勇者…!!召喚されたら神だった
第13話
神界 某所
新参の神々5柱が集まり何やら作業をしていた
「人間達誘拐ビジネスをやってるかと聞いたが、本当か?」
「フフフフ、いやだなぁ。誘拐ではありませんよ…人間(下等生物)達に夢を見せて開けてるだけですよ」
「ククク、ではよろしく頼むぞ」
「フフフフ、わかりました」
そう言いながら怪しい影は闇にきえて行った
◇◆◇◆
???
また馬鹿な奴らが食いついたぜ
ゲームを作るなんてボロい商売なのによ!
フフフフフフフフ笑
私流ゲームの作り方 講座
①まず、自分が神の必要があります
②次に、キーワードをつぶやく「ファンタジーな剣と魔法の世界」っと
③コマンドワード「創造開始」を発動する
④仕上げにダウンロードデータ使用量を入力した完成!
はっきり言ってプログラマー発狂ものである…
「はー、終わり終わり疲れたー」
もしこの場に、ゲーム製作者がいたのならこう言うであろう『てめぇの何処に疲れる要素があったんだ!コラァ!!!!』と
◇◆◇◆
201X年、ひっそりと運営を開始したそのMMORPGは、一部の人達に莫大な支持を得て不動の地位となった
人族、獣人族、魔族と言ったテンプレな種族からプレイヤーは種族を選択し、課金次第では妖精族、龍人族と言って種族もプレイ可能と言うありふれたゲームであった
さらに世界観も剣と魔法の世界
ステータスもHP、MP、力、速さ、運、防御力、知能と言ったテンプレなものであった
まぁ、製作者が雑な作業をした為にスキルと言ったものがなく、プレイヤー自らで魔法式や、武術を開発せねばならなかった
しかしそこが一部のプレイヤー達に支持を得る要因なり、12年経った今日では5000万ダウンロードと言う記録を達成した
そしてついに計画は動きだすーーーーーーー
『ふははははは愚かな人間どもよ!おm「はい、ちょっと待った!それはさせねぇよ!」』
ーーーーーーと思われたがやはり古参の神々に邪魔をされたのであった。
◇◆◇◆
「おい、お前ら!なんか言うことはあるか?」
「俺はやってねぇ」  「有罪」
「私は人間達に夢を与えただけです」「有罪」
「ぼ、僕は知らなかっ「有罪」」
「テメェらにいつ、言い訳をいえと?言った?」
「「「なんか言うことあるか?っていったじゃ(ないです)(ねぇ)(ん)か!!!!」」」
「口答えはいいから!」
「酷ぇ…」
「理不尽」
「サイテー」
「お前らは今から島流(デスゲーム)しだ!」
「や、やめて」
「安心しろ、他の犯罪神も一緒だ」
「余計にいやです」
「選別として選ばせてやるよ。力か?HPか?」
「フザケンナぁぁ!俺はやってねぇ!」
「俺たち以外に二人いるんだ」
「ふふ、これのことかな?」
そこには焼き殺され灰になった二人だったものが、あった
「サァ?選べ!選択か!死か!」
「力で…」
「りょ!両方よこせ!」
「両方だと?くれてやる」
「おま!ずるいぞ」
「選択〈力とHP〉と死だろう?」
「違!違う!待てぁぁぁぁぁぁぁ……ぁあ……」
「はははははは笑、最後は君だ。君は何を選ぶ?」
「HPで…」
          
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