絶対神の異世界チートハーレム無双!?

guju

夜2

 夕食を済ませ、まだ寝静まるには早い時間帯、冒険者は今現在は紫電のパーティーが見張り番をしている。

 この輸送は、ティゴールやその他幹部は同行していない。
 彼らはまた別の護衛を雇い、また別の馬車で先に街へと向かっているのだ。
 
 俺は、商会の面々からは少し離れた位置で酒を飲んでいる輸送長に話しかけた。

「少し良いか? 」
「なんでしょうか? 」
「少し、この場を離れたい。無論、相当の戦力であるリルをを置いて行く。昼間も見ただろうが、高レベルの魔物を幾匹か使役している」

 ここは、友達なんかと言うよりも使役と言っておいた方が体裁がいいだろう。

「君達のパーティーの主力は、君ともう一人の男と聞いている。その二人が抜けるのなら、それなりの保証が欲しいのだが」

 まぁ、当然と言ったところか。街を出る前からこれらは予想できていた故、打開策もしっかりと用意している。

「であれば、これを置いていこう」

 俺は、内ポケット――異空間から取り出した魔石をひとつ差し出した。

「これは、売れば金貨1000枚はくだらない魔石だ。確認してくれ 」

 大商会の輸送長ともあれば、大方鑑定魔法を使えるだろう。

「これは……凄い、初めて見た」
「これを代わりにここに置いて、それを主軸に結界を展開しよう。これでどうだ? 」
「それならば異論はない。ただし、翌朝には帰って来てくれ」
「心得た」

 とりあえず、結界を展開しよう。

「防護結界」

 先程の魔石に魔力を込めると、それを軸として商会の全てを覆うほどの結果が展開された。

「これが結界か……凄まじいな魔力を感じる」
「この中にいれば、ドラゴンでも襲ってこない限り絶対に無事だ。盗賊やら魔物やらが現れても、手出しせずに俺が戻ってくるまでここに入っておけ。
それと、紫電のものにも伝えておいて欲しいのだが、この結界は入ることが出来ない。つまり、1度でたらもう中には入ることが出来ぬから気をつけてくれとな」

 主軸となる魔石がしっかりしていれば、もっと言えば堂々と強力な魔法行使を行うことが出来れば、ドラゴンさえはじき返し、選別して出入り可能な結界を展開することも可能なのだが。
 この程度の魔石を使うとなれば、これが限度だ。

「分かった、伝えておこう」
「では、少しこの場を離れさせてもらう」

 我は、ルーシェに声をかけ結界の外へと出た。


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