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魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~

カモメ

第22話 学園長は凄いがエロジジイ

 「賢人さん、今日からよろしくお願いしますね!」

 「うう、私も同じクラスが良かったなー」

 「お父様の言い付けですからどうしようもありませんよ?」

  俺は今、超がつくほどの美少女2人と歩いている。何故かと言うとこれから学園へ通うからだ。
  その学園の名前は聖フリードネス学園というらしい。国王の粋な計らい?によって俺は編入試験を受けないでアルテミアのいるSクラスに通うことになった。全部でCクラスからSクラスなので一応1番上のクラスとなっているが、実の所もう1つ勇者クラスという組があるらしい。その組は名前の通り勇者だけで構成されており、白咲さんが俺とアルテミアと一緒じゃないのはそのせいである。そして、俺が勇者クラスでないのは十中八九国王のせいだろう。まぁ、俺のアビリティに勇者がないからかもしれないが正直助かった。今頃クラスの皆と一緒に授業を受けるなんて気まずすぎるからな。ん?国王といえば確か・・・。

 「なぁアルテミア、俺は国王に呼ばれてるんじゃなかったっけ」

 「ええ、ですから放課後に一緒に来てもらいます」

 「はあ、なんか憂鬱だな。依頼でも受けようと思ってたのに」

 「わ、私は賢人さんといれて嬉し「お!あれか?」・・・い」

  気がつくと教会のような形のした建物が建っていた。何故、あれが学園だと思ったのかはディーリアの王都サンウェイ学園が似たような形だったからだ。

 「ん?なんか言ったか?アルテミア」

 「な、なんでもないです!!それよりもアルって呼んでください」

  俺が学園を発見した時にアルテミアが何か喋っていたので聞き返すと自分をアダ名で呼べと言ってきた。嬉しいは嬉しいのだがアルと呼ぶのはアルラウネもいるから色々と面倒臭いので理由を尋ねた。

 「何でだ?」

 「いいから呼んでください!!」

 「あ、ああ」

  すると、アルテ・・・アルはかなり強めに俺を怒鳴った。・・・俺は何故怒られたのだろうか。全然意味がわからないな。でも、思い当たる節が無いわけでも・・・いや、無いな。全く無い。

 「アルお姉様~!!」

  ドドドドド!
  何処からか走ってくる音が聞こえる。その音の主は白咲さんやアルよりも少し小柄で綺麗な朱色の髪をツインテールで結んでいる少女だ。そして、その少女はそのままアルの胸に飛び込んでいった。

 「もう、リリア!人前で抱きつかないでって言ったでしょう?」

 「えへへへ、アルお姉様の匂いです!」

  そのリリアと呼ばれた少女はアルの言葉など意に介さず人によってはかなり変態発言になるような事を言っていた。しかし、それを目を細め満面の笑みで言うものだから小動物みたいで可愛い。

 「それで、この男の人はどちらなのです?あっ、凛々咲ちゃん。おはようです」

 「リリアちゃんおはよう!この人は夜風賢人さんと言って私達の友人だよ」

 「よろしくな、リリアちゃん」

 「はい!よろしくです!」

  うっ!可愛い。何だろう、この気持ちは・・・恋?では無いな。うーん、小動物を撫でたい的な?小さい従姉妹を可愛がりたい的なやつだろうか。
  そう考えているとリリアちゃんはキョトンとした顔でこちらを見てくる。

 「どうしたのです?」

 「いや、リリアちゃんは可愛いな!」

  そう言ってリリアちゃんを撫でる。いや何してんだよ!?初対面に失礼すぎだろ!!と思いながらリリアちゃんの顔を除くと気持ち良さそうに目を細めていた。
  あー、これはしょうがないやつだ。うん、俺は悪くない、リリアちゃんが可愛い過ぎるのが悪いんだ。

 「ゴホンっ!賢人さん、行きますよ!」

  リリアちゃんのことを考えているとアルテミアはわざとらしく咳払いして行くように促した。

 「ん?ああ、すまん。またな、リリアちゃん」

 「はいなのです!賢人お兄ちゃん!」

  賢人お兄ちゃん、だと!?何だよそれ!?ちょっと可愛すぎやしないか!?

 「賢人君!アル!また今度ね!」

  編入のために学園長の所へ行く途中で白咲さんと別れた。その後、多少の緊張がある中、アルと俺は学園長室の扉を叩いた。

 「・・・入って良いぞ」

 「学園長、編入生を連れてきました」

 「ご苦労だった。アルテミア君は教室に戻って良いぞ」

 「はい」

  アルは凄い模範的に帰って行った。そう言えば、こういうやり取りはエルリアの時もやってたな・・・・・・。

 「さて、改めて名を聞こうかの」

 「夜風賢人だ。国王に言われて来た」

 「ふむ、中々堂々としておるな。強者ゆえかの」

 「大丈夫だ。他の人の前では敬語を使うから」

 「それよりも、陛下には儂の孫扱いにしろと言われたからの。このことは勇者クラスとアルテミア君には伝えておる」
 
 「だから編入試験をしなくても良いわけか」

 「そうじゃ、ではSクラスまで行くとするか」

 「たしか、建物の左から2番目だったか?」

  こんなことになると思ってアルに予め聞いておいたのだ!!今日の俺は一味違うぜ。

 「それゆえ老体には少々きついのじゃよ。どれ、儂の肩に掴まるんじゃ」

 「?ああ、分かった」

 「そいじゃ、ほいっと!」

  俺が学園長の方を掴むと学園長は変な掛け声?らしきことを言う。すると、俺の視界にあった豪華なソファーと机が一瞬にして廊下の景色に変わる。そう、転移魔法だ。転移魔法は俺も使えるが普通の人間にしたらかなり難しく魔力も馬鹿にならないはずなのだから学園長はかなりの実力者という事になる。

 「ほっほっほ、驚いて声にもならんか」

  どうやら学園長は俺が考えているのを驚いたと勘違いしているようだ。俺の性格上やり返したくなってしまうのだがここは堪えるしかない。じゃないと次に行かないからな。

 「サークレット先生、連れてきたぞい」

 「ああ、学園長。ありがとうございます」

  学園長が教室の戸を開けてサークレット先生とやらに声をかける。聞こえてきたのは男口調ではあるが声を聞く限りでは女の人だ。そして、その人物が廊下に出てくるとやはり、女の人だったのだがカッコイイスーツ姿にポニーテールで結んだこの世界では珍しい黒色の髪で端正な顔立ちをしている美人教師だった。

 「良いんじゃ、良いんじゃ。愛しのサークレットたんのためじゃからな。ところで今日も良い尻しとるのぉ。どれ、儂が点検をぶべらぁっ!!」

 「このエロジジイが!!」

  どがぁぁああん!!
  サークレット先生の回し蹴りが学園長、もといエロジジイの顔面にクリーンヒットする。エロジジイはそのまま廊下の壁に上半身を埋めた。
 
 「ん?君が夜風か。入りたまえ、席はアルテミアの隣だ」

 「は、はい」

  あまりにもいきなりの出来事だったがとりあえずアルの隣で良かった。絶対、裏に何かがあると思うけどな。それよりも、生徒は皆あの光景を見慣れた顔をしているが、良くある事なのだろうか。

 「ーーー、ーーー以上!」

  俺はアルの隣の席につくと朝の会的なものが終わった。そして、サークレット先生が教室から出ていき、1時間目の前の休み時間となった。

  そして、始まるのであった。質問という名の嵐が。

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コメント

  • しらす(。∀゜)

    依頼が以来になってますよ

    0
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