激補助のショートリリック

激しく補助席希望

#4 補助席ひとり語り

*注 これは作者の独り言みたいな物です。小説では無いのであしからず。



『人生は、何が起こるか分からない。』

ドーモ、激しく補助席希望です。今日はこの一言について話します。

ここ数年生きていて、本当に驚いた事や沢山の不思議に会い、自分の中で今1番誰かに伝えたい言葉なんですよ。


それでは先程あった事について話します。





事の発端は忘れたが…

私の所属するFictionalizerのチャット中、恋愛についての話になった時の事です。話をしてる最中に私の中にある言葉が浮かびました。



『生命短し、恋せよ乙女』


これ、どっかで聞いたんだけど誰の、何の台詞だったかなぁと。


誰かの詩?短歌?名言??


色々と思い出してたんですが、やっとの事で思い出したのは…

『サクラ大戦』のキャッチコピーでした。

友達に大好きな奴がいて、ネットで検索した時にそれが見えて「あぁ!コレだ!サクラ大戦だ!!だから聞いた事あったんだ!!」って納得しました。ただチャット上では、『ゴンドラの歌じゃない?』って話が上がったんですけど、そちらの方は全然知りませんでした。



…で、この話をする1ヵ月程前。

ちょっとどなただったかは忘れたんですけど、ある作家さんのあとがき的な所で、『ブギーポップは笑わない』という作品にえらく情熱的に語ってた方がいました。

その中でハルヒや他のSFラノベ作品の中ではやはりそれが自分の読んだ作品の中で完全に頂点に立ち、最も思い出深く、これに出会ったから小説を描き始めた的な事がかなり熱心に書かれていました。


自分はその『ブギーポップは笑わない』という作品は名前だけは聞いた事があり、内容は知りませんでしたがそんなに凄いんだなと関心していました。大分前からある作品だという認識ぐらいはしていましたけど、その作家さんのレビューを見て興味が湧きました。






そして数日前


デパートに買い物に出た時に、その中にあった小さな本屋さんに入りました。

自分も小説を描き始めてはや2ヶ月。

他の作家さんの書かれている作品に何か参考になる物はないかと思い立ち、本屋に入る予定ではありませんでしたがふら〜っと入りました。ホントにそんな軽い感じでした。

とりあえず、新刊発売のコーナーへ…足を進めたのですが。



『ブギーポップは笑わない』


たまたま足を進めたコーナーの真ん中に置いてありました。全くなんの本を買うか、むしろ本すら買う予定では無かったのですが、それが目に入った途端手に取っていて…

その1冊をそのまま購入しました。





そして今日。



年末の忙しさに一区切りついて、夕食後に買った本を読みました。



ホントにビックリですよ。
何がって?


『ブギーポップは笑わない』に、『ゴンドラの唄』が出てくるんです。ネタバレになるので詳しくは書きませんがとても重要なファクターとして出てきます。小説を読んでてその歌詞が出た時に、とんでもない寒気がしました。





『生命短し恋せよ乙女』
…Fictionalizerのグループチャットで恋愛の話になった時にたまたま自分が思い出した言葉

『ある作家の思い出』
…彼は優秀な作品に出会い、自ら小説を書くことを思い立った。

『ブギーポップは笑わない』
…探そうとも買おうとも思ってない、20年前の小説が49の重版を経て、新刊として店頭に並ぶ。

『サクラ大戦の好きな友人』
…紆余曲折を経て、絵の専門学校を卒業した彼は今、私の小説に挿絵を描いてくれている。

『NPC勇者〇〇はどうしても世界をDeBugしたい。みたい!?』
…15年以上の時を経て、今まで枯れていた私の創作欲を駆り立てる何かが急に頭に降ってきて、ある日突然描き始めた自分の小説。




これらがぜーんぶついさっき、繋がりました。収束したって言って良いのかな?


この感覚は、単純に鳥肌が経ったとか寒気がしたなんて言葉で言い表せません。現実にこんな事起こるなんて、誰が想像出来ます?ハメられたとか、ドッキリでも仕掛けられたんじゃないかって疑うレベルです。








『人生は、何が起こるか分からない。』


だから、生きてるだけで楽しいんですよ。



以上、激しく補助席希望のひとり語りでした。

それではお疲れサマンサタバサ!!
良いお年を!来年もよろしくお願いします!!


END

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