魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第4話 いざ!人間の国へ!
 「さて、やりますか!」
  う〜ん、血液魔法はバレたらいけないから使えないからな、今のうち使っとくか!
 「一撃で終わらせてやる!『【無限の槍】』!!」
 (って言っても30本しか出さないけどね)
  突如俺の目の前から赤黒い魔法陣が発生する。その中から30本の槍が高速で飛び出す。それぞれの槍は魔物一体一体を無情に貫き全滅させた。
  ちなみにこの世界の魔法の発動させるには二種類ある。まずはさっきやった魔法陣から発生させるのと、俺が最初にオーガを倒した時のように血なら血、水なら水を操りそこから魔法を発動させるやり方だ。
  後者の方は魔力を使わないから非常に便利だ。
 「ふぅ、それじゃいっただっきまーす!」
 全ての血を吸うのに1時間もかかってしまったが今の俺は絶好調だ!
 「そういえば、ここってどこ??」
  ん?弱い魔物のところに違う気配・・・人間か?もしかしたら人間のいる国に行けるぞ!めしだー!!
 「『【身体強化】+【ウィンドダッシュ】』!!」
  この魔法は身体能力を底上げする身体強化にウィンドダッシュという素早さを上げる風魔法をエンチャント、つまり、足し算した魔法だ。
  空を飛ぶのは人間に見つかるためあえて走っていく。これは魔物に殺されそうだった作戦だ。この作戦で人間の国に行く。完璧だぜ!
  かかった時間は僅か10分。何十キロとある道をこうも容易く走れるこの世界は本当に最高だ。
 「よし!あれか?えっと、ブラックウルフっぽいのが三体か。真ん中はボスだな。まぁ余裕そうだからさっきの作戦で行くか!」
  気配の場所に到着し見えるような場所まで行くと、黒い狼が三体と西洋の鎧を着た人が戦ってた。足元には大きな豚の化け物、オークとゴブリンらしき死体が何十体も転がっている。
 「お?終わったな・・・よし行くか!」
  どうやら鎧の人がボスの胸を突き刺し戦いは終わったようだ。
 「はぁ、はぁ、すまんがそこのあんた助けてはくれないか?」
 「む?誰だ貴様!さては魔王軍?」
 「違う!力試しにここに来たんだが奥に行き過ぎちまってこの有様だ」
  俺はあらかじめ服に血をつけ腕等の至る所に切り傷を付けておいた。
  全てはご飯のため!痛いのは我慢する!!って言ってももう慣れすぎて痛くもないけどな。
 「そうだったのか!大丈夫か!?今ヒールをかけてやる!」
 「ああ、ありがたい!頼むよ!」
 「【ヒール】!私の名前はエルリアだ。これから国に帰るが一緒に行くか?」
 「え?いいのか?じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」
 「ああ、構わん。とりあえず馬車に乗ってくれ、ココから5キロ先にあるんだ」
 「済まないが、お願いするよ」
 「分かった。まだモンスターがいるかもしれないから話は馬車に乗ってからだ」
 「そうだな」
 こうして俺の作戦は無事大成功に終わった。さらば!愛しき森よ!さらば!間抜けな魔王よ!
  そんなこと考えていると馬車に着いた。
 「ふぅ、やっと話せるな」
  ガチャ。そう言って鎧の人は兜をとった。その中身は美しさと可憐さの両方を兼ね備えた俺と同じくらいの少女だった。
  つまり!女騎士だ!!これぞ異世界!!もう俺死んでもいいかな・・・・・・はっ!ダメだ!獣耳っ娘とエルフを見るまで俺は死なない!
  ここはもう3次元では無い。2次元だ。クラスにもそんな人はいたが、そんなことはどうでもいい。ただただ思ってしまう。
 「・・・綺麗だ・・・」
 「・・・ふぇ?そ、そ、それは、わ、私がか?」
  エルリアさんしかいないだろ!いやはや、シルア以外でも顔を真っ赤にする人いるんだな。俺の世界では数える程しか知らんぞ!
