絶対神の異世界チートハーレム無双!?

guju

日が暮れ始め、商会の馬車は少し開けた場所で一夜を明けることとなった。

丁度川が流れている場所なようで、そこなば馬も休まるとのことだ。

「ゼロさん、夜間の護衛当番の内訳決めましょうや」
「そうだな、そんなもの、眷属に任せれば良い」
「ず、ずるいなぁ」

まぁ、そうなるのだろうな。ルーシェのその反応には、我がその立場でもそう思うだろう。
これは旅の前に手に入れた知識だが、普通長旅の際は、夜間に魔物に襲われないように常に同行者のどちらかが見張りをするのだ。

2人ならば、4時間、4時間と言うように、8時間の休眠時間を取ったとしても寝られるのはたったの4時間。

それが、眷属を使えば8時間全て寝ることが出来る。
このアドバンテージは、とても大きいものだろう。

「ルーシェ、あやつらは何か言っているか? 」
「あぁ、えぇ……まぁ」

どこか歯切れが悪いが、また無理難題でも押し付けられたのだろうか。

「言ってみろ」
「それが、魔物が来たら自分たちを起こせと。戦闘には一切手を出すなと言われまして……」
「くだらんな」

何を思ってそんなことを言っているのかは知らんが、そんな勝手な言い分で勝手に負けられては、冒険者として商会に顔が立たない。

「ふざけるなと言っておけ。手も出すし、なんなら率先すると」
「分かりやした」

度々ルーシェには面倒なことを押し付けるが、まぁいいだろう。

「あとは、八咫烏」

ルーシェが遠ざかったのを確認して、俺は八咫烏を呼び出す。

「どうだ、用意はできたか? 」
「はい。肉体の再生と、場所の特定。ご指示通りに完了致しております」
「そうか、ならば今宵決行するとしよう。用意しておけ」
「御意に」

飛去る八咫烏を眺め、俺はリルに事情を説明する。

「絶対神の異世界チートハーレム無双!?」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • 白堊

    そういえば...私、絶対神...ゼロの容姿を知らない気が...。
    今までに出てきているのなら教えてください!
    次も楽しみにしています!

    0
コメントを書く