魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第23話 ダンスの素晴らしさ
 「はぁ、疲れた・・・・・・」
 「賢人さん、お疲れ様です!」
  休み時間になるとディーリアの時と同じようにクラスメイトの半数以上が俺にあれやこれやと質問してきた。中でも一番意味不明な質問は・・・・・・言わないでおこう。そのセリフは俺には言えない。ただ、俺という男の在り方についての質問だったとだけ言っておこう。
 「それで、1時間目って何だっけ?」
 「貴族科ですよ。賢人さんの場合、何も分からないと思うので頑張ってください!」
 「正直、俺には必要ないと思うんだよな」
 「まぁ、Sクラスは貴族が多いので必須科目ですし」
 
 「へぇー、どうしてだ?」
 「単なる英才教育ですよ。・・・それなのに自分は選ばれた存在だとか喚く人がいるんですよね」
  つまり、英才教育のおかげで貴族は平民より強いのにそれを分からず自分は選ばれたんだって豪語しているのか。
 「あー、それは呆れを通り越して可哀想だな」
 「可哀想・・・ですか。そんな事言う人初めて見ました。普通はバカな人達だ、とかしか言わないんですけどね」
 「そうか?まぁ大体そういう奴ほど平民に負けるって相場は決まってるんだよ」
 「相場?とは何でしょうか。まぁそれよりそろそろ始まりますよ」
  アルがそう言うと教室に少し太・・・ふくよかで上品そうなおばさんが入って来た。
 「あら?あなたが転入生さんですわね?なら、オリエンテーションを込めて踊りにしましょう!!」
  すると、男子の中から幾人かの悲鳴が上がる。もちろん俺を含めて。何を隠そう、俺は音感が全く無いのだ!もはや、病気と言って良いレベルである。そんな俺に踊り、この世界では舞踏会の時にやるようなダンスをやれだと?・・・もう結果は見えてる。
 
