魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第5話 屋敷と転生者
  
  そこには視界に収まらないほどの豪華な屋敷があった。
 「すげぇ家だな・・・俺、本当にここに入っていいのか?」
 「もちろんだ!・・・別にずっといてもいいんだぞ?家がないなら」
 「本当か!じゃあお願いするよ!エルリアは良い奴だしな!」
 「そ、そうか!それならいつまでも居てくれ!!」
  ギギギギギ。屋敷の重たそうな扉が開く。
 「あら、エルリア!おかえりなさい!」
 「ああ、ただいま姉さん!紹介するよ。さっき会ったナイトだ。親が殺されて家がないらしいんだがここで暮らさせてもいいか?」
 「ナイトさん、よろしくお願いします!ところでさっきの話だけどダメよ!・・・と言いたいところだけれど、イケメンだし目の補給になるからいいわよ」
 「流石姉さん、ありがとう!」
 「いいのよ。半分私のためだし。とりあえず中に入って話しましょ」
  そうして俺達は中に入っていった。
  エルリアのお姉さんはキリッとした感じのエルリアと違っておっとり系の女性だ。幼さは残ってないものの大人の色気だろうか、とてもうつくしい。
  天井にはシャンデリア、広間には物凄く大きい机。あまりにも豪華すぎて全然落ち着かない。
 「ナイトさん、そんなに緊張しなくても大丈夫よ。あ、私の名前はアリエル。エルリアの実の姉よ。ほら、名前も似てるでしょ!」
 「本当ですね!アリエルさん、これからよろしくお願いします!」
 「ふふふ、良いのよ。弟ができたみたいで嬉しいから」
 「ところで姉さん、ナイトを学園に編入させたいのですが良いですか?」
 「ええ、もちろんでもナイトさんはイケメンだから確りキープしときなさいよ?」
 「な、何を、私はべ、別に!」
 「そんな慌てないでエルリア、多分からかってるだけだよ」
 「もう!私は寝る!また明日な!ナイト!」
 「ああ、おやすみ」
  俺の言葉に対してエルリアは目を細めニコッと笑った。不覚にも一瞬見とれてしまった。
 「さて、本題よ。あなた、捨て子じゃないでしょ」
 「ッッ!!なんでそう思うんですか?」
 「簡単よ。そんなに元気そうな捨て子はいないし、その容姿だと貴族に捕まるもの」
 「確かに俺は捨て子じゃない。でも、これだけは信じて欲しい!何かの目的があってエルリアに近づいた訳じゃない!ただ、腹が減ってたから声をかけただけだ!!」
 「・・・ぷっ!あはははは!そんな理由!?いいわ。好きなだけ食べていいし、ずっといてもいいわ。おもしろいわね、あなた」
 「よかった!エルリアとはもう友達だしな」
 「ふふ、そう言ってくれると嬉しいわ。ナーラ、この人にあれを作ってあげて」
 「はい、かしこまりました」
  緊張して気付かなかったが、メイドがいる!!ああ、ここは天国か?
