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ゴブリン転生ファンタジー 〜異世界?いいえ、地球です。〜

バナナキムチ

第3話 これから

よし、せっかく異世界に転生してこれたんだ。いつまでもくよくよしてたら勿体無い。一度は、失った命なんだ。折角の第二の人生、楽しまなきゃ損だろ。

「異世界に来たらまずなにをすればいいんだろうか」

頭の中で今までに読んだことのある異世界転生モノで主人公たちが何をしてたかを思い出してみる。
テンプレの異世界転生モノでは、まず死んだ後に神様に会って異世界に転生できるという趣旨の話を聞いて、チート能力を貰い異世界に旅だって行くのだ。

「ん?俺、神様にも会ってもないし、チート能力も貰った覚えがないんだが、、、」

いやいや、本来なら俺はもう死んでるんだ。
今生きてるだけで儲けものなんだし、我がままを言っちゃいけないな。

「うーん、異世界に転生した後は、赤ん坊のうちに魔力を自覚して魔力の特訓をしまくって魔力量チートしたり、大きくなってから現代の知識で知識チートしたり、最初に神様に貰ったチートで俺tueeeeeしまくったり、、、」

考えてみたが、今の俺じゃほとんど出来そうにないな。
赤ん坊の内に魔力を自覚するっていったって、どういう訳か今の俺のゴブリンの体は赤ん坊でもないし、この体になっても今の所、俺の体は、魔力?なにそれ?状態だし、現代の知識があったってこの洞窟の中じゃ知識を活かす場所がないし、チート能力は、もらってないしな。

考えれば考えるだけ不安になるんだが、俺これからどうしよう。
この洞窟から脱出できて地上に出れたとしても人間と遭遇すれば、俺なんて即討伐対象だろう。だって、俺ゴブリンだし。それに、もしも困ってる人を見つけて助けても悲鳴をあげるか殺されるかのどちらかだろう。だって、俺ゴブリンだし。そもそも、俺はここがどういう場所なのかも把握できてないんだ。俺以外にモンスターがいたとして、ほとんどが俺よりも強いモンスターばかりだろう。だって、俺ゴブ、、、。

そもそも、この世界に人間はいるのだろうか、、、。

うん!ネガティブに考えちゃいけないな。暗く考えてちゃ気持ちまで暗くなってきちまう。
それに、まだ異世界にきてからやるべきことの一つができてないしな。
空振りに終わる可能性も高いがやらないよりはいいだろう。

「よし、やってみるか」

俺は、そう呟くとスーッと息を吸い、大きく深呼吸した。そして、最後に大きく息を吸い、

「ステータスオープンッ!!」

と、唱えてみたのだった。


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