  それから授業が終わる少し前。
 「はい、夜風さん!そのまま持ち上げて!素晴らしい完成度だわ!!」
  俺は言われた通り華麗に相手役のアルをお姫様抱っこする。一連の動きはこれで終了だ。現世で言うワルツだろうか。回転のステップを多用して広いフロアを反時計回りに進んでく。しかし、全く同じという訳ではなく、相手を最後持ち上げることでフィニッシュを飾るのだ。
  俺はこんなの知らないぞ。ダンスがこんなに楽しいなんて!!ダンス、嗚呼なんて素晴らし物なのだろうか。俺は何故今まで嫌悪感を抱いていたのか、なんと愚かだったのだろうか。
 「あの、賢人さん。そろそろ降ろしていただけませんでしょうか。ボソッ(その、嫌なわけじゃないというかむしろ嬉しいんですけど、少し恥ずかしいというか)」
  俺がこの感情に浸っていると頬を桜色に染めたアルが降ろすように言ってきた。具体的にはよく聞こえなかったが。
 「ああ、悪いな」
  俺が降ろすと同時にチャイムがなる。
 「はい!今日はここまで!賢人さん、良い踊りでしたわ!では、解散!」
  そう言って明るく元気で上品な先生は戻って行った。
 「ねぇ、賢人君さ。ぶっちゃけアル様とどういう関係なの?」
  先生が教室を出ていくと明るい茶髪にもちもちと白い肌、髪はウェーブのかかったセミロングになっており、顔のパーツも揃っていてスタイルもスレンダーというとても活発そうな女子がそう聞いてきた。
 「ん?アルとの関係?」
 「うん、なんかとっても仲が良さそうに見えるから」
 「そうだな。ん~」
  友人か?別に国王がどうなって欲しいかとかは関係ないからきっと友人だろうな。
 「友「た、ただの友達ですよ!?」・・・人」
  確かに友人って言おうとしたけどさ。なんかこう言い方がね?あるじゃん。ただのをそんなに強調しちゃったらさすがに傷つくよ?確かに友達だけど・・・・・・あれ?俺ってもしかして嫌われてる?
―おい、あれか?噂の編入生ってのは―
―そうらしいわ。なんでももうアルテミア様を手篭めにしているとか―
―な!?俺達の神聖なるアルテミア様を!?―
―マールネ先生が踊りも素晴らしかったと言ってたらしいぞ―
―マールネ先生が!?あの先生が褒めるなんて只者じゃないわ!―
 「あの、賢人さん・・・」
 「アル、気にしたら負けだ」
 「・・・はい」
  はぁ、またこんな感じになるのか。そして、さっきの先生の名前、マールネっていうんだ。まぁそんなことよりアルを手篭めって何だよ!?
  コツコツコツ。
  俺がそんなことを考えていると一人の少女がこちらに歩いてきた。その少女は、どこか悲しげでつまらなさそうな真紅の瞳、整った顔に朱色の髪を後ろで束ねポニーテールにしている美少女だ。
 「・・・私は卑怯な奴が嫌いよ。学園長の孫だかなんだか知らないけどそれだけでここに入ったような人は特に。もしも、他に試験を受けずに入った人がいるならたとえそれが勇者であっても私は絶対に認めない」
 「・・・へぇ、それで?俺が卑怯であんたが認めなかったらどうなるんだ?」
 「ッッ!?・・・はぁ、ミア、あなたも大変ね。いくらおじ様の命令だとしてもこんな奴の世話をしないといけないなんて」
 「リナ!!これ以上賢人さんを馬鹿にしないで下さい!」
  何故か凄く悪口を言われた。すると、アルが多分俺のために怒ってくれた。それに、呼び方から二人はかなり仲が良さそうだが大丈夫なのだろうか。
 「・・・ミア、あなたも所詮そっち側なのね」
 「え?ちょ、ちょっと待って!!」
  レナと呼ばれた少女はそのまま教室を出ていき、それをアルが追いかけるがチャイムが鳴る前に帰ってきたのはアルだけだった。
  それから、魔法や武術の講義が始まったが実技はやらなかったので正直つまらなかったし、アルは俺と話す時は無理をして笑おうとしているがそれ以外はずっと下を俯いたままだった。
 「お前ら、明日はダンジョンだからな!自分の装備があるやつはそれを着てこい!」
  その日の授業は一通り終わり最後にサークレット先生がそう言った。
  
 「明日はダンジョンですか。それよりも、賢人さん、行きますよ!」
  少しして、気を取り直したアルは明るく笑顔で俺にそう言ってきた。もしも、俺がモテる男ならば無理しなくて良いだとかそういうことを自然に言えるのだろうが、あいにく俺にはそこに踏み込む勇気は無く、「ああ、そうだな」とそう言うのが俺の精一杯だった。
  
数分後
 「さて、ケント・ヤカゼ。改めて此度は誠に大儀であった。・・・そして、褒美を取らせようと思うが何か望むものはあるか?可能な限り応えてやろう」
 「はっ!」
  俺は古代竜とオーク、300体の殲滅の褒美を貰うため、再び謁見の間にいる。
  それにしても褒美か。何がいいかな?あ、そう言えばアルラウネに渡された金も残り半分程度しかないしな。ちょっとだけ要求が汚いけど貰っておくか。
 「では、多少の金銭を頂戴したいのですが」
 「そうだな。・・・よし、ならば100プラチナを貴殿に授けよう。少ないならもう少しだけ色はつけれるが」
  その発言に流石に周囲がどよめく。それもそのはず先程から望むものをやろうと言われ、多少の金銭で100プラチナもさずけるというのだ。これで、平然としている方がおかしいだろう。
 「陛下!何故そこまでするのですか!?」
  すると、やはりと言うべきかこういう厄介な貴族がいるものだ。
  ここに集められてるのは国の重鎮だけなはずなのでこの貴族もかなりの立場なのは間違いないだろう。しかし、如何せん体型がだらしない。くるんとしている髭にズボンのベルトから大幅にはみ出す贅肉、常に汗をかいているのかその手にはハンカチが握られている。
 「パール侯、国の危機を守って貰ったのだぞ?」
 「ふん、どうだか。このような者が1人で倒したなどホラとしか思いようが無い。第一、こんなヒョロっヒョロでは無いですか!!」
  随分と言ってくれるじゃないか。まぁ弱いと思うなら思っておけば良いが俺はあまり嘘は好きではない。要は勝手にホラ吹きにされたくないのだ。それにしても、ヒョロヒョロか・・・まぁあんたに比べればそうだな。
 「失礼ながら、ヒョロヒョロだと弱いって決めつけない方がよろしいかと。たしかに私はあなた様ほど大きくはありませんが」
 