 「どうぞ。ナイト様。レイランス家のスタミナ料理メガカロリーです」
  うわ。すごい名前!ってかでっか!!なんだこれ!流石にこれは・・・。
  う、うまい。表現できないうまさ。すぐ食べ終わってしまった。
 「ふぅー、お腹いっぱい!ご馳走様!ナーラさん!とても美味しかったよ」
 「光栄です。ところでアリエル様、私をナイト様の専属にさせては貰えませんでしょうか」
 「っえ?ナーラが珍しいわね。まぁいいわ、しっかりナイトさんのことをお世話してちょうだい」
 「かしこまりました」
 「それとナイトさん、エルリアには秘密は話した方がいいわよ?あの子秘密にされるのが大嫌いだから」
 「お見通しですか・・・分かりました。行ってきます」
  アリエルさん鋭いな。まぁ元々ばらす予定が早まっただけだ。俺の秘密を知ってもエルリアは友達出いてくれるだろうか。
  俺はそう思いながらエルリアの部屋の前に来た。ちなみにナーラさんが案内してくれた。
  コンコン。
 
 「エルリア!ちょっといいか?」
 「・・・の・・・ま・・・き」
 「エルリア!入るぞ!」
 ガチャ。
 「大好きだー!!」
 「え、エルリア?どうしたんだ?」
 「・・・ふぇ?・・・ナイト・・・。い、いまのは違うぞ!ナイトの事じゃなくて・・・あの・・・そ、そう!この布団の感触だ!!ああ、もう!大好きだ!!この布団!!」
 「そ、そうか。それでエルリア、話があるんだ」
 「ん?何だ?言ってみろ」
 「・・・実は俺は捨て子じゃないし魔物に襲われてお前にでくわした訳じゃないんだ」
 「・・・やはりな。そんな気はしてた。ナイトからは強者の風格がある。嬉しいよ、素直に言ってくれて」
 「分かってて俺を・・・・・・本当にいいのか?」
 「ああ!もちろんだ!それより明日は早いぞ!しっかり寝ろよ!」
 「ああ、ありがとう!」
  そう言って俺は部屋を出た。
 「終わりましたか?」
 「あ、ナーラさん。はい、今終わりました」
 「それではナイト様の部屋へ案内します」
 「お願いします」
 「ところでどうして俺の専属に?」
 「部屋に入ってから話します」
  ガチャ。
 「それで理由は?」
 「それは私が転生者だからだよ?夜風賢人君!」
 「ズルい!俺も転移じゃなくて転生したかった!!」
 「え?驚かないの?」
 「ああ、転移者がいるなら転生者もいるだろ。それに鑑定すればわかるしな」
 「な、なのになんで偽装はしなかったの?」
 「はっ!!盲点だった!!」
 「ねぇ馬鹿なの?イケメンなのに馬鹿なの?」
 「そんなに言うなよ・・・あ!そういえばこの世界のことを知らないから教えてくれないか?」
 「分かったわ。ついでに偽装の基準も教えるわね」
  こうしてオレはこの世界のことを知った。
  そこには視界に収まらないほどの豪華な屋敷があった。
 「すげぇ家だな・・・俺、本当にここに入っていいのか?」
 「もちろんだ!・・・別にずっといてもいいんだぞ?家がないなら」
 「本当か!じゃあお願いするよ!エルリアは良い奴だしな!」
 「そ、そうか!それならいつまでも居てくれ!!」
  ギギギギギ。屋敷の重たそうな扉が開く。
 「あら、エルリア!おかえりなさい!」
 「ああ、ただいま姉さん!紹介するよ。さっき会ったナイトだ。親が殺されて家がないらしいんだがここで暮らさせてもいいか?」
 「ナイトさん、よろしくお願いします!ところでさっきの話だけどダメよ!・・・と言いたいところだけれど、イケメンだし目の補給になるからいいわよ」
 「流石姉さん、ありがとう!」
 「いいのよ。半分私のためだし。とりあえず中に入って話しましょ」
  そうして俺達は中に入っていった。
  エルリアのお姉さんはキリッとした感じのエルリアと違っておっとり系の女性だ。幼さは残ってないものの大人の色気だろうか、とてもうつくしい。
  天井にはシャンデリア、広間には物凄く大きい机。あまりにも豪華すぎて全然落ち着かない。
 「ナイトさん、そんなに緊張しなくても大丈夫よ。あ、私の名前はアリエル。エルリアの実の姉よ。ほら、名前も似てるでしょ!」
 「本当ですね!アリエルさん、これからよろしくお願いします!」
 「ふふふ、良いのよ。弟ができたみたいで嬉しいから」
 「ところで姉さん、ナイトを学園に編入させたいのですが良いですか?」
 「ええ、もちろんでもナイトさんはイケメンだから確りキープしときなさいよ?」
 「な、何を、私はべ、別に!」
 「そんな慌てないでエルリア、多分からかってるだけだよ」
 「もう!私は寝る!また明日な!ナイト!」
 「ああ、おやすみ」
  俺の言葉に対してエルリアは目を細めニコッと笑った。不覚にも一瞬見とれてしまった。
 「さて、本題よ。あなた、捨て子じゃないでしょ」
 「ッッ!!なんでそう思うんですか?」
 「簡単よ。そんなに元気そうな捨て子はいないし、その容姿だと貴族に捕まるもの」
 「確かに俺は捨て子じゃない。でも、これだけは信じて欲しい!何かの目的があってエルリアに近づいた訳じゃない!ただ、腹が減ってたから声をかけただけだ!!」
 「・・・ぷっ!あはははは!そんな理由!?いいわ。好きなだけ食べていいし、ずっといてもいいわ。おもしろいわね、あなた」
 「よかった!エルリアとはもう友達だしな」
 「ふふ、そう言ってくれると嬉しいわ。ナーラ、この人にあれを作ってあげて」
 「はい、かしこまりました」
  緊張して気付かなかったが、メイドがいる!!ああ、ここは天国か?