 「ああ、すまん!あまりにもキレイだったからつい」
 「〜〜〜〜〜っ!改めて言うなぁ!!」
  やばい!めっちゃ可愛いんですけど!?なんかもっとからかいたいけどさすがに止めておこう。綺麗なのは本音だけどな。
 「ところでなんでこんな所で戦ってたんだ?」
 「実は私は・・・レイランス家の者なんだ」
 「へー、それで?」
 「え?レイランス家だぞ?レイランス家!恐れないのか?」
 「恐る必要がどこにあるんだ?エルリアさんは俺を助けてくれたしな」
 「だが、私の祖父は殺人者なんだぞ?私は、私達は人殺しの一族なんだぞ?」
 「だから、関係ないって。それに殺してしまったのはエルリアさんのおじいさんでエルリアさんじゃないだろ?」
 「・・・そんなこと言われたのは初めてだよ。君はいい人だな」
 「そうでも無いさ。俺は虐められてたから悪口とか言われる気持ちはよく分かるだけだ。まぁ規模は全然違うけど」
 「・・・そうか。ところで君の名前は?」
  俺のラノベ知識だとここは転移者だとバレないようにエルリアさんと同じような名前がいいかな。なら、夜風だから・・・ナイトとかか?捨て子ということにして家名はないことにしよう。
 「どうしたんだ?」
 「ああ、すまん。俺の名前はナイトだ。これから宜しくな!エルリアさん!」
 「ふっ、ナイトにはエルリアと呼ばれても構わん。いや、むしろ呼んで欲しいぐらいだ。年も近そうだしな」
 「そうか。じゃあエルリア、宜しく!」
 「ああ!よろしく頼む!ところでこのまま私の屋敷に行ってもいいか?」
 「全然構わないぞ。あとちょっとお願いがあるんだが」
 「何だ?ナイトの頼みなら大体は聞くぞ?」
 「俺に剣を教えてくれ!俺は実は捨て子なんだ・・・そして、その育ての親もさっき、森で・・・。魔法なら教えてくれたんだが、どうも剣術はからっきしらしい。
  そこで、さっきのエルリアの腕前だ!あんな数のモンスターを相手に1人で戦い、勝った。もう俺の目にはおまえしか映らない!」
  どうた!俺の迫真の演技!でも最後のは言いすぎたな。エルリアの剣技しか映らないなんて。
 「う〜〜〜っ!分かった!分かったからそれ以上言わないでくれ!ボソッ(さっきからなんでそんなこと言えるんだ?)」
 「ほんとに?教えてくれるのか?剣を!」
 「ああ、だが私では無い。ナイトには私と同じ学園に行って貰うぞ!」
 「へ?だけど俺、常識とかないし勉強とかもできないと思うぞ?」
 「全然構わん!そこは私が教える!・・・あの・・・その・・・実は友達出来たことなくてだな・・・もちろん、強制はしないが・・・出来れば一緒に・・・」
  おいおい、そんなこと言われたら行くしかないだろ!でもそんな簡単に入れるもんか?
 「なぁ、俺はエルリアと一緒に通いたいが、そんな簡単に入れるもんなのか?」
 「ふっふっふ、任せておけ!これでも公爵家の次女だからな」
 「え?公爵様だったのか?じゃあエルリア様って呼んだ方が・・・」
 「やめてくれ!と、友達には名前で呼んで欲しいんだ・・・あ!もう着いたぞ!」
  エルリアさん、可愛すぎじゃないすか?
  まぁそんなことより家でっか!!
  そこには視界に収まらないほどの豪華な屋敷があった。
  
  う〜ん、血液魔法はバレたらいけないから使えないからな、今のうち使っとくか!
 「一撃で終わらせてやる!『【無限の槍】』!!」
 (って言っても30本しか出さないけどね)
  突如俺の目の前から赤黒い魔法陣が発生する。その中から30本の槍が高速で飛び出す。それぞれの槍は魔物一体一体を無情に貫き全滅させた。
  ちなみにこの世界の魔法の発動させるには二種類ある。まずはさっきやった魔法陣から発生させるのと、俺が最初にオーガを倒した時のように血なら血、水なら水を操りそこから魔法を発動させるやり方だ。
  後者の方は魔力を使わないから非常に便利だ。
 「ふぅ、それじゃいっただっきまーす!」
 全ての血を吸うのに1時間もかかってしまったが今の俺は絶好調だ!
 「そういえば、ここってどこ??」
  ん?弱い魔物のところに違う気配・・・人間か?もしかしたら人間のいる国に行けるぞ!めしだー!!
 「『【身体強化】+【ウィンドダッシュ】』!!」
  この魔法は身体能力を底上げする身体強化にウィンドダッシュという素早さを上げる風魔法をエンチャント、つまり、足し算した魔法だ。
  空を飛ぶのは人間に見つかるためあえて走っていく。これは魔物に殺されそうだった作戦だ。この作戦で人間の国に行く。完璧だぜ!
  かかった時間は僅か10分。何十キロとある道をこうも容易く走れるこの世界は本当に最高だ。
 「よし!あれか?えっと、ブラックウルフっぽいのが三体か。真ん中はボスだな。まぁ余裕そうだからさっきの作戦で行くか!」
  気配の場所に到着し見えるような場所まで行くと、黒い狼が三体と西洋の鎧を着た人が戦ってた。足元には大きな豚の化け物、オークとゴブリンらしき死体が何十体も転がっている。
 「お?終わったな・・・よし行くか!」
  どうやら鎧の人がボスの胸を突き刺し戦いは終わったようだ。
 「はぁ、はぁ、すまんがそこのあんた助けてはくれないか?」
 「む?誰だ貴様!さては魔王軍?」
 「違う!力試しにここに来たんだが奥に行き過ぎちまってこの有様だ」
  俺はあらかじめ服に血をつけ腕等の至る所に切り傷を付けておいた。
  全てはご飯のため!痛いのは我慢する!!って言ってももう慣れすぎて痛くもないけどな。
 「そうだったのか!大丈夫か!?今ヒールをかけてやる!」
 「ああ、ありがたい!頼むよ!」
 「【ヒール】!私の名前はエルリアだ。これから国に帰るが一緒に行くか?」
 「え?いいのか?じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」
 「ああ、構わん。とりあえず馬車に乗ってくれ、ココから5キロ先にあるんだ」
 「済まないが、お願いするよ」
 「分かった。まだモンスターがいるかもしれないから話は馬車に乗ってからだ」
 「そうだな」
 こうして俺の作戦は無事大成功に終わった。さらば!愛しき森よ!さらば!間抜けな魔王よ!
  そんなこと考えていると馬車に着いた。
 「ふぅ、やっと話せるな」
  ガチャ。そう言って鎧の人は兜をとった。その中身は美しさと可憐さの両方を兼ね備えた俺と同じくらいの少女だった。
  つまり!女騎士だ!!これぞ異世界!!もう俺死んでもいいかな・・・・・・はっ!ダメだ!獣耳っ娘とエルフを見るまで俺は死なない!
  ここはもう3次元では無い。2次元だ。クラスにもそんな人はいたが、そんなことはどうでもいい。ただただ思ってしまう。
 「・・・綺麗だ・・・」
 「・・・ふぇ?そ、そ、それは、わ、私がか?」
  エルリアさんしかいないだろ!いやはや、シルア以外でも顔を真っ赤にする人いるんだな。俺の世界では数える程しか知らんぞ!
 「ああ、すまん!あまりにもキレイだったからつい」
 「〜〜〜〜〜っ!改めて言うなぁ!!」
  やばい!めっちゃ可愛いんですけど!?なんかもっとからかいたいけどさすがに止めておこう。綺麗なのは本音だけどな。
 「ところでなんでこんな所で戦ってたんだ?」
 「実は私は・・・レイランス家の者なんだ」
 「へー、それで?」
 「え?レイランス家だぞ?レイランス家!恐れないのか?」
 「恐る必要がどこにあるんだ?エルリアさんは俺を助けてくれたしな」
 「だが、私の祖父は殺人者なんだぞ?私は、私達は人殺しの一族なんだぞ?」
 「だから、関係ないって。それに殺してしまったのはエルリアさんのおじいさんでエルリアさんじゃないだろ?」
 「・・・そんなこと言われたのは初めてだよ。君はいい人だな」
 「そうでも無いさ。俺は虐められてたから悪口とか言われる気持ちはよく分かるだけだ。まぁ規模は全然違うけど」
 「・・・そうか。ところで君の名前は?」
  俺のラノベ知識だとここは転移者だとバレないようにエルリアさんと同じような名前がいいかな。なら、夜風だから・・・ナイトとかか?捨て子ということにして家名はないことにしよう。
 「どうしたんだ?」
 「ああ、すまん。俺の名前はナイトだ。これから宜しくな!エルリアさん!」
 「ふっ、ナイトにはエルリアと呼ばれても構わん。いや、むしろ呼んで欲しいぐらいだ。年も近そうだしな」
 「そうか。じゃあエルリア、宜しく!」
 「ああ!よろしく頼む!ところでこのまま私の屋敷に行ってもいいか?」
 「全然構わないぞ。あとちょっとお願いがあるんだが」
 「何だ?ナイトの頼みなら大体は聞くぞ?」
 「俺に剣を教えてくれ!俺は実は捨て子なんだ・・・そして、その育ての親もさっき、森で・・・。魔法なら教えてくれたんだが、どうも剣術はからっきしらしい。
  そこで、さっきのエルリアの腕前だ!あんな数のモンスターを相手に1人で戦い、勝った。もう俺の目にはおまえしか映らない!」
  どうた!俺の迫真の演技!でも最後のは言いすぎたな。エルリアの剣技しか映らないなんて。
 「う〜〜〜っ!分かった!分かったからそれ以上言わないでくれ!ボソッ(さっきからなんでそんなこと言えるんだ?)」
 「ほんとに?教えてくれるのか?剣を!」
 「ああ、だが私では無い。ナイトには私と同じ学園に行って貰うぞ!」
 「へ?だけど俺、常識とかないし勉強とかもできないと思うぞ?」
 「全然構わん!そこは私が教える!・・・あの・・・その・・・実は友達出来たことなくてだな・・・もちろん、強制はしないが・・・出来れば一緒に・・・」
  おいおい、そんなこと言われたら行くしかないだろ!でもそんな簡単に入れるもんか?
 「なぁ、俺はエルリアと一緒に通いたいが、そんな簡単に入れるもんなのか?」
 「ふっふっふ、任せておけ!これでも公爵家の次女だからな」
 「え?公爵様だったのか?じゃあエルリア様って呼んだ方が・・・」
 「やめてくれ!と、友達には名前で呼んで欲しいんだ・・・あ!もう着いたぞ!」
  エルリアさん、可愛すぎじゃないすか?
  まぁそんなことより家でっか!!
  そこには視界に収まらないほどの豪華な屋敷があった。
  
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