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魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~

カモメ

第12話 野生のオーク

  金色のポニーテールが風でなびいている。その髪の持ち主は、可憐でそれでいて美しい、そんな少女だ。俺は今、そんな美少女と一緒に登校している。ああ、夢みたいだ。

 「そういえばナーラは一緒に登校しないのか?」

 「従者は基本的に主より早く登校しなければいけないからな、少し寂しかったがこれからはナイトがいるからとても嬉しいんだ!」

  いや、全く天然ジゴロですかね?こんな恥ずかしいセリフばんばん言っちゃって。まぁ嬉しいからいいんだけどね。

 「確かにそれは少し寂しいな。仕方ないけど。・・・お!確かあれだよな?」

  そこには協会の形をしたとても大きな学校。そう、これから俺が通うサンウェイ学園だ。

 「はぁ〜、緊張するなぁ」

 「こんなことで緊張するとは以外にだらしないんだな」

 「そんな事言うなよ。まぁ、良いか。とりあえず中に入ろうぜ」

 「ああ」

  ちなみにこの学校は左側が初等部、右側が中等部と高等部に別れており、それぞれに学食などもある。

  そうして俺達は中に入り、廊下を歩いた。

―きゃあっ!!エルリア先輩よ!―

―はぁ〜カッコイイ・・・―
 
―隣にいるのは・・・もしかして彼氏!?―

―彼氏もカッコイイわ〜―


 「何か昨日より増えてないか?」

 「ナイトが・・・彼氏・・・ナイトが・・・」

  返事がないと思ったら別のどこかに意識が行ってるのか、顔を俯かせながら何かを呟いていた。

 「あの?エルリアさん?」

 「っは!ど、ど、どうしたんだ!?」

 「いやもう着いたぞ?」

 「じ、じゃあ入るぞ」

  ガラガラガラ。エルリアは戸を開けるすると・・・

 「ナイト君、やっときたわよ!!」

 「はぁ〜やっぱりカッコイイ」

 「この学校、案内してあげる!」

 「お!ナイトだっけ?お前は巨乳派?貧乳派?」

  以下省略。



  おお、何かめっちゃ聞かれるな!それより途中おかしい質問があったような・・・気のせいか。

 「黙れ!!貴様ら!!」

  一喝。その声にビックリしたのか俺を含め皆、静かになる。

 「貴様、ナイトと言ったか?何故、この僕、ピーグ様エルリアと一緒に来ているんだ!?」

 「えっと、それはどういう意味だ?」

  野生のオークが現れた。なんかほざいてやがる。

 「エルリアは僕の婚約者だ!!貴様なんぞが話していい人じゃない!」

 「何を言っている!!その件は断ったじゃないか!!誰がお前なんかの婚約者に!!」

 「それはほんとか?エルリア」

 「当たり前だ!!」

 「そう言ってるが?」

 「くっ!・・・ひ、人殺しの一族の癖に!」

 「ッッ!!・・・そ、それは関係ないだろう」

 「・・・それで?」

 「は?」

 「人殺しの一族だからどうしたんだ?エルリアが誰かを殺したのか?」

 「・・・ふははははは!馬鹿なのか?貴様!俺には向かうと・・・ヒっ!」

  豚は俺の言葉には答えず、ただ、高笑いしている。

 「・・・口を閉じろ。この豚が」

  俺は二割の殺気を出す。何故かって?気絶なんかさせてやるものか。すると、オークは股の間から汚いものを垂れ流し、叫び始めた。

 「うあああ、た、助け、助けて!」

 「消え失せろ!」
 
 「ぴ、ピギィーーーーーー!!」

  ドン、ドン!ガラガラガラ!ドガガガ!

 「ぎゃあああ!!」

  ん?何か階段から落ちる音が・・・。ま、どうでもいいか。

 「エルリア、すまん。最初から問題起こしちまって」

 「・・・え?い、いや、むしろ感謝している」
 
 「そうか。なら良かった」

  俺はそう言って微笑む。エルリアは嫌な思いをしたから、明るい方がいいと思ったからだ。

 「「「「...「・・・カッコイイ」...」」」」

 「みなさん、何をしてらっしゃるの?それにしてもなんでこんなに濡れてるのかしら?」

 「「「「...「あ!」...」」」」

 「え?どうしたの?」

 「・・・あんた、ピーグとかいう奴のあれ●●踏んでるぞ・・・」

 「ナ、ナイト、少しは状況を察した方が・・・その方は王女様だぞ?」

 「え!?ということはもしかして・・・それに、ピ、ピーグ様の!?い、いやぁぁあああああ!!」

   野生の姫さんは逃げ出した。知らぬ間にオークに300の精神的ダメージ。

  それにしても姫様か・・・。なんか上品そうだったな。それよりこの床を綺麗にしなきゃな。

 「えっと、じゃあここ、綺麗にするぞ。【クリーン】」

  すると、突然汚物のかかった床に魔法陣が浮かび上がり、その魔法陣が消えるとそこにはもう汚物は無かった。
  魔法は俺のオリジナルだ。といっても、ただの合成魔法だがな。
  あ、一応汚いから聖属性の魔法も掛けとくか。

 「「「「...「・・・・・・・・・・・・」...」」」」

 「ナイト・・・もしかして今のは合成魔法か?」

 「ん?そうだけど?」

 「合成魔法は王国の宮廷魔導師の副団長からしか出来ないと言われているのだが・・・」

 「そうなのか?今のは簡単なやつだぞ?」

 「・・・ナイトの規格外さはわかった。そろそろ先生が来る。席につこうか」



  こうして俺の学園生活は始まるのだった。


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