  俺が口にした瞬間、周囲から微笑な笑い声が聞こえてくる。当のパール侯は顔を真っ赤にしてワナワナしているが。
 「な!?この、卑しい下民がっ!!」
 「パール侯!そこまでにしたまえ。ケント・ヤカゼもふ、ふざけるのはやめるように・・・ぷっ」
  おい、国王。笑いが漏れてるけどそこは堪えろよ。
 「では、褒美の件は何か欲しいものがあればいつでも言うと良い。これで謁見を終了する。ケント・ヤカゼに100プラチナを与えよ」
  国王のその言葉により各自が解散していく。なお、パール侯とやらは恨めしく俺を見ていたが・・・気にすることは無いだろう。
 「ヤカゼ様、こちらをどうぞ」
  帰り際、少しだけガタイが良い執事に布袋を渡された。掌にある重量感からして褒美として貰った100プラチナだろう。そんなにいらないのだが・・・まぁ良いか。俺はそのままアイテムボックスに布袋ごと入れ、ギルドに向かった。
  それから、ギルドでリルとローと一緒に俺のランク上げのための薬草採取をした。白咲さんはさっきまでいたが勇者の一行に連れてかれたらしくいなかったが、薬草採取は鑑定のスキルがあれば問題ないので支障は無かった。俺はその後、宿に戻り食事と温泉を楽しんだ後直ぐに就寝した。
  
 「賢人さん、お疲れ様です!」
  休み時間になるとディーリアの時と同じようにクラスメイトの半数以上が俺にあれやこれやと質問してきた。中でも一番意味不明な質問は・・・・・・言わないでおこう。そのセリフは俺には言えない。ただ、俺という男の在り方についての質問だったとだけ言っておこう。
 「それで、1時間目って何だっけ?」
 「貴族科ですよ。賢人さんの場合、何も分からないと思うので頑張ってください!」
 「正直、俺には必要ないと思うんだよな」
 「まぁ、Sクラスは貴族が多いので必須科目ですし」
 
 「へぇー、どうしてだ?」
 「単なる英才教育ですよ。・・・それなのに自分は選ばれた存在だとか喚く人がいるんですよね」
  つまり、英才教育のおかげで貴族は平民より強いのにそれを分からず自分は選ばれたんだって豪語しているのか。
 「あー、それは呆れを通り越して可哀想だな」
 「可哀想・・・ですか。そんな事言う人初めて見ました。普通はバカな人達だ、とかしか言わないんですけどね」
 「そうか?まぁ大体そういう奴ほど平民に負けるって相場は決まってるんだよ」
 「相場?とは何でしょうか。まぁそれよりそろそろ始まりますよ」
  アルがそう言うと教室に少し太・・・ふくよかで上品そうなおばさんが入って来た。
 「あら?あなたが転入生さんですわね?なら、オリエンテーションを込めて踊りにしましょう!!」
  すると、男子の中から幾人かの悲鳴が上がる。もちろん俺を含めて。何を隠そう、俺は音感が全く無いのだ!もはや、病気と言って良いレベルである。そんな俺に踊り、この世界では舞踏会の時にやるようなダンスをやれだと?・・・もう結果は見えてる。
 
