息抜き

あぁ…
いつもと変わらぬ先生


…はぁ

いつもと変わらぬ授業

…はあああああぁ

いつもと変わらぬ生徒達

…お菓子食べてるし

つか先生が黒板にミッキー書き始めたんだけど                   (夢の国の独裁者)
おいおいミッキーの次はクラス担任が書いた文で遊び始めたぞ

…これなんの授業だよ

中山先生
この学校では伝説になるほど生徒になめられる先生だ
この人の授業に当たるともはや教室が遊び場と化する

…先生も先生で生徒に乗せられるなよ


キーンコーンカーンコーン

先生)あぁ、また授業が進まなかったよ
次はちゃんと授業進めるからな

自分)…この調子じゃ無理だろ

私はそんな悪態をつきながら昼食をとりに屋上へ向かった


「屋上」

いつも道理私は丈夫にできている屋上の扉を押し開け、近くのベンチへ向かう

はぁぁぁぁぁぁ

鈴仙)どうかした？

自分)…いつから居たし

鈴仙)最初から

自分)お前は忍者かなにかか

鈴仙)それで、どうかしたの？

自分)この学校の先生個性が強過ぎないか

鈴仙)…わかる
自分)だろ

鈴仙)まぁ、他では絶対見ないような先生ばかりだよね

私の所なんて授業中にultra soul流てたし

自分)そりゃまた時代が分かりそうな歌だな

そんなこんなで鈴仙と話しているといつしか昼の時間は終わっていた

鈴仙)ねね、暇だし今からゲーセンでも行かない？

自分)…授業は

鈴仙)サボる！

自分)…お前しょっちゅう授業サボってるけど成績は大丈夫なのか？

鈴仙)私これでも成績は毎回上位の方だよ

自分)…は？

「ゲーセン」

ゲームセンターにつくとそれはそれはこの時間にも関わらず案外学生が様々なゲームをしていた

自分)こんな時間なのに意外と学生って居るんだな

鈴仙)あの人達はだいたい午後から登校するみたいだよ
単位さえ撮れれば良いみたい

自分)ふーん

鈴仙)ねね、あれ一緒にやろう！

鈴仙はそう言って銃が2丁置いてあるゲーム台を指さした

鈴仙)アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

自分)…狂気染みてる

鈴仙は迫ってくる人型の敵やゴーレムなどの弱点を笑いながら撃ち抜いて居た

一方私はと言うと殆どの敵を鈴仙が倒している為する事が無いのだ

鈴仙強過ぎない？

鈴仙)はぁぁぁあ、楽しかった
久しぶりに銃ゲーしたよ

自分)嘘だろコイツ殆ど1人でノーコンしやがった

鈴仙)ねね、次はあれやろうあれ

鈴仙が指さした先は…
私が1番恐ていた…

鈴仙)プリクラ！

自分)おい、俺らはカップルじゃないんだぞ

鈴仙)え？カップルじゃ無くてもとるでしょ？
ほら、みんなで来た時とか

自分)生憎一緒にゲーセンなんて行く友人なんて居ないよ

鈴仙)…ごめんなさい
目を抑えながら顔を背けた鈴仙

絶対芝居だろ

鈴仙)それじゃあ行こっか

自分)おいまじで行くのか

「プリクラ」

はい、チーズ
パシャ
機会音声がそう言うと最後の写真が撮り終わった

鈴仙)ねね、ちょっとスマホ貸して

自分)はいよ、何するんだ？

鈴仙)まぁ、それはお楽しみで
ちょっとそこで待ってて




数分後鈴仙が戻ってきて、自分のスマホを手渡された

鈴仙)電源付けてみて

私はそう言われスマホの電源を付けた
ロック画面が現れ、そこにはぶっきらぼうな笑顔をして居る私と満面な笑みを浮かべた鈴仙がハートマークで包まれた壁紙が現れた

自分)…え？
いやいやいやいやこれどう見ても友人同士で撮るようなプリクラじゃ無いだろ
アツアツのカップルだわ！

鈴仙)ふふっ、変えちゃダメだからね！

自分)…コイツ、俺をからかってるな

「自宅」

鈴仙)ふぅ…久しぶりにはしゃいだからちょっと疲れちゃった

私達は今、ゲーセンから帰り私の家で休憩して居る

鈴仙)そういえば君って小説書いた後どうしてるの？

自分)どうしてるって？

鈴仙)ネット小説とかにでも出してるの？

自分)あぁ、元々はそうだったけど最近は編集して棒動画投稿サイトに出してるよ

鈴仙)YouTubeかな？

自分)だね、でも知り合い見られたらめちゃくちゃ恥ずかしいし高評価とチャンネル登録者数が少ないと再生回数のびないんだよね～

ピンポーン
自分)ん？誰だろう
ちょっと見てくるね

「玄関」

ガチャ
うp主)チャンネル登録、高評価よろしくお願いします！
バタン！

…なんだコイツ

「自室」

鈴仙)誰だった～??

自分)いや、、、なんか眼鏡かけた声が俺そっくりなまんじゅが訳の分からない事言って帰って行った

鈴仙)何それ怖い







シリアス物を作ってばっかりいると精神崩壊を起こすので、友人から要望があった恋愛物を作ってみました
…たまには良いよね、こんなのも