魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第3話 森の中の街
  精霊魔法とは、主に精霊、又はハイエルフ、トップエルフなどから使う魔法である。ほかの種族やただのエルフは使うことはおろか、知らない人の方が多いだろう。
  そんな中、何故俺が普通意味の無いはずの精霊魔法を覚えようとしているか。それは、俺が精霊王の契約者だからだ。
  普通、契約者であっても精霊魔法を使えるのは稀だ。つまり、俺は運が良かったと言えるだろう。
  俺が何故こんなに知っているかって?それはアルラウネ先生の教育の賜物ですよ。
  勉強会が始まり、5時間。俺はぶっ続けで授業を受けてた。もちろん、精霊魔法の授業だ。
 「さて、これで終わりです。それでは最後にいくつか質問をするので、合格すれば明日からは体を使って覚えますよ」
 「はい!先生!」
  長い戦いだった。主に睡魔とだが。だって仕方ないじゃん。満腹の状態で5時間ぶっ続けだよ?そりゃぁ、眠くなりますよ。
  とにかく、あとすこしでこの戦いも終わるんだ。頑張ったんだ!どんな質問でも答えられるさ!
 「では、質問です。精霊魔法とはそもそもなんでしょうか?」
 「精霊魔法とは、普通は自然の恩恵を受けて放つ魔法で、上位の魔法だと自然を操ることが出来る魔法です」
 「正解です。それでは何故精霊魔法と呼ばれるのですか?」
 「そもそも精霊魔法を知っている者自体が少ないし、精霊ほどの魔力がなければ到底使いこなせる魔法じゃないからで、ハイエルフやトップエルフも使えますが、精霊よりは魔力が少ないため優れたものでも上位、中位、下位の中で中位までしか使えないからです」
 「またもや正解です。じゃあ最後に精霊魔法のデメリットとメリットを教えてください」
 「はい。まず、デメリットですが、さっきも言った通り魔力の消費が膨大だということとそもそもの才能がなければ覚えることすら出来ないということです。
  そして、メリットですが、魔力の消費が激しい分魔法の威力がとてつもないということです。それと、契約したのが精霊の場合、使えるようになることが稀にあることも含まれます」
 「ふふ、完璧ですね。お疲れ様でした」
 「ありがとうございました!」
 「それで、主様。何故、敬語なんですか?」
 「・・・・・・気分だ」
 「そうですか。じゃああとの時間は好きにしてていいですよ。そういう約束ですから」
 「ああ、といっても何も無いんだよな」
 「なら、街に行きましょう。私が一緒にいるので迷ったりしませんし。街のいい所も紹介したいです」
 「分かった。それなら喜んで」
 「それじゃあ行きましょうか」
  そうして俺達は屋敷を出て街に出た。外から見ると屋敷はとても大きかったが、窓の数的に二階建てである事が分かった。
  屋敷は街からは1キロメートルくらい離れていたが話していると直ぐに近くまで来れた。その場所は街を見渡せる位の高い場所で木のつるで出来たリフトで降りると街の中だ。
  そこは、幻想的な世界だった。森の中だけあって人々は大木の中に住み、その大木と大木の間からさしてくる光がこの街、いやこの森の神秘さをものがたっている。
 「・・・綺麗だ」
 「ええ、私もそう思います。同族思いの私たちだからこの風景があるんだと今回召喚されて気付かされました」
 「よし!じゃあ案内してくれるか?」
 「はい!喜んで!」
 「あら?アルラウネ様、どちらへ?そして、この方は?新しく進化した上級精霊ですか?」
  そのまま、2人でリフトを降りようとするとハイエルフらしき若い女性に話しかけられた。
  ちなみに、ハイエルフとトップエルフの違いは、ハイエルフが金髪でトップエルフが銀髪だ。
  精霊は人の姿をしているのが上級精霊以上で中級以下は獣の姿をしているそうだ。
  アルラウネは精霊王という肩書きだが実際にはハイエルフとトップエルフの王でもある。
  これもアルラウネ先生の教育のおかげだな。
 「ああ、カルネさん。いえ、こちらは私の契約者です」
 「・・・・・・・・・・・・は?」
 「ですから、この方は私の主様です」
 「あの、仰っている意味が分からないのですが。もしかして人間!?」
 「くどいですね。私の言葉の意味が分からないと?」
 「い、いえ、すみませんでした!ただ、あまりにも驚愕の出来事だったもので」
 「まぁ、そうでしょうね。でもとても良い方なので変なことは考えなくてもいいですよ」
 「アルラウネ様がそう言うなら。分かりましたよろしくお願いします。えっと・・・「賢人だ」・・・賢人さん」
 「それでは行きましょうか。主様」
 「おう、そうだな」
   俺達はそう言い、カルネさん(?)と別れて木のつるで出来たリフトをおりた。
 「ん?やっぱり全部木製なんだな」
 「はい。森の中なので。木は木でも人間の国ではお目にかかれないような良質なものが沢山ありますよ」
 「へぇー、それは凄いな」
 「あ!主様、あそこの喫茶店に入りませんか?私の行きつけのお店で料理も美味しいですし、ちょうど昼時ですから」
 「ああ、アルラウネの行きつけなら行ってみたいな」
 「じゃあ、入りましょうか」
  そう言って俺達は『ローリンの家』と書かれている喫茶店へ入っていった。
  そんな中、何故俺が普通意味の無いはずの精霊魔法を覚えようとしているか。それは、俺が精霊王の契約者だからだ。
  普通、契約者であっても精霊魔法を使えるのは稀だ。つまり、俺は運が良かったと言えるだろう。
  俺が何故こんなに知っているかって?それはアルラウネ先生の教育の賜物ですよ。
  勉強会が始まり、5時間。俺はぶっ続けで授業を受けてた。もちろん、精霊魔法の授業だ。
 「さて、これで終わりです。それでは最後にいくつか質問をするので、合格すれば明日からは体を使って覚えますよ」
 「はい!先生!」
  長い戦いだった。主に睡魔とだが。だって仕方ないじゃん。満腹の状態で5時間ぶっ続けだよ?そりゃぁ、眠くなりますよ。
  とにかく、あとすこしでこの戦いも終わるんだ。頑張ったんだ!どんな質問でも答えられるさ!
