プロローグ大戦の始まり

偉大なる技巧神■■ン■ルにより魔術、建築、技術、などの神の叡智を与えられてから1500ほど、人類はかつてないほどに発展を遂げた。

異界より湧出した魔人、魔獣たちの悪しき者達に人類は侵されていた。
そこに立ち上がった大聖域統括守護者フィルトラス・クリケルトと技巧神の加護を得た断罪神官ガウラ・ティウスが超広範囲魔法"星砕きの十字剣"と呼ばれる最強の魔術を使用し惑星からほぼ全ての悪しき者達を滅ぼした。
この二人の英雄が離れている際に復讐に燃えた約100万を超える軍勢によって襲撃を受けた大聖域は、最終的に技巧神の介入により事なきを得た。

悪しき者達に購えない人類に慈悲深い技巧神は理不尽に贖う力を。

努力すればするほど伸びる才能を。

自らを示すものを。

多様な環境を。

そして生まれ持った才能を与えた。

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ほぼ焼失している資料からこれだけの記録を引き出せたのは幸運だった。
後の戦乱により謎の神、技巧神の記録はほぼ失われ教会と不老不死の聖人たちにより匿名されている。

後にあった最初の人類同士の戦争に対する資料も見つかった
一体何があったのか、町中に張り出されたとされるこのポスターから解き明かしていこう。

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『天より光降り注ぐ時、又欲するもの力得るだろう』
『理不尽なる力より立ち向かう時、人を捨て過去を廃し未来を代償にそのカ目覚めるだろう』
『悪しき者共の根源を打ち砕け』
『選ばれし者による優れた未来を求めよ』
『鉄の鳥、鉄の魔獣を加護を持って粉砕し勝利を掲げよ』
『神を騙る大罪人を処刑せよ』
『劣等種を駆除し我らの未来を切り開け』
『選ばれし人類よ祝福あれ

大聖域統括守護者補佐臨時議会長アイトラス・クリケルト』

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