  それから授業が終わる少し前。
 「はい、夜風さん!そのまま持ち上げて!素晴らしい完成度だわ!!」
  俺は言われた通り華麗に相手役のアルをお姫様抱っこする。一連の動きはこれで終了だ。現世で言うワルツだろうか。回転のステップを多用して広いフロアを反時計回りに進んでく。しかし、全く同じという訳ではなく、相手を最後持ち上げることでフィニッシュを飾るのだ。
  俺はこんなの知らないぞ。ダンスがこんなに楽しいなんて!!ダンス、嗚呼なんて素晴らし物なのだろうか。俺は何故今まで嫌悪感を抱いていたのか、なんと愚かだったのだろうか。
 「あの、賢人さん。そろそろ降ろしていただけませんでしょうか。ボソッ(その、嫌なわけじゃないというかむしろ嬉しいんですけど、少し恥ずかしいというか)」
  俺がこの感情に浸っていると頬を桜色に染めたアルが降ろすように言ってきた。具体的にはよく聞こえなかったが。
 「ああ、悪いな」
  俺が降ろすと同時にチャイムがなる。
 「はい!今日はここまで!賢人さん、良い踊りでしたわ!では、解散!」
  そう言って明るく元気で上品な先生は戻って行った。
 「ねぇ、賢人君さ。ぶっちゃけアル様とどういう関係なの?」
  先生が教室を出ていくと明るい茶髪にもちもちと白い肌、髪はウェーブのかかったセミロングになっており、顔のパーツも揃っていてスタイルもスレンダーというとても活発そうな女子がそう聞いてきた。
 「ん?アルとの関係?」
 「うん、なんかとっても仲が良さそうに見えるから」
 「そうだな。ん~」
  友人か?別に国王がどうなって欲しいかとかは関係ないからきっと友人だろうな。
 「友「た、ただの友達ですよ!?」・・・人」
  確かに友人って言おうとしたけどさ。なんかこう言い方がね?あるじゃん。ただのをそんなに強調しちゃったらさすがに傷つくよ?確かに友達だけど・・・・・・あれ?俺ってもしかして嫌われてる?
―おい、あれか?噂の編入生ってのは―
―そうらしいわ。なんでももうアルテミア様を手篭めにしているとか―
―な!?俺達の神聖なるアルテミア様を!?―
―マールネ先生が踊りも素晴らしかったと言ってたらしいぞ―
―マールネ先生が!?あの先生が褒めるなんて只者じゃないわ!―
 「あの、賢人さん・・・」
 「アル、気にしたら負けだ」
 「・・・はい」
  はぁ、またこんな感じになるのか。そして、さっきの先生の名前、マールネっていうんだ。まぁそんなことよりアルを手篭めって何だよ!?
  コツコツコツ。
  俺がそんなことを考えていると一人の少女がこちらに歩いてきた。その少女は、どこか悲しげでつまらなさそうな真紅の瞳、整った顔に朱色の髪を後ろで束ねポニーテールにしている美少女だ。
 「・・・私は卑怯な奴が嫌いよ。学園長の孫だかなんだか知らないけどそれだけでここに入ったような人は特に。もしも、他に試験を受けずに入った人がいるならたとえそれが勇者であっても私は絶対に認めない」
 「・・・へぇ、それで?俺が卑怯であんたが認めなかったらどうなるんだ?」
 「ッッ!?・・・はぁ、ミア、あなたも大変ね。いくらおじ様の命令だとしてもこんな奴の世話をしないといけないなんて」
 「リナ!!これ以上賢人さんを馬鹿にしないで下さい!」
  何故か凄く悪口を言われた。すると、アルが多分俺のために怒ってくれた。それに、呼び方から二人はかなり仲が良さそうだが大丈夫なのだろうか。
 「・・・ミア、あなたも所詮そっち側なのね」
 「え?ちょ、ちょっと待って!!」
  レナと呼ばれた少女はそのまま教室を出ていき、それをアルが追いかけるがチャイムが鳴る前に帰ってきたのはアルだけだった。
  それから、魔法や武術の講義が始まったが実技はやらなかったので正直つまらなかったし、アルは俺と話す時は無理をして笑おうとしているがそれ以外はずっと下を俯いたままだった。
 「お前ら、明日はダンジョンだからな!自分の装備があるやつはそれを着てこい!」
  その日の授業は一通り終わり最後にサークレット先生がそう言った。
  
