの部屋に行った。
「それでどうしたの?」
「アルト君はもう知ってるんだよね?」
知っている?・・・ああ、俺が養子だってことか。
「ああ、知ってるよ。ということは親父から手紙でも来たのか?」
「うん。アルト君が別の世界からの転生者だってことも。」
「そうか。」
この様子だとエルザ母さんは受け入れてくれないかな・・・
「すごいね!ねえねぇ!異世界のお話聞かせてよ!」
「へ?」
「あれ?もしかしてだけど拒否されるんじゃないかって思ってたの?そんなわけないのにぃ!あなたは私たちの息子なのよ!嫌なわけないじゃない!」
「あははは。そ、そっか。よかった。」
「それで異世界のお話聞かせてくれる?」
「そうだな・・・・・・」
それから地球の話をした。主に電車だとか、車、飛行機などの話をした。何故かって?だってラノベなんかで出てくる人達ってそういう話が好きな人多いじゃん?
反応は予想通りビックリしてたよ。
鉄の塊が空を飛ぶなんて!!ってな。
エルザ母さんと話をしたあと、この屋敷の俺の部屋に案内してもらって、領から持ってきた自分の荷物を広げて置き直した。
終わった後、屋敷の中を歩き回って夕食を迎えた。
夕食はなんというか豪華だった。
どうしてか聞くと、久しぶりに一家全員揃ったからだそうだ。
みんなで談笑しながら美味しく頂きました。
食事を終えた俺は屋敷の中を歩き回っていた時に見つけた。見つけてしまった、場所に服を持って向かう。
そして服を脱ぎ、扉を開けるとムワッと溢れ出る水蒸気。
その中を歩き、お湯を身体にかける。
「はぁ。やっぱりお風呂はいいな」
そう、見つけたのはお風呂だった。しかも湯船だ。何故そんなものがあるのか聞いたところ、昔に召喚された勇者によって各地に伝わったらしい。
ナイスだぜ。勇者よ。
身体を洗った後湯船に浸かる。
「あぁぁぁ・・・最っ高!」
2週間ぶりの湯船に俺は感動する。
もちろん、領地の屋敷にも風呂はあるのだが、湯船ではなく、蒸気式で身体を服感じの風呂なのだ。
ではなぜ二週間ぶりなのかと言うと、それはもちろんログハウスに作っていたからである。
と言っても源泉が見つけられなかったから、水魔法で湯船に水を入れて火魔法で火の玉をぶっこむ無茶苦茶なやり方だった。
けれど王都の風呂は魔道具で水を出して同じ魔道具で温めるらしい。
これを親父に聞くと「なるほど!」と叫んでしまったほどだ。まだまだ勉強することが沢山あるようだ。
俺は30分ほど湯船に浸かった後、上がって自分の部屋に戻る。
「ふぅ、やっぱり日本人には湯船は必須だな。」
改めて自分が与えられた部屋を見回してみる。
「うーん。やっぱり何か足りない気がする。」
しばらく考えてみるが特に何も思いつかなかったのでその日は寝ることにした。
〜〜???side〜〜〜〜〜
「へぇ、彼が真壁悠斗君・・・・・・いえ、アルベルト・クロスフィード君ね。」
その女性は水晶に映るアルベルトの事を見つめる。
「ふふふ。彼、面白そうですね」
その女性は微笑んだ。彼女はまるで造形物かのような美形の顔を妖艶に笑わせて見つめていた。
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