 「どうぞ。ナイト様。レイランス家のスタミナ料理メガカロリーです」
  うわ。すごい名前!ってかでっか!!なんだこれ!流石にこれは・・・。
  う、うまい。表現できないうまさ。すぐ食べ終わってしまった。
 「ふぅー、お腹いっぱい!ご馳走様!ナーラさん!とても美味しかったよ」
 「光栄です。ところでアリエル様、私をナイト様の専属にさせては貰えませんでしょうか」
 「っえ?ナーラが珍しいわね。まぁいいわ、しっかりナイトさんのことをお世話してちょうだい」
 「かしこまりました」
 「それとナイトさん、エルリアには秘密は話した方がいいわよ?あの子秘密にされるのが大嫌いだから」
 「お見通しですか・・・分かりました。行ってきます」
  アリエルさん鋭いな。まぁ元々ばらす予定が早まっただけだ。俺の秘密を知ってもエルリアは友達出いてくれるだろうか。
  俺はそう思いながらエルリアの部屋の前に来た。ちなみにナーラさんが案内してくれた。
  コンコン。
 
 「エルリア!ちょっといいか?」
 「・・・の・・・ま・・・き」
 「エルリア!入るぞ!」
 ガチャ。
 「大好きだー!!」
 「え、エルリア?どうしたんだ?」
 「・・・ふぇ?・・・ナイト・・・。い、いまのは違うぞ!ナイトの事じゃなくて・・・あの・・・そ、そう!この布団の感触だ!!ああ、もう!大好きだ!!この布団!!」
 「そ、そうか。それでエルリア、話があるんだ」
 「ん?何だ?言ってみろ」
 「・・・実は俺は捨て子じゃないし魔物に襲われてお前にでくわした訳じゃないんだ」
 「・・・やはりな。そんな気はしてた。ナイトからは強者の風格がある。嬉しいよ、素直に言ってくれて」
 「分かってて俺を・・・・・・本当にいいのか?」
 「ああ!もちろんだ!それより明日は早いぞ!しっかり寝ろよ!」
 「ああ、ありがとう!」
  そう言って俺は部屋を出た。
 「終わりましたか?」
 「あ、ナーラさん。はい、今終わりました」
 「それではナイト様の部屋へ案内します」
 「お願いします」
 「ところでどうして俺の専属に?」
 「部屋に入ってから話します」
  ガチャ。
 「それで理由は?」
 「それは私が転生者だからだよ?夜風賢人君!」
 「ズルい!俺も転移じゃなくて転生したかった!!」
 「え?驚かないの?」
 「ああ、転移者がいるなら転生者もいるだろ。それに鑑定すればわかるしな」
 「な、なのになんで偽装はしなかったの?」
 「はっ!!盲点だった!!」
 「ねぇ馬鹿なの?イケメンなのに馬鹿なの?」
 「そんなに言うなよ・・・あ!そういえばこの世界のことを知らないから教えてくれないか?」
 「分かったわ。ついでに偽装の基準も教えるわね」
  こうしてオレはこの世界のことを知った。
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コメント
ノベルバユーザー259311
勝手に鑑定して良いの?
ノベルバユーザー310507
目の保養…目の補給…
月
天井にはシャングリラ…ʬʬʬ