 「明日はダンジョンですか。それよりも、賢人さん、行きますよ!」
  少しして、気を取り直したアルは明るく笑顔で俺にそう言ってきた。もしも、俺がモテる男ならば無理しなくて良いだとかそういうことを自然に言えるのだろうが、あいにく俺にはそこに踏み込む勇気は無く、「ああ、そうだな」とそう言うのが俺の精一杯だった。
  
数分後
 「さて、ケント・ヤカゼ。改めて此度は誠に大儀であった。・・・そして、褒美を取らせようと思うが何か望むものはあるか?可能な限り応えてやろう」
 「はっ!」
  俺は古代竜とオーク、300体の殲滅の褒美を貰うため、再び謁見の間にいる。
  それにしても褒美か。何がいいかな?あ、そう言えばアルラウネに渡された金も残り半分程度しかないしな。ちょっとだけ要求が汚いけど貰っておくか。
 「では、多少の金銭を頂戴したいのですが」
 「そうだな。・・・よし、ならば100プラチナを貴殿に授けよう。少ないならもう少しだけ色はつけれるが」
  その発言に流石に周囲がどよめく。それもそのはず先程から望むものをやろうと言われ、多少の金銭で100プラチナもさずけるというのだ。これで、平然としている方がおかしいだろう。
 「陛下!何故そこまでするのですか!?」
  すると、やはりと言うべきかこういう厄介な貴族がいるものだ。
  ここに集められてるのは国の重鎮だけなはずなのでこの貴族もかなりの立場なのは間違いないだろう。しかし、如何せん体型がだらしない。くるんとしている髭にズボンのベルトから大幅にはみ出す贅肉、常に汗をかいているのかその手にはハンカチが握られている。
 「パール侯、国の危機を守って貰ったのだぞ?」
 「ふん、どうだか。このような者が1人で倒したなどホラとしか思いようが無い。第一、こんなヒョロっヒョロでは無いですか!!」
  随分と言ってくれるじゃないか。まぁ弱いと思うなら思っておけば良いが俺はあまり嘘は好きではない。要は勝手にホラ吹きにされたくないのだ。それにしても、ヒョロヒョロか・・・まぁあんたに比べればそうだな。
 「失礼ながら、ヒョロヒョロだと弱いって決めつけない方がよろしいかと。たしかに私はあなた様ほど大きくはありませんが」
 
  俺が口にした瞬間、周囲から微笑な笑い声が聞こえてくる。当のパール侯は顔を真っ赤にしてワナワナしているが。
 「な!?この、卑しい下民がっ!!」
 「パール侯!そこまでにしたまえ。ケント・ヤカゼもふ、ふざけるのはやめるように・・・ぷっ」
  おい、国王。笑いが漏れてるけどそこは堪えろよ。
 「では、褒美の件は何か欲しいものがあればいつでも言うと良い。これで謁見を終了する。ケント・ヤカゼに100プラチナを与えよ」
  国王のその言葉により各自が解散していく。なお、パール侯とやらは恨めしく俺を見ていたが・・・気にすることは無いだろう。
 「ヤカゼ様、こちらをどうぞ」
  帰り際、少しだけガタイが良い執事に布袋を渡された。掌にある重量感からして褒美として貰った100プラチナだろう。そんなにいらないのだが・・・まぁ良いか。俺はそのままアイテムボックスに布袋ごと入れ、ギルドに向かった。
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