話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~

カモメ

第8話 冒険者ギルド

  どかぁあん!俺は男の頭にゲンコツをおみまいしてやると加減を間違えたのか気を失った男は半身を床に埋めた。

  やっべ。やりすぎた。ここは軽くパンチを受け止めるくらいでいいのにゲンコツはダメだったな。

 「あのぅ、だ、大丈夫ですか?」

 「・・・・・・・・・・・・」

  気を失ってるため男からの返事は無い。よし!ほっとこう!
  俺は何も無かったかのように再び列に並んだ。

 「「「「「おい!それはないだろ!!」」」」」

  おお!見事なハモリ!これは合唱をやるべきだな!

 「坊主!何か騒ぎが聞こえたんだがお前か?」

 「いや、このカウンターに並んでたらこの男に絡まれた被害者だ」

 「どう見てもお前が加害者にしか見えないんだが・・・ん?コイツはガルドの野郎じゃねぇか。・・・どうやら坊主の言ってることは正しいみたいだな」

 「そうか。じゃあ俺はこれで」

  なんか厳つい男に信じてもらえたので俺はまた並びだした。

 「ちょっと待て!俺はギルドマスターのダイスだ。どうやら冒険者登録をしに来たようだから俺の部屋でやる。二ーシャ!一緒に来い!」

 「は、はい!ギルマス!」

  さっきの綺麗な受付嬢は二ーシャさんというそうだ。それにしてもこのオッサンギルドマスターかよ!?まぁイキナリギルドマスターに呼ばれるのもテンプレだな。テンション上がってきたー!!

 「さて、坊主さっきのことについて聞かせてもらおうか」

  いつの間にか着いていたようだ。しかし、エルリアの家と比べて粗末だなぁ。

 「この綺麗な受付嬢さんのとこに並んだらさっきの男に絡まれた。だから、ゲンコツした。以上!」

 「嘘つけ!ガルドでも腐ってもBランク冒険者だ!ただのガキのゲンコツでのびちまうほどやわじゃねぇ!」

 「えっと、じゃあどうしろと?」

 「・・・そうだ!俺と模擬戦をしよう!そしてガルドと同等以上の実力があればBランクからスタートだ。互いに利益があるから良いだろう?」

 「う〜ん、まぁ、いいや。それで」
 (本当はコツコツ上げるのをやりたかったけどめんどいしな。上げてくれるならあげてもらおう)

 「よし!決まりだな!闘技場はこの地下にある。二ーシャ!もしかしたら史上初のBランクから始まる冒険者の誕生だ。観客を集めとけ!」

 「分かりました。ギルマス」

 「そう言えばオッサンの冒険者ランクは何だ?」

 「ん?俺はSランクだ」

 「そうか」
 (なら負けとくか、勝ったら面倒くさそうだし)

 「じゃあ行くぞ!」

 「ああ」

  俺達は闘技場へ向かった。さて、どうやって負けようかな。

  するとそこには100単位の冒険者達が座っていた。どうやって集めたのだろうか?二ーシャさんやばくね?

 「それじゃ、只今より新人冒険者ナイトとギルドマスターの模擬戦を開始します!」

  この声は審判の二ーシャさんだ。ルールは自分の武器を使っていい。俺はないから予め剣を借りといた。

 「では、始め!」

 「うぉおおお!どりゃぁ!」

  ギルドマスターの武器は大剣だ。その大剣を俺に目がけて躊躇なく振り下ろす。てか死ぬだろっ!俺じゃなかったら!
  あれ?剣が来ないな。動き遅っ!!こんなんでよくギルドマスターが務まるな・・・よし!お仕置きだ!ギルドマスターは強いという俺の夢を壊しやがって!!

 「遅せぇよ」

  バキィッッ!!なってはならぬ音と共にギルドマスターは吹き飛んだ。俺はただわき腹を蹴っただけなのだが。

 「「「「……・・・・・・・・・・・・……」」」」

 「え??し、勝者ナイト!・・・さん」

  ん?急によそよそしくなってない?観客も唖然としてるし。

 「あの?二ーシャさん?どうしたんですか?」

 「い、いえ、驚いただけです・・・」

  それもそうか。俺は今ギルドマスターを吹き飛ばしたんだもんな。ん?なら噂が広がらないうちに口止めした方がいいよな。

 「おい!お前ら!!今日のことは言うんじゃねぇぞ!!・・・じゃないとギルドマスターの二の舞だ!!」

  口止めだもんな。強めに言わないと。それと一応威圧かけとこ。

  「ぜ、絶対言いません!」

 「ヒィっ!た、助けて!!」

 「す、すいませんでした!!」

  などの声が観客全員から聞こえた。すいませんでした!!って俺、何かされたっけ?

 「まぁいいか。ねぇ二ーシャさん、この後どうすれば良い?」

 「え、えっと、帰って頂いても大丈夫だと思います。それと、明日か明後日あたりに来てくれればBランクカードを渡させていただきますので」

 「分かった。ありがとう!二ーシャさん、それじゃ」

 「は、はい。ボソッ(ちょっと!変わりすぎじゃない!?)」

 「ん?なんて?」

 「い、いえ」

 「ならいいけど。じゃあね、二ーシャさん」

  ヤバいもうこんな時間だ。早く帰らないと。エルリアももう帰っていると思うし飯抜きなんてことになったら・・・恐ろしい!!

  俺は急いで帰った。

「魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • 兄猫

    協会のこと…今日のこと………お、おう…

    1
コメントを書く