チートじみた転生ボーナスを全て相棒に捧げた召喚士の俺は、この異世界を全力で無双する。

ジェス64

番外編第1話、化学部のユウウツ

「にゃはー…!やっぱりこのかつお節が一番美味しいにゃー」ハグハグ
 薄ーく長ーい高級にゃかつお節…それを熱々ご飯に適量乗っけて食べる…!これ以上の贅沢は無いにゃーこれは。
 そんにゃ最高の晩御飯を食べてたらーー。

「ピピピピ!ピピピピ!」

 んにゃ…ちゃぶ台の隣のミーの携帯がにゃってるにゃす。
「んにゃ?にゃんにゃー、ミーの至福の時間を…出にゃくて良いかにゃ」
 にゃんて小言を言いつつ、出るにゃ。優かにゃ?日向ぼっこの誘いにゃら最高にゃけど、期待はせずに携帯に出るにゃ。
「もしもしー、にゃ」
「美依!!!今すぐ化学部部室に来い!!」
「にゃるふぁ!?」
 にゃわ、リーダー!?いくら何でもうるせぇにゃ、ビックリして、ミーの尻尾がぶわっと膨らんだにゃし…。
 でも、声が何時もの3倍ぐらい五月蝿いって事は、何時もより3倍ぐらいやべー事が起きたってことにゃ。怒らず、話を聞くにゃー。
「り、リーダー、どうしたにゃー。ミーにれーせーに説明するにゃ」
「優が…居なくなった!!ブタオが探しても何処にも見つからん!美依、良いから化学部部室に来い!!」ブツン
 携帯…切れたんにゃけど…。
「にゃは……え?本気マジにゃ?」
 ブタオが見つけられにゃーってのが気になるにゃ…しかも優にゃのに…心配にゃ。かつお節食べてる場合じゃねぇにゃぁ。
 立ち上がって、壁に掛けてある帽子を被って……準備良しにゃ。
「にゃるふし…早く行くかにゃー」
 リーダー、発狂しちゃうにゃー。

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