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魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~

カモメ

第6話 魔力の具現化

 「さて、この剣を鑑定するか」

  俺はあれから何分か経ったあと自力で部屋まで移動して来た。
  そして、異様な気配を放っていたこの銀の剣を鑑定することにした。
  
 (ていうかヴァンパイアとかは銀が苦手だって聞いたことがあるけど、吸血鬼は大丈夫なのか?まぁ、さっきは大丈夫だったから大丈夫なんだろうが。とりあえず鑑定するか。考えていても仕方が無いし)

 「よし!鑑定!」






名前:フルンティング

Lv.:1 / ∞

クラス:SSS『神剣』

スキル:顕現
    剣技付与
    血液硬化
    吸血





 「・・・うーん、凄いのかどうか分からないな。でも、SSSランクとか神剣とか書いてあるからきっと凄いんだな」

  ん?でも、吸血っていうのは俺と同じだよな?ってことは斬った時血を吸うとその能力が手に入るってことか!!
  それなら、血液硬化は何なんだろうか。
  まぁ鑑定すればわかるか。

 「鑑定!!」  


  スキル

 ・血液硬化
 血液を浴びれば浴びるほど剣が硬くなっていく。

  おお!なんて吸血にピッタリなスキルなんだ!!

 「ふぁ~あ、はぁ、なんか眠くなってきたな。よし!寝るか」

  考え事をしていると眠くなってきたので俺はそのまま布団に入り、5分も経たず意識を手放した。



 「・・・・・・と・・・できた・・・」

  何やら可愛らしい声が聞こえる。俺を起こしに来たのだろうか?

 「・・・賢人・・・朝ご飯、できた・・・」

 「ん?・・・ああ、リコか。今行くよ」

  俺が目を開けるとリコが俺の顔を覗き込んでいた。リコは美少女なのだがまだ小さいので助かった。もしももう少し大きかったら朝だし色々危なかったかもしれない。

 「お!今日も美味いな」
 
 「・・・えへへへ・・・でも、もうない・・・」

  はっ!リコがしゅんとしてしまった。急いでフォローしなければ!

 「だ、大丈夫だ。俺は今日はあまり空いてないから」

 「・・・ん、なら良かった・・・」

 「主様。今日は精霊魔法を教えるので食べたら屋敷の外に来てくださいね。私にも準備があるので、外で待っていてください」

 「分かった」

  そうして俺は玄関を出て外に出る。アルラウネは俺が出てから5分後にでてきた。
  そこから俺達は森に入り、比較的精霊魔法の使いやすい湖に向かって歩いていた。

 「そういえば、主様。魔法はどの程度使えるのですか?」

 「上級まではだいたい無詠唱でできるようになったかな。超級はまだ詠唱が必要だ」

  この世界の魔法は下から順に、下級、中級、上級、超級、帝王級、神級、最神級がある。前に万能図鑑で調べたところ帝王級が世界で使える人は3人しかいないらしい。そこから上を使う者がいるならそれは神としか言い様がないだろう。

 「・・・そうですか。なら、魔法も特訓ですね!」

 「え?まだ足りないか?」

 「難しいこと言っているのは承知なんですが、今のままだと私と同じくらいなので、私の主ならば超級までは無詠唱でできるようになって欲しいです」

 「・・・はい。頑張ります」

 「お願いします!」

  くそ~、そんな屈託のない笑顔で言われたら頑張るしかないじゃないか!!

  そんなことを考えていると綺麗な湖に着いた。

 「さて、これから精霊魔法を教えます。精霊魔法は威力が高いためただの魔法よりもコントロールが難しいので体内の魔力を完全に操ることから始めます」

 「体の中を循環させるとかか?」

 「それでも一応可能なのですが、3年はかかりますよ?」

 「そ、それはな嫌だな。それで?どうするんだ?」

 「その方法はですね、体内の魔力を1だけ残して外に出して操ることです。目標はその魔力を具現化した状態でゲンコツができるほどまで操ることですね」

 「それってかなり難しいのでは?」

 「大丈夫です!私は主様をしんじてますから!それに、才能があればすぐできますよ」

 「よし!強くなるんだもんな、やってやるよ!!」

 「その意気です!!」

 「えっと、1を残して魔力を放出して、それを具現化した後、拳の形を作るんだよな」

 (とりあえず魔力を放出して、その時に1を残すんだろ?これはステータスを見てっと )

 「まぁ、最初は無理だと思いますよ?1を残すことは理想なので私にも出来ませんし」

  ブォォオオオオオン。俺の周りに魔力の渦、否、竜巻が出来る。

 「主様!そ、そんなに放出したら!!」

  しかし、竜巻のせいでアルラウネの言葉は俺には届かないが、大丈夫だ。ちゃんと魔力を1残している。

 (よし、出来てるな。このまま、魔力を圧縮する)

  竜巻は次第に小さくなる。しかし、周りへの圧力は増していく。

 「うっ!この魔力の密度はどうなって!?」

 (良い感じだ。これを拳の形にして、ゲンコツを・・・するのは危ないから上で保っておくか)

  竜巻が止み、俺の頭上には鬼神のごとく巨大な拳が形成される。

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

  もうアルラウネの声は聞こえない。
  そして、俺が集中をきると、魔力は俺の中に戻っていった。

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

  俺がアルラウネの方を見ると、アルラウネは唖然としていた。

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コメント

  • カモメ

    すみません。直します。誤字報告、ありがとうございます!

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