クラス転移でみんな勇者なのに俺だけ魔王だった件
回収
魔王会から飛ばされるとそこは森の近くだった。
周りを見るとエルも飛ばされてたのかすぐ隣にいた。
「お兄ちゃんここどこ。
なんで急に場所を変えたの?」
「俺が魔王じゃなくなったからだ。
後,場所は分からん。
リリィここがどこかわかるか?」
(いえ,わかりません。ただ今まで行った街の場所はわかっていますがどうします?)
とりあえずまずは落ち着けるところに行くべきか。
そう考えエルを呼ぼうとすると。
「いえ,呼ぶ必要はありません。
全く貴方にはホントがっかりしました。」
突如聞こえた声の方を見るとそこには白い羽を広げ宙に浮いているそしてどこを見ても天使としか思えない姿の者がいた。
「一応聞いておく。
お前は天使か?」
「ええそうですよ。
さて,我々が与えた使命を果たせない愚か者には力と協力者を返してもらいましょうか。」
力と協力者か。
力の方は別に構わねえがエルの方は自分勝手だが渡したくねえ。
「時間も勿体無いのでさっさと終わらせましょう。」
天使がそう言い終わるとゼンの体がいきなり重くなった。
ゼンが動こうとすると上から光の短剣がいくつも降り注ぎゼンを串刺しにする。
そして天使は血を垂らし動けないゼンを無視してエルの方に向かう。
『業火球。』
しかしエルが反撃してきた。
これには天使も予想外だったのか避けれず炎に飲み込まれる。
炎がおさまっていくなか天使は光の球体に守られていた。
「はぁ、もう貴方に使命は終わったのですよ34万5064号。」
「私はそんな番号じゃない!
私はエルっていうお兄ちゃんにつけてもらった名前があるもん。」
「この男に影響されましたね。
まぁ貴方ごときがさからおうが私には敵いませんけどね。
しかしめんどくさいです。
静かにしてください。」
するとエルはひと言も喋れなくなった。
「貴方はまだ未熟なので言葉にしないと事を起こせないんでしょう。
さて,後は力の方ですね。」
天使はそう言いゼンの方に近づいてくる。
エルはその後から見えない鎖に引っ張られいるようについていく。
「リリィ,オートモード。」
ゼンはそう言いリリィにエルを助けるように天使に向かわせる。
すると天使は驚いていた。
「おや,まさか潔く力を返してくれるのですか。
意外と素直ですね。」
(はぁ?)
「なに言ってるんだ。
お前が言う力ってのは『ルーレット』のことじゃないのか?」
「『ルーレット』なんですそんな聞いたこともないスキル?
我々天使が貴方に貸した力はリンクですよ。」
「ちょっと待て!
リンクはルーレットの結果で出てきたスキルだそんなわけないだろう。」
「だからなんですその『ルーレット』とか言うスキルは。
我々天使は全てのスキルを管理してますがそんなスキル聞いたこともありませんしさらに言えばスキルブックにも載ってませんよ。」
(じゃあルーレットは一体なんなんだ?)
「一応聞くがそのスキルブックは個人スキルや職業スキルなど全てわかるのか?」
「ええ,スキルブックは全てのスキルを収集する本です。
その収集は今この時も行われているでしょう。」
「じゃあ新しくでたスキルもあるのか?」
「ええ例え新しく発現しても1秒もすればスキルブックに収集されます。
さて,無駄話が過ぎました。
それでは確かに力と協力者はお返ししてもらいました。
では,もう2度会うことはないでしょう。
無能なゴミクズ。」
そう言い天使はエルとリリィと共にゼンの前から消え去った。
後には謎だけが残った。
周りを見るとエルも飛ばされてたのかすぐ隣にいた。
「お兄ちゃんここどこ。
なんで急に場所を変えたの?」
「俺が魔王じゃなくなったからだ。
後,場所は分からん。
リリィここがどこかわかるか?」
(いえ,わかりません。ただ今まで行った街の場所はわかっていますがどうします?)
とりあえずまずは落ち着けるところに行くべきか。
そう考えエルを呼ぼうとすると。
「いえ,呼ぶ必要はありません。
全く貴方にはホントがっかりしました。」
突如聞こえた声の方を見るとそこには白い羽を広げ宙に浮いているそしてどこを見ても天使としか思えない姿の者がいた。
「一応聞いておく。
お前は天使か?」
「ええそうですよ。
さて,我々が与えた使命を果たせない愚か者には力と協力者を返してもらいましょうか。」
力と協力者か。
力の方は別に構わねえがエルの方は自分勝手だが渡したくねえ。
「時間も勿体無いのでさっさと終わらせましょう。」
天使がそう言い終わるとゼンの体がいきなり重くなった。
ゼンが動こうとすると上から光の短剣がいくつも降り注ぎゼンを串刺しにする。
そして天使は血を垂らし動けないゼンを無視してエルの方に向かう。
『業火球。』
しかしエルが反撃してきた。
これには天使も予想外だったのか避けれず炎に飲み込まれる。
炎がおさまっていくなか天使は光の球体に守られていた。
「はぁ、もう貴方に使命は終わったのですよ34万5064号。」
「私はそんな番号じゃない!
私はエルっていうお兄ちゃんにつけてもらった名前があるもん。」
「この男に影響されましたね。
まぁ貴方ごときがさからおうが私には敵いませんけどね。
しかしめんどくさいです。
静かにしてください。」
するとエルはひと言も喋れなくなった。
「貴方はまだ未熟なので言葉にしないと事を起こせないんでしょう。
さて,後は力の方ですね。」
天使はそう言いゼンの方に近づいてくる。
エルはその後から見えない鎖に引っ張られいるようについていく。
「リリィ,オートモード。」
ゼンはそう言いリリィにエルを助けるように天使に向かわせる。
すると天使は驚いていた。
「おや,まさか潔く力を返してくれるのですか。
意外と素直ですね。」
(はぁ?)
「なに言ってるんだ。
お前が言う力ってのは『ルーレット』のことじゃないのか?」
「『ルーレット』なんですそんな聞いたこともないスキル?
我々天使が貴方に貸した力はリンクですよ。」
「ちょっと待て!
リンクはルーレットの結果で出てきたスキルだそんなわけないだろう。」
「だからなんですその『ルーレット』とか言うスキルは。
我々天使は全てのスキルを管理してますがそんなスキル聞いたこともありませんしさらに言えばスキルブックにも載ってませんよ。」
(じゃあルーレットは一体なんなんだ?)
「一応聞くがそのスキルブックは個人スキルや職業スキルなど全てわかるのか?」
「ええ,スキルブックは全てのスキルを収集する本です。
その収集は今この時も行われているでしょう。」
「じゃあ新しくでたスキルもあるのか?」
「ええ例え新しく発現しても1秒もすればスキルブックに収集されます。
さて,無駄話が過ぎました。
それでは確かに力と協力者はお返ししてもらいました。
では,もう2度会うことはないでしょう。
無能なゴミクズ。」
そう言い天使はエルとリリィと共にゼンの前から消え去った。
後には謎だけが残った。
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