 「では、質問です。精霊魔法とはそもそもなんでしょうか?」
 「精霊魔法とは、普通は自然の恩恵を受けて放つ魔法で、上位の魔法だと自然を操ることが出来る魔法です」
 「正解です。それでは何故精霊魔法と呼ばれるのですか?」
 「そもそも精霊魔法を知っている者自体が少ないし、精霊ほどの魔力がなければ到底使いこなせる魔法じゃないからで、ハイエルフやトップエルフも使えますが、精霊よりは魔力が少ないため優れたものでも上位、中位、下位の中で中位までしか使えないからです」
 「またもや正解です。じゃあ最後に精霊魔法のデメリットとメリットを教えてください」
 「はい。まず、デメリットですが、さっきも言った通り魔力の消費が膨大だということとそもそもの才能がなければ覚えることすら出来ないということです。
  そして、メリットですが、魔力の消費が激しい分魔法の威力がとてつもないということです。それと、契約したのが精霊の場合、使えるようになることが稀にあることも含まれます」
 「ふふ、完璧ですね。お疲れ様でした」
 「ありがとうございました!」
 「それで、主様。何故、敬語なんですか?」
 「・・・・・・気分だ」
 「そうですか。じゃああとの時間は好きにしてていいですよ。そういう約束ですから」
 「ああ、といっても何も無いんだよな」
 「なら、街に行きましょう。私が一緒にいるので迷ったりしませんし。街のいい所も紹介したいです」
 「分かった。それなら喜んで」
 「それじゃあ行きましょうか」
  そうして俺達は屋敷を出て街に出た。外から見ると屋敷はとても大きかったが、窓の数的に二階建てである事が分かった。
  屋敷は街からは1キロメートルくらい離れていたが話していると直ぐに近くまで来れた。その場所は街を見渡せる位の高い場所で木のつるで出来たリフトで降りると街の中だ。
  そこは、幻想的な世界だった。森の中だけあって人々は大木の中に住み、その大木と大木の間からさしてくる光がこの街、いやこの森の神秘さをものがたっている。
 「・・・綺麗だ」
 「ええ、私もそう思います。同族思いの私たちだからこの風景があるんだと今回召喚されて気付かされました」
 「よし!じゃあ案内してくれるか?」
 「はい!喜んで!」
 「あら?アルラウネ様、どちらへ?そして、この方は?新しく進化した上級精霊ですか?」
  そのまま、2人でリフトを降りようとするとハイエルフらしき若い女性に話しかけられた。
  ちなみに、ハイエルフとトップエルフの違いは、ハイエルフが金髪でトップエルフが銀髪だ。
  精霊は人の姿をしているのが上級精霊以上で中級以下は獣の姿をしているそうだ。
  アルラウネは精霊王という肩書きだが実際にはハイエルフとトップエルフの王でもある。
  これもアルラウネ先生の教育のおかげだな。
 「ああ、カルネさん。いえ、こちらは私の契約者です」
 「・・・・・・・・・・・・は?」
 「ですから、この方は私の主様です」
 「あの、仰っている意味が分からないのですが。もしかして人間!?」
 「くどいですね。私の言葉の意味が分からないと?」
 「い、いえ、すみませんでした!ただ、あまりにも驚愕の出来事だったもので」
 「まぁ、そうでしょうね。でもとても良い方なので変なことは考えなくてもいいですよ」
 「アルラウネ様がそう言うなら。分かりましたよろしくお願いします。えっと・・・「賢人だ」・・・賢人さん」
 「それでは行きましょうか。主様」
 「おう、そうだな」
   俺達はそう言い、カルネさん(?)と別れて木のつるで出来たリフトをおりた。
 「ん?やっぱり全部木製なんだな」
 「はい。森の中なので。木は木でも人間の国ではお目にかかれないような良質なものが沢山ありますよ」
 「へぇー、それは凄いな」
 「あ!主様、あそこの喫茶店に入りませんか?私の行きつけのお店で料理も美味しいですし、ちょうど昼時ですから」
 「ああ、アルラウネの行きつけなら行ってみたいな」
 「じゃあ、入りましょうか」
  そう言って俺達は『ローリンの家』と書かれている喫茶店へ入っていった。
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