再召喚された勇者は一般人として生き抜く

冬 真白

弱すぎる魔王

俺は勇者として«大賢者»«創造者»«竜騎士»を連れて魔王城に来ている。

周りを鉄壁に囲まれた1本の道を歩いている。
魔王城は迷宮になっていて常人なら辿り着くのに1年はかかる。

だが俺らは勇者だ。«世界瞳»を使えば道くらいわかる。
ま、使うのは俺じゃないが俺は魔法剣士だからな、攻撃系の魔法ばっかなんだよ。
手分けで大賢者のミルエルが«世界瞳»を使って先導してくれている。

え?魔王城に行くのにどうしてそんなに陽気なのかって?
そりゃ魔王が弱すぎるからだな。
魔王ってなんか幹部より弱いらしいよ。
幹部に力を与えすぎて弱くなっちゃったんだってさ、全くお茶目な魔王だな。

そんなことを思ってたら魔王城の扉に着いたみたいだな。
正規ルートは通りたくないから魔王がいる最上階まで«転移»しようと思う。
これも俺ではなくミルエルが使うんだがな。

っとまた話してたらもう魔王が目の前にいるよ!

「よく来たな勇者よ」

なんか魔王小さいな、俺より背が低いじゃん!
俺は165くらいだから魔王結構小さいな。

「えいっ、」

何となく持っていた聖剣を投げてみた。
まっ、それぐらいかわすだろうけどな。

「ぐぁっ、お前やりおるな!」

え?避け無かった?まじで?

これじゃ創造者のアイリスと竜騎士のメリオダスのやることなんもないじゃん!

「えっと、«火焔»」

俺が手を突き出し魔法を放つ。
放たれた魔法は王に目がけて一直線で飛んでいく。

「ぐぁっ、くそっもう終わりみたい、だな。そんな、強い魔法を、使えるとはな」

今の初級魔法